PayPay売上がある場合に月次決算で確認しておくこと
事業者が売上代金を回収する際には、複数の選択肢があります。
最近では2次元バーコード決済などキャッシュレス決済がかなり浸透してきました。
その辺りの内容については、別の記事でも取り上げています。
売上を入金方法で分類しておく
今回は、月次決算を行う際に最低限確認しておくことについて、PayPayを例に取り上げてみます。
PayPay導入の概要
2次元バーコード決済の中でも、PayPayの知名度は高い方かと思います。
スマホ等で、お店に置かれた2次元バーコードを読み取る、又は、レジのバーコードリーダーでスマホ等に表示させた2次元バーコードを読み取ってもらうことで、支払が完了する。
現金を持たずに、買い物が出来るというのは、消費者側としても手軽で便利なものです。
事業者側としても、店舗などにPayPay決済を導入するのは、2次元バーコードを読み取ってもらう場合には、それ程複雑な手続きではないので、気軽に導入することが出来ます。
PayPayホームページ
申込みはかんたん3STEP
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ご利用準備
「PayPayコードキット」は色んな種類のものがあるので、使い易いものだけを選んで設置することになります。
店舗情報は、実際にPayPay決済したときに、消費者側のスマホ等に表示されるものですので、ある程度はきっちり設定しておきたいところです。
ロゴマークなどで視覚的に印象付けることも大事かもしれません。
後は、決済された情報を確認していくことになります。
売上を確認する
事業者側には、管理用のサイトが用意されていて、そこにログインすることで、PayPay決済の状況を確認することができます。
PayPay for Business ログインページ
PayPayによる売上等の情報がここに集約されています。
売上を確認する場合には、「取引」画面を利用するのが一般的です。
PayPayホームページ
「取引」メニューから確認する場合
↓
事業者側で月次決算を行う際には、月毎などの期間に区切って、表示させることになります。
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期間指定を用いた取引検索
↓
表示された一覧をCSV形式のデータでダウンロードすることも出来ます。
手順については、詳細に記載されていますが、ここでは主要なものだけピックアップしています。
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取引履歴のデータダウンロード手順
↓
CSVファイルデータの一例です。
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エクセルでのCSVファイルの開き方
月決算の資料としては、画面表示だけだと毎回確認しに行く必要があるので、CSVファイルの保管を毎月行うのも一つの方法です。
入金を確認する
入金を確認する場合には、「入金」画面を利用することになります。
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入金内訳について
↓
PayPayホームページ
入金内訳の詳細について
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入金情報については、「入金内訳」のリストはCSVファイルでのダウンロードが出来ないようですが、「入金内訳の詳細」については入金日ごとにはなりますが、CSVファイルでダウンロードすることが出来ます。
月次決算を行う際には、差し引かれた利用料等の情報が必要になるので、「入金内訳」のリストを画面コピーして保存しておくのも一つの方法です。
「入金内訳の詳細」からCSVファイルとしてダウンロードする場合には、入金日の情報が含まれていません。
ファイル名に年月日を入力して保存しておくことも有用な方法です。
おわりに
ペーパーレスが浸透してきて、紙の保管が不要になることは歓迎すべきことですが、その分どこで何を管理しているのかを把握しておくことが重要となります。
データはあるけど表示させる方法が分からない、という事態は避けたいところです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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