子供の言動で初心を思い返す
小さい頃も、成長して大きくなっても、子供の言動に改めて気付かされることがあります。
その頃の自分を思い出して、初心を思い返しているのかもしれません。
ルート検索で何を重視する?
先日、子供と一緒に電車で京都に行く用事がありました。
子供自身の用事で私は付き添い。
もう高校生なので、基本的には自分で行き方を調べてもらいます。
スマホがあるので、昔に比べれば手軽に調べられるかなと。
私自身も仕事で定期的に行く場所の近くだったので、大体のイメージは付いていました。

そこで、子供から提示されたルートは、私が普段あまり使わないルートでした。

何でこのルートを選んだのか聞いてみると、「値段が一番安いから・・・」とのこと。
確かに、私がいつも利用している「経路1」だと片道1,100円。
子供が選んだ「経路3」だと片道850円。
明らかに「経路3」の方が安い。
私が「経路1」を選んでいるのは、時間が早いから。
「経路1」なら所要時間59分で、「経路3」なら所要時間1時間16分。
当たり前のことですが、特に急いでいるわけでなければ、安い方がいいでしょう。
いつの間にか短絡的に時間重視になっていたのかもしれません。
ひと駅を歩く
学生であれば、通学に電車を利用する場合には、定期券を購入することがほとんどでしょう。
私も、高校生や大学生の時には、使っていました。
最近では、PiTaPaなどのICカードに定期の機能を付けて利用することも多いようです。
私の子供も電車で通学しているため、ICカードで定期を利用しています。
先日、子供と話している時に、自宅の最寄り駅から学校とは反対方向の駅まで徒歩で往復したという話がありました。
ひと駅だけど、電車に乗ったらいいのにと言うと、「お金が掛かるから・・・」とのこと。
基本的に、定期は2つの乗降駅を決めて、その間の駅なら途中下車しても料金は掛からないという認識です。
ただ、PiTaPaなどのICカードの場合には、もう少し利用の幅が広くなっていて、それが子供に上手く伝わっていなかったようです。
PiTaPaホームページ
各交通機関が提供する割引サービス

今回の場合であれば、学校とは反対方向にひと駅ではありますが、対象駅に該当して、「登録駅⇔対象駅」に当てはまるので、定期の利用範囲とみなされて、料金は掛かりません。
それからは、電車で行くようにしているようです。
交通費を浮かせて・・・
こうした言動を見聞きしていると、自分が同じ頃のことを思い出します。
自分で収入を得ているわけではないので、自由に使えるお金はかなり限られている。
親が贅沢をしていないのに、必要最低限のお金以外をお願いしにくい。
そういう思いもあって、よく交通費を浮かせて、そのお金でジュースやお菓子を買ったりしていました。
高校では陸上部に入っていたので、練習や大会などで学校以外の場所に行く機会が結構ありました。
主な移動手段は電車かバス。
そうした交通費は、必要なお金としてきちんと親からもらっていました。
ただ、そのまま交通費として支払ってしまったら、お金は残らない。
そこで、交通費を浮かせるために、行けるところまで徒歩にする。
もちろん時間の制約などもありますが、結構歩けるものです。
ただ、やっぱりしんどいですし、電車やバスに乗った方がラクなのは間違いありません。
毎回というわけにはいかなかったですが、たまにそうやって得られたお金で買うジュースやお菓子は格別なものだったかなと。
おわりに
最近は時間を優先させることが多くて、それが推奨されるような雰囲気も感じますが、こうした些細な楽しみを喜べるぐらいの余裕は持っておきたいものです。
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この記事を書いている人

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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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