思春期の娘との距離感
3姉妹の長女として過ごしてきた妻からずっと以前から「父親は拒否される時期がある」と予告はされていました。心の準備は出来ていたつもりで、そういう兆候はあるなと薄々感じていたのですが、いざ直面すると・・・ショックは隠せません。今思うことをまとめておいて、今後の接し方の参考にしようと思います。
ある日の会話
その日は特別な用事もなく、いつもの休日と変わりない日でした。次女(小5)が下敷が割れてしまったので買いに行きたいと言ってきました。
妻は出掛けており、家に居たのは長女(中2)と次女と私。ちょうど買いたいものもあり、「そしたら一緒に買いに行こうか」と普通に誘うと、ちょっと嫌そうな感じ。「どうしたん?」と聞いてみると、「○○(長女)は行くん?」との返答。そこで、はたと気づきました。拒否られている。その場は即答出来ず、すぐさま長女に確認すると、本屋に行こうと思っていたらしく一緒に行ってもいいよとのこと。とりあえずは3人で出掛けることにはなりました。
一旦ショックを受ける
出掛ける前に、こっそりと長女に、次女が一緒に出掛けると言ったら嫌そうであったことを愚痴ると、「それはそうやで」とあっさりとした回答。
長女こそ思春期真っ只中なのですが、その辺りの考え方は割り切っていました。友達と行くようなところには基本的には家族で行かないと宣言しており、近所で同級生などに会いそうなところで、家族で行くのが自然なところじゃなければ行かないとのことでした。
言葉にするのは難しいのですが、何となく分かる気もするので、その都度聞きながら、判断してます。そんな長女からの言葉に妙に納得しながらも、寂しい思いがあったのでした。
消化してみる
普段は学校があったりで、ゆっくり接する時間があまりないので、自分では意識せずとも、大きくなっても一緒に出掛ける時間は必要だと思っていたのですが、確かに何でもかんでもというのは違っているようです。
買い物に行くぐらいなら一人でも行けますし、むしろその成長は喜ばしいはずです。小さい時には何かと手が掛かって、しんどい時にはきついと思うこともありましたが、今は大抵のことは自分で出来ます。今こそ次の段階に入る時なのかもしれません。
思うこと
プラス思考で考えれば、友達とはまだ行けないところには積極的に行ってくれる余地はあります。これからはその限られた時間を大事にしながら、家族の思い出を重ねていければいいなと思っています。勤務している時には、仕事に追われて、それこそ子供と接する時間は限られていたのに、いざ時間が出来ると勝手なものだと自分でも思います。
これからは仕事や趣味に限らず、自分の時間も大切にしながら、子供達が体験したことのない世界を見せれるように、それが将来に役立つように、アンテナを張って過ごしていこうと誓った次第です。
小括
自分の中では衝撃的な出来事でしたが、妻に話すと「前から言ってたやん」と優しいお言葉もいただきました。もしも予告してもらっていなかったらどうなっていたかと思うと、妻には感謝の気持ちで一杯です。これまでも子供との色々な出来事があったので、書ける範囲でちょくちょく書いていきたいと思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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