「お父さんがキモい理由を説明するね」を読んで思うこと
自分が子供の頃には本を読むという習慣がほとんどありませんでしたが、社会人になってからは特に本を定期的に読むようになりました。それでも、ムラが多くて、一時はこの著者の推理小説を集中的に読むなど偏りが大きかったりします。
その波の影響か子育てに関する本に関しては、ほとんど読めていませんでした。最近になって、子どもが大きくなってからですが、そういった本を読む機会が少しづつ出て来ました。
別に子育てに関する本を避けていたわけではないですが、最初に読んでみようと思った本について、ふと思い出しましたので、読むことになった経緯、共感したことなど、記録しておきたいと思います。
出会い
ちょっと前のことになりますが、一時近所の図書館に2週間に1回ぐらいのペースで通っている時期がありました。2週間というのは、本の貸出期間ですが、そこで2~3冊借りて、2週間後に返しに来た時に、また2~3冊借りるということをしていた時期がありました。それほど長い期間ではなく、数か月程だったと思います。
最初は、読みたいと思っていた池井戸潤さんや東野圭吾さんの文庫本などを借りて読んでいたのですが、そのうちこれというものがなくなってきました。なので、図書館の中をうろうろしながら、自分の興味があるなしに関わらず、色んなコーナーを見て回るようになりました。
子育て関係のコーナーに立ち寄ったときに、気になるタイトルの本が目に入りました。
「お父さんがキモい理由を説明するね―父と娘がガチでトークしました 」
その時は、特に子育てで何か深刻に悩んでいたというわけではないですが、タイトルが物凄く気になって借りてしまいました。
思春期を迎える娘がいる親として、何か感じるものがあったのかもしれません。
共感したこと・参考にしたこと
タイトルからして、思春期の娘との接し方について書かれてあるのかなとは想像していましたが、まさに著者の方の実例をリアルに書かれていたので、変な言い方ですが、面白いと思いながら一気に読んでしまいました。
お話としては、思春期を迎えた娘との接し方に違和感を感じていた著者の方が、娘と話し合いを持つことで、率直な思春期の娘の思いを直接聞いていくというものですが、少なからず「そうやったんか」と思うことがありました。
育てる親も成長する子供も様々なので、家族の数だけ子育ての仕方は分かれるとは思うのですが、例え一つでもこんなに共感することがあるのかと自分にとっては、衝撃でした。もしかしたら、子育てに関する本をたくさん読まれていたり、勘のいい方であれば分かり切っていることなのかもしれませんが。
一番共感したことは、親から見れば、小さくても大きくなっても子供は子供のままですが、子どもからすると幼少期のときと思春期を迎えるような年になるときとで同じような接し方をされると嫌になることがあるということ。
親は、子どもが小さい頃に「〇〇ちゃーん」と言って抱っこしたりすることと同じような感覚で、思春期を迎える子供と接してしまいがちですが、子どもからすると大袈裟なリアクションはうざくて、普通に接して欲しいということでした。
私自身も、この著者の方ほどではないにしても、子どもが小さい頃のままの感覚で少し大袈裟なリアクションで接してしまうことがあり、確かにその時には少しリアクションが悪いなとは気付いていました。まさに、こういうことだったのかという思いでした。
実際に、これを読んだ後に、意識して普通のテンションで話したりしてみると、確かに今までのリアクションとは違っていることが増えました。さすがに思春期なので、ゼロにはなっていませんが。
実践出来ていないこと
著者の方は、思春期の娘さんと向き合うために、色々なことを試されています。
その取っ掛かりになったのが、娘さんと向き合うためにテーマを決めて2人で話す時間を定期的に持つようにされたことでした。
私の場合は、そこまではまだ出来ていません。実際には話をすることはありますが、テーマを決めて話すというよりはディスカッションするような感覚を娘とするというイメージがまだ湧いていないからでしょうか。
本の中では、親との関わりに関することだけではなく、子どもの考え方などを聞くために様々なテーマを決めて話をされています。こういった試みは、参考にしたいことでもありますが、他にも何か自分なりの方法で、子どもの成長の助けとなることを考え続けていきたいです。
何かを直接教えるということだけではなく、子どものやりたいこと、挑戦したいことが出来る環境を整えたり、やりたいことが見つかっていないのであれば、まずはやりたいことが何なのかを考えるためのヒントとなるようなことを提供できればいいなと思います。
おわりに
新学期がはじまっても、学校が再開されるかはまだ分かりません。勉強が全てではないですが、過ごしやすい気候となる春には、子どもたちの明るい元気な声が響いていて欲しいなとも思います。
しかしながら、健康・安全が最優先なので、今自分たちに出来ることをコツコツと進めていくしかありません。何度も色んな方が言われていることですが、大事なことだからこそ、何度も何度も自分たちに言い聞かせることが大事かなと思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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