「おうちレストラン」に込められた思い

子供が小さい頃、家で食べるご飯はおいしくて好きなのに、外食をしたがることがよくありました。そのこと自体はあまり深く考えていませんでしたが、その時のお財布事情であったり、外食に行く頻度が多いのは子供の教育上良くないのでは?というあまり根拠のない不安からセーブしていたこともありました。

先日、ラジオを聴いていて、DJの方がお子さんと家でレストランごっこをしました!というお話をされていて、ふと子供が小さい頃たまにしていた「おうちレストラン」のことを思い出しました。その時は、よく考えずに、思い付くままに行動していましたが、今考えるとこういう思いもあったのかなと考えることがありましたので、記事にしてみました。

家での食事

長女は小さい頃はそれ程顕著ではなかったと思うのですが、外食があまり好きではないようです。たまに美味しいもの・好きなものを食べに行くのは楽しみなようですが、日常の中で外食が入ってくるのに抵抗があるようです。理由は、家で食べるご飯が好きということもあるでしょうが、どうやらゆっくりとした環境で休息の意味で食事もしたいということなのだと理解しています。

次女は小さい頃から外食も好きです。今でもそれは変わりなく、むしろ拍車がかかってきているように感じることがあります。家での食事が嫌ということはないでしょうが、外食することに抵抗感が少なくて、こちらの都合で外食になる時も断ってきたことはほとんどありません。

小さい頃の外食

そんな長女と次女ですが、小さい頃は外食に抵抗がなかったため、今と比べると頻度は多かったように思います。何かと趣味嗜好が合わない二人でしたが、唯一好きな外食先は一緒で、チーズインハンバーグが有名なファミレスでした。二人とも保育園に通っていたときには、イベントに積極的な保育園だったこともあり、月に何回かイベントが開催されたりするので、その行事での発表など頑張ったことのご褒美の意味での外食が多かったように思います。親としても助かる部分があったので、積極的にそのファミレスを使っていいました。

親としては、それで外食は十分と思っていたのですが、子供としてはイベント後の外食と日常で行く外食はどうも違うようで、それ以外にも外で食べたいという提案が何度かありました。そこで、冒頭に書いたように、お財布事情や子供への教育上の問題などを勘案して、苦肉の策として家をレストランと見立てて、料理を出して食べる「おうちレストラン」を提案してみたのでした。

おうちレストランの様子

大人の感覚だと、自分で料理したり、動いたりすることが億劫な時に、外食を選ぶという感覚だったので、おうちレストランを提案した時も嫌がることを懸念していました。実際提案してみると、開口一番「やりたい!」ということで全然問題なかったです。

まずはメニュー決めから。最初は、よく行っていたファミレスのメニューを拝借。全てのメニューを選べるようにすると大変なので、メインのチーズインハンバーグ、サラダ、みそ汁、ご飯は一択で、飲物にバリエーションを持たします。手書きのメニュー表を子供に作成してもらっていました。

メニューが決まれば、次は買出し。もちろん子供達にはそこにも同行してもらいます。頑張って材料から料理を作るときもありましたが、時間がないときなどは、焼くだけなどの完成品も織り交ぜながら、楽しく続けられるようにしていくことを心掛けていました。

料理自体は親がメインで進めていきますが、材料を切ったり、混ぜたり、盛り付けたり、出来ることは何とか子供達主導で頑張ってもらいます。あまり普段積極的にお手伝いが進まないことが多いですが、こういう時には色々と気を回してくれたりします。こういう時だけじゃなく普段からして欲しいなと思いながらも、こういう機会だけでも出来ているからまあ成長かなと言い聞かせながら、見守ることに徹していました。

大体お客さん役は妻が務めることが多かったです。子供達からの指名でしたが、普段頑張ってもらっていることを感じとっているからなのか、最上級のおもてなしをしてくれていたのが印象的でした。ちゃんと席への案内、メニューの説明、注文の確認、料理を運ぶなど、普段から細かいところまでよく店員さんを観察しているのだなと感心していたことを覚えています。

こういった様子を見ていると、外食がしたいというよりも、日常とは違う雰囲気を味わいたいという気持ちの方が強いのかなと思います。買出ししたり、準備したりするのは絶対面倒くさいはずなのに、それからも定期的に子供の方から「おうちレストラン」しよう!と言ってくることもあり、何らかその楽しさに目覚めてくれたのかもしれません。

最後に

今でも食べたいものを家で作ろうと子供達から言ってくることがあります。プロではないので、 見た目は 綺麗ではない場合もありますが、味はそこそこおいしく出来るので、本人たちも満足気です。まだまだ育ち盛りで、量を多く食べたいようなので、家で作ると量への満足度があるようです。最近は二人とも大きくなってきて、外食時のお会計を気にしている節があり、そういうところを気にするようになったのだと成長を感じるとともに、ある程度はそういうことを気にしないで食べさせてあげれるようになりたいと思う気持ちとで複雑な心境ではあります。そういうときの口癖は、「自分で仕事するようになったら、ちゃんと返しますんで。」です。期待して待ってます。


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この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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