非常時だからこそ自分のすべきことを粛々と進めていく

新型コロナウィルスの影響で、身の回りの生活にまで影響が出始めています。これまで、自然災害などで、自分自身に直接降りかかってきたのは阪神淡路大震災がまず浮かんできますが、当時は中学生だったこと、震災の中心地からは少し離れていたので家が倒壊するまでには至らなかったこともあり、自分自身で考え、行動するということが出来ませんでした。

今回の新型コロナウィルスも直接というわけではないですが、その感染防止策の一環で生活に影響が出てきており、その対策が正しい・間違っているということを考えることも出来ないまま、方向性が明らかに間違っていない限りは協力していかざるを得ない状況かと思います。そんな状況だからこそ、今自分自身や周りの家族に影響している出来事を整理して、今自分がどう行動したらいいのか、思うことを書き留めておきたいと思います。

所得税等の確定申告の申告期限の延長

国税庁から正式な発表がある前から、申告期限の延長がなされるかもしれないという記事はチラホラと出ていました。正直なところ、今回の新型コロナウィルスの蔓延のニュースを見て深刻な事態だと頭では理解していたつもりでしたが、どこか遠くの場所での出来事のような意識があって、申告期限の延長にまで及ぶのかなと半信半疑な状態でした。速報で「申告期限の延長が決定」と出た時も、まだ国税庁からの発表がないので、分からないなと頭の片隅では思っていました。

正式に国税庁から発表があったときには、この時点でやっと、それ程危機的な状況なのかと改めて実感したような状況でした。納税者の方、代理で申告する税理士やその事務所の方々の状況によって、資料の収集、申告書の作成が困難になる状況は想定されるので、必要な措置だと個人的には思っています。ただ、自分の仕事としては、期限までに資料をいただいていれば、当初の申告期限である3月16日(月)までに申告を完了させることには変わりなく進めていくことに変わりはないかなと思います。

事務所によっては、3月13日(金)まで休業期間にして、延長された申告期限に合わす形の方針を出しているところもあるようです。それはそれで、一つの方法であり、考えられる選択肢かもしれません。勤務している人にとっては、休んでいる間も何だか落ち着かないとは思いますが・・・。

元々、独立して初めて迎える確定申告になるので、これまでの繁忙期という感覚を出来るだけ少なくし、平常時の状態で確定申告以外の業務も滞りなく、むしろ積極的に進めていくことを目指していました。独立していなければもっと規制やら取り決めに縛られて、動きにくい部分があったと思います。今は独立しているからこそ、色んなイレギュラーが出て来ても、自分の判断で進めることが出来ますが、それでもこの事態の先がまだ見えないことに気持ちの面での不安定な感覚は拭うことが出来ず、モヤモヤしている部分はあります。

そういう時こそ、当初の予定を粛々と進めていくことが大事なのだと言い聞かせています。もちろん、申告期限が延びて、気持ちが楽になったということを否定するつもりはありません。それもまた、一つの不安要素が消えて、業務に集中出来る活力になるのであれば、結果的には良い方向に進めるのだと思います。

子どもの学校が休校

先週の2月28日(金)に急遽全国の学校の一斉休校の要請が発表されました。こちらもそういった事態になるのではというお知らせが事前に出ていたので、子どもたちとそんな話をしながら、中2と小5の子供たちは卒業式などがないからか単純に喜んでいました。

夫婦共働きのため、親として心配するのは、3月半ばまでの休校期間中の子供たちの昼食や留守番生活。2人とも大きなったので、自分のことはある程度は出来るので助かる部分はありますが、それでも全てを任せるというところまでは心配でまだ出来ません。これも独立してよかったと思えることの一つですが、自宅から事務所まではそんなに遠くないため、可能な限り昼食は自宅で一緒に食べるようにしようと思っています。非常時にも、無理せず対応できる環境であるのは、精神的には楽かなと思います。

また、休校期間中のカリキュラムの補填の心配もあります。学校からお知らせ等いただけるとは思うのですが、このまま春休みに突入して、4月から進学となった場合には、その半月のカリキュラムは不要だったということ?になるのかなと単純に思ってしまいます。非常事態ではありますが、その辺りがないがしろにならないことを願います。親にも負担がかかることが出てくるかもしれませんが、非常事態ということで、こちらも協力できることはすべきかなと思っています。

最後に

自分に今まさに直接関わることを思いつつくままに書いてみましたが、他にももっとあると思いますし、これからも色々と出てくるでしょう。その都度考えて、判断すべきことは決めていく必要があります。独立して自分の状況をある程度コントロール出来る状態ではありますが、だからこそ周りの状況とのギャップに心がかき乱されて、平常心を装いながら、漠然とモヤモヤとした気持ちを持ったままこの数日を過ごしています。自分に出来ることを実行しつつ、この事態が早く収束していくことを願うばかりです。


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この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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