言葉は力になる

大変な時期の中、先週税理士試験の全日程が終わりました。税理士試験に限らずですが、長期的に何かに取り組むときには、人から応援や叱咤激励を受けながら奮起するということが多々あるのかなと思います。

今回は、ふとしたきっかけから思うことがあり、応援や叱咤激励について考えてみました。

経験者からの応援や叱咤激励

人から応援や叱咤激励を受ける時には、声を掛けていただく方の人柄や個性が現れるものです。多彩な表現でこちらの気持ちを汲み取りながらお話いただく方、言葉は少ないけれどその気持ちが痛い程伝わってくる方、無言で精一杯の支援をしてくれる方、遠くから見守ることで気を散らせないように精一杯の気遣いで応援してくれる方など色々なパターンがあります。

そのどれもこちらに気持ちが向いたものであれば、嬉しく感じるものであり、前を向いて進んでいく力になるものです。税理士試験などのテストやスポーツの大会など、その目的が明確で、応援する側も内容をよく分かっている場合には、その応援や叱咤激励の言葉にも思いを込めやすいのかなと思います。

その分野で先を行く先輩から、自身の経験を踏まえたアドバイスと叱咤激励を受ける際には、より具体的な言葉からすぐに実践出来るものもあり、自分が行き詰っていたり、悩んでいたりする時には、絶大な効果を発揮することもあります。

反対に、具体的過ぎて、痛いところを突かれたり、すでに乗り越えている悩みに対してのアドバイスであることもあり、気持ちに余裕がない時には、それを疎ましく感じたりすることもあるでしょう。しかしながら、冷静に考えれば、当たり前のことであっても、忖度なく応援や叱咤激励してもらえることは、とても有難いことであり、感謝すべきことというのは後からでも気付くものです。

未経験者からの応援や叱咤激励

特にその分野に精通していなくても、人生の先輩などから応援や叱咤激励を受けることがあります。自分が進もうとしている分野とは違っていても、これまでの人生で経験されたことを元に、応援や叱咤激励をしていただくということは本当に有難いものです。

その場合には、具体的なアドバイスというよりも、言葉に込められた思いに力をもらえるのだと思います。しかも、それはその場ですぐ実践していくというよりも、言葉として頭の片隅に残っていて、知らぬ間に自分の行動指針のようになったり、ある時ふと思い出して進むべき道しるべとなったり、ということの方が多いかもしれません。

私自身の経験を振り返ってみると、小さい頃に母方の祖母から言われていた言葉がずっと心に残っています。それは、「真樹(私の名前です)は何か大きなことを成し遂げる人になる。」という言葉です。子供の頃から関西に住んでいて、母の実家は鹿児島で、祖母に会う機会というのはそれ程多くなかったのですが、小学生ぐらいまでは度々帰省していました。その時に、何かにつけてこの言葉を掛けられていました。

突拍子もないことで、当時はあまり深く考えていなかったのですが、何だか温かく応援してもらっているようで、嬉しく感じていたことを覚えています。何を持ってそんな言葉を掛けてくれていたのか、詳細は聞けなかったのですが、後から母から聞いたところによると、3人兄弟の中で私だけ里帰り出産で鹿児島で生まれたということで、祖母の思い入れが強かったのではないかということでした。

理由はどうであれ、単純に応援してもらえるというのは嬉しいもので、何かに挫けそうになったり、何かにチャレンジしようとするときには、この言葉を思い出しながら、何か大きなことを成し遂げようと今も奮闘しています。

応援や叱咤激励する立場の時は

まだまだ人生の先輩から応援や叱咤激励を受けることもありますが、少しづつ自分が人を応援や叱咤激励する機会も増えてきました。今でも何かためにようなことが言えているのか疑問なところはありますが、とにかく自分が思うように言葉を掛けるようにしています。

最初は、何かいいことを言わなければと飾りっ気のある言葉を選んだりしようとしていましたが、話しているその場で違和感を感じていたぐらいなので、相手にもあまり響いていなかったのかなと思います。

今でも心に刺さる名言など自然と出てくるということはありませんが、自分なりに気を付けながら話すようにしています。
例えば、ただ単に「頑張れ!」のような曖昧な言葉だけで終わらせないようにしています。既に頑張っていることが見ていて分かっていたり、他の人からも「頑張れ!」とたくさん言われているようであれば、「休みを入れながら決めた時間で頑張れ!」などできるだけ自分の言葉で伝えるように努めています。言い回しの問題でそんなに意味がないかもしれませんが。

結論を提示するというよりは、自分はこうだったという話を元にして、出来るだけ自己決定するための材料を提供できたらという思いが強いです。結局決めるのは自分であり、それまでの過程の手助けしか出来ないので。

おわりに

人から応援や叱咤激励を受けて来たからこそ、これからはその恩返しが必要かなと思うようになりました。間違いなく、今年の24時間テレビの高橋尚子さんの影響です。色々な解釈・考え方・意見があるとは思いますが、やっぱり高橋尚子さんはすごい!と妙に納得しました。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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