10年という月日の流れを考える
これまであまり意識してこなかったのですが、10年という単位での区切りが自分にとって意味合いがあるなと感じています。もちろん、5年10年という単位はキリが良いというのもありますが、今考えると、それ以外にも節目となることが多くありました。
今回はその辺りを少し振り返りつつ、これからの10年についてふと考えてみたので、まとめてみたいと思います。
子どもの頃の10年
今改めて振り返ってみると、子どもの頃の10年というのは大きな変化があり、時間の感覚としてはあっという間ですが、10年経てば、まるで別人のような変化を伴います。
生まれてから10年経てば、10歳でもう小学4年生。今の時代であれば、スマホを使ったコミュニケーションを楽々使いこなすような場合もあります。だからといって、昔と比べて、能力が高いとか優秀ということは一概には言えず、根本的な子供らしさというのは変わらないかもしれませんが。
小学校で6年、中学校で3年、高校で1年とした場合の10年は、もう子供から大人へだいぶ近づいており、接し方や扱い方も全然変わってきます。中には、反抗期を迎えることで、大人からの接し方を模索して、悩むこともありますが、10年という単位で考えれば、それもひと時の思い出で終わってしまうのかもしれません。
自分自身を振り返ってみると、短く感じてしまいますが、内容としては、進学することで学校が変わったり、クラスが変わることで関わる人がガラッと変わったりで、環境の変化が大きくて、怒涛の日々だったなという印象です。
その印象だけでいうと、大人になってからは自ら望まなければ、環境がガラッと変わることは少なくて、変わり映えしないように感じてしまうのかもしれません。ただ、大人として過ごす時間というのは、子供の頃に比べると圧倒的に長いので、変化が少ないと思っていても、長いスパンで見れば、環境が変化していく回数というのは多いのでしょう。
社会人になってからの10年
学生時代は、一般的に、小学校が6年、中学校が3年、高校が3年、大学が4年のようにある程度決められた期間で区切られていたので、10年という区切りはあまり意識していなかったのですが、大学を卒業して最初に就職した会社から税理士事務所に転職して10年経ったところから10年という区切りを意識するようになりました。
税理士事務所に転職したのが30歳の時で、税理士として独立したのが40歳。税理士を目指そうと思ってからぼんやりと10年以内にはと考えていたこともあり、そこに合わせる形となったのかもしれません。
最初に就職した会社では、入社してから新入社員研修で同期入社の人達と最初の不安と期待を抱えながら一緒の時間を過ごしました。その会社には、独身寮があり、私もそこに入っていたので、一緒に寮に入っている人とは帰る場所も同じで、寝食を共にした感覚が強く、思い入れも強かったように思います。
もちろん人それぞれに人生の選択があるので、良いとか悪いとかはないですが、私のように別の方向を目指したり、会社に思うところがあったり、家庭の都合で転職した人や、思うような仕事が出来ている人、意にそぐわない仕事についてる人、体調を崩した人、今はもう会えない人など、会社に残って頑張っている人も様々です。
最近久しぶりに会社に残っている人に会って、近況を聞く機会があったのですが、たった10年ですが、自分がいた頃から様変わりしている部分に愕然としたり、変わらないメンバーのお話を聞いて懐かしくなったり、平凡ですが、時の流れをしみじみと感じてしまいました。
これからの10年
10年という区切りは、過去の振り返りをするということもありますが、これからの人生を考えていく際に目指していきたい姿を描くのにも有効かなと思います。
私であれば、今40歳で、50歳、60歳までに自分がやりたいこと、家族にしたいことなどをメモしています。思っているだけではダメとも言われますが、毎日そのメモを見るなどして、思い続けていれば、そのことに向かって動き出すように自分自身を仕向けることができるのではないかなと思います。
ひとり税理士の方々のブログを拝見していると、やらなことリストを定期的に見直すなどされていて、その考え方に通じるものだと思います。
税理士として独立したときに、定年がないので自分で区切りを付ける必要があるなという覚悟はありました。まだ独立して7か月ですが、60歳より先のビジョンがまだありません。まだ先のことなのでそんなに焦らなくてもという気持ちがある反面、独立してしまったのだから、早く自分の方針を決めるべきという焦りもあります。
これからは日常に加えて、中長期の生き方についてもぼんやりとでも逃げずに向き合い続けていかなければなと思います。
おわりに
新型コロナウィルス感染症の影響で、外出を控えたりで、ふとしたときに考える時間が増えてきているように感じます。収束がいつになるのか終わりが見えない状況に直面して、改めて自分のこれからについても、考えていかなければいけません。
誰に強要されるわけでもありませんが、意識しないと無意識に正面から向き合うことをためらってしまうことでもあります。暗い気持ちになるのではなく、それも含めてどんな未来を描こうか、自由に考えられることに楽しさを感じながら日々を過ごし行きたいなと改めて思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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