情報がないも楽しめるように

何事も無駄は出来るだけ省いて効率的に進めたい。

最近は、時間がもったいないという感覚が強くなっているのか、そういった趣旨のことをよく見聞きするようになりました。

私自身も、そうした考え方をすることは多くて、出来るだけ事前に情報収集するように心掛けています。

それで問題があるわけではないですが、たまには情報がないも楽しめるようになっておきたいなと思うこともあります。

情報が集めやすい

今このブログを書いているのは、2024年8月26日。

色んな情報収集の手段があります。

それもより手軽な方法で。

例えば、旅行先についての情報収集をする場合。

私が子供の頃であれば、まずは本や雑誌などの紙媒体。

旅行先について書かれたガイドブックや旅行会社などが出しているパンフレットの情報など。

手軽さという意味では、本屋さんなどに出向くだけなので、そんなに難しいことではありません。

しかしながら、どうしても移動などの手間暇は掛かってしまう。

今であれば、ネットで簡単に情報を収集することが出来ます。

スマホが手元にあれば、その場で色んな情報を検索することが出来る。

私自身も、旅行の計画を立てる時には、まずは宿泊先と交通手段をネットで予約してから、現地の情報をじっくりネットで検索することがほとんど。

もちろん、ネットの情報と合わせて、旅行本や雑誌から情報を得ることもありますが、昔に比べれば圧倒的にネットの割合が増えました。

事前に情報収集をしておくことで、ものごとが滞りなく進んでいくのは、多くの場合望まれていることです。

準備不足で色んな人の時間を奪ってしまうことが良いということはないでしょう。

私自身もそう思います。

ただ、その予定調和な雰囲気が、少しだけ味気ないと感じてしまうこともあります。

情報がない中でも楽しんだ経験

私の勝手なイメージかもしれませんが、私が子供の頃は、そんなに時間に追われていたという感覚はありませんでした。

もちろん、子供だったので、そういった意識が薄かったというのもあるでしょうが。

多くのことが、事前に情報収集して動くわけではなく、行き当たりばったり。

それが良い悪いということではなく、それが現実だったかなと。

そんな中でも、楽しめた経験というのは多くあります。

一番印象的だったのは、中学校の修学旅行の時のこと。

行き先は、東京方面。

覚えているのは、東京ディズニーランドと東京タワーに行ったこと。

初めての東京ディズニーランドでワクワクしていたのですが、当日になって、一緒に回ろうとしていたグループの大半がアトラクションには乗らないと言い出しました。

理由は分かりません。

男子ばかりで、中学生という思春期の時期でもあり、急に恥ずかしさみたいなものが出て来たのかもしれません。

結局、数人のアトラクションに乗りたいメンバーだけで回ることに。

人気のアトラクションに数時間づつ並んで、2~3個のアトラクションには乗ることが出来ました。

それはある意味予定通り。

楽しかったのですが、直前に回るメンバーが変わるなどの予定変更もあって、少し混乱していたのか、フワフワした気分だったのを覚えています。

そんな気持ちを引きずったまま東京観光へ。

どういった経緯でそうなったのかは覚えていませんが、東京タワーに行こうということになりました。

特に目的もなく、事前に情報収集もない状態。

とりあえず行ってみることに。

せっかくだから上まで登ろうということで、入り口を探してもなぜかすぐには見付けられず。

東京タワーの下あたりをウロウロしていました。

すると、上に登れる階段がありました。

正式な入口ではなさそうで、非常階段のような雰囲気。

でも、立ち入り禁止とかではなく、他の人も登っている。

上に行きたいのだから、これを登ってみようということになりました。

東京タワーの登り方のイメージとは違っていましたが、一緒にいたメンバー全員のテンションはあがっていました。

ただひたすら階段を登っていくのみ。

しんどさもあったのでしょうが、全然気にならず。

今でも、赤い鉄の階段をグルグルと登っていた景色を覚えています。

そして、一番ワクワクしていたことも。

事前にそんな情報があったわけではなく、行き当たりばったりではありましたが、今でも強烈に印象に残っている出来事です。

たまにある当たりを楽しめるぐらいの余裕を

もちろん、そんな行き当たりばったりばかりだとスケジュールは成り立ちません。

その時は、たまたま上手くいっただけで、失敗すれば無駄足になってしまうかもしれません。

先の経験で言えば、東京タワーの前までは行けたけど、結局中には入れなかったとなれば、後悔していたかもしれません。

ただ、どう捉えるかは自分次第。

上手くいかなかったことも、後で楽しい思い出だったと笑えるようであれば、それはそれで楽しいもの。

予定調和を基本としながらも、たまには行き当たりばったりな計画も盛り込んでいく。

情報が溢れている時代だからこそ、その正しさの検証が追い付かないということもあります。

そこに時間を掛け過ぎて、前に進めないぐらいなら、思い切って情報なしで進んでみるのもいいかもしれません。

どんなときでも、不測の事態に対応できるぐらいの心の余裕を持っておきたいところです。

おわりに

スマホや地図ばかりを見て歩くよりも、周りを見渡して歩き出すことが大事な時もあるものです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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