自分が20歳の頃は

2022年4月1日から成人年齢は18歳に引き下げられましたが、やっぱり20歳という年齢は自分にとっては特別な区切りのような感覚がまだまだあります。

自分の子供が20歳を迎えるというのも感慨深いものですが、それに伴って自分が20歳の頃のことを色々と思い出していました。

記憶が定かではないところが多いですが、いくつか印象深いことなどはあります。

タバコを吸う

自分が20歳の頃でまず思い出すのは、タバコ。

今でも何故だったのかは覚えていませんが、20歳になったらタバコを吸ってみようと目論んでいました。

出来れば、20歳の誕生日を迎えたその日に。

その頃は大学2回生で、実家から大学まで通っていました。

通学時間はちょっと長めで、ドアtoドアで片道2時間程。

往復4時間は結構な時間を取られます。

そんな時間的な制約があったので、アルバイトは実家の近くで探しました。

近くと言っても、実家の周りにはお店などは少ないので、最寄り駅から2駅行ったところにあるジャスコ(現:イオン)でアルバイトをすることに。

20歳の誕生日当日は、ちょうど夜のシフトに入っていて、終わるのは22時頃でした。

夜のシフトの時には、電車の本数が少ないので、バイト先まで自転車で行くようにしていました。

その日も帰りは自転車。

都会ではなかったので、帰り道は車が通らない道も多くて、基本的には道が暗い。

しかも、行きは下りですが、帰りは上りで坂が多い。

いつもは早く帰りたいので、頑張って自転車を立ちこぎしていますが、その日はゆっくり押しながら。

20歳になったのだから、堂々とタバコを吸っていいはずですが、慣れないからなのか何故だかコソコソしてしまう。

夜の人気が少ない雰囲気というのは、ちょうど良かったのかもしれません。

その頃は、コンビニなどはほとんどなかったですが、自動販売機でタバコが誰でも買えてしまったので、当日に調達。

どんな感じだったのかなどは全然覚えていませんが、20歳になった日に目的を達成して、満足だったことだけは覚えています。

お酒を飲む

多くの人は、20歳の誕生日にお酒を飲むことを試しているかもしれません。

それは親とだったり、友達とだったり、一人だったり。

私の場合は、何故かその発想はありませんでした。

もしかしたら、お酒を飲むことに良いイメージを持っていなかったからかもしれません。

鹿児島出身の両親のうち、父はお酒が好きでしたが、母は下戸。

父は毎日晩酌をしていました。

普段は寡黙なタイプですが、お酒が入ると少し饒舌になる。

それが良いとか悪いというわけではなく、お酒を飲むと普段とは変わってしまうということが刷り込まれていたのかもしれません。

子供の頃にたまに鹿児島に帰省して親戚などに会うと、お酒が好きな人が多いので、これまた普段と違う感じになる人が多い。

そうした普段と変わってしまうということに対する恐れみたいなものが蓄積されていったのかもしれません。

20歳の誕生日にお酒を飲むということはしませんでしたが、大学生なので、お酒を飲む機会というのは結構あります。

そこで段々と分かってきたのですが、自分はお酒に弱いということ。

すぐに顔が赤くなり、しんどくなってきてしまう。

飲み会の場には顔を出しますが、出来るだけお酒を飲まないようにするにはどうしたらいいか。

そんなことを考えながら、お酒との付き合い方を模索していたように記憶しています。

将来について

今は税理士として独立開業していますが、20歳になった頃は、そんな将来になっているとは想像もしていませんでした。

大学では経済学部でしたが、経済・経営学科ということで、税務会計の分野の講義も受けることが出来る環境ではありました。

ただ、税務会計については全く興味なし。

同級生の中には、ダブルスクールをしながら、公認会計士や税理士を目指している人もいましたが、何で?と思っていたぐらい。

他にやりたいことがあったわけでもなく、どこかの会社に就職して会社員をするんだろうなとぼんやり思っていました。

正直なところ、それさえも具体的に考えていたわけではないので、自分が社会人になって働いているという未来が想像出来ていなかったというのが本音のところです。

だからこそ、就職活動では苦労しました。

もちろん就職氷河期の最後の世代というのもあったとは思いますが、それを差し引いても苦戦の連続だったかなと。

慌てて、必要そうな資格を調べて、勉強してみるも、そんなにすぐに身に付くわけでもなく。

20歳の頃は、何か不満があるとか、楽しくないということはなかったかなと。

ただ、これがやりたい!これをしたら楽しい!という積極的なものがなかったように思います。

高校生までの延長で、自由なところに放り出されて、迷子になっているというような感覚でしょうか。

今思えば、色んな大人と話したり、話を聞いたりして、自分の将来について考える機会があまりに少なかったのかもしれません。

耳が痛いような意見で、その時には上手く聞き入れられなかったことでも、後になってジワジワ染みてくることもある。

そういう経験をしてきたからこそ、今の自分が出来ることがあるのかもしれません。

おわりに

20歳になった日、成人式の日など、20歳を意識するタイミングは人それぞれですが、その時に何を思うのかというのは結構大事なのかもしれません。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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