週明けの仕事を憂鬱に感じないために

週末の仕事を終えて、土日は休みだ!やったー!と思っているのも束の間、日曜日の夕方になると、また明日から仕事だと憂鬱になる。

土日が休みの場合には、こういったサイクルで毎週一喜一憂しながら過ごしていることもあるでしょう。

私自身も、働き始めてから、ずっとそんな気持ちを持ったまま過ごしてきました。

先日、日曜日の夕方にふと明日からの仕事について、フラットにむしろちょっと楽しみに感じられる瞬間がありました。
急に気持ちが変わったとかではないですが、これまで取り組んできたことのひとつの成果なのかなと感じています。

今回はその辺りの経緯などについて、思うところをまとめてみました。

週明けの仕事が憂鬱と感じていた時の状況

世の中には色んな働き方があります。
基本土日祝日が休みの職場に勤務する働き方、休みは不定期で土日祝日が休みとは限らない働き方などなど。

私自身は、新卒で入社した会社から税理士として独立開業するまで勤務していた税理士事務所まで、基本的には土日祝日が休みという働き方をしてきました。

学生のときから土日祝日は学校が休みという環境で育ってきたこともあり、社会に出て働く時にも、土日祝日が休みであるということに特に違和感はなかったです。

両親は土日祝日が基本休みという働き方をしているわけではなかったのですが、家で自営業をしているというわけではなかったので、それ程身近に働く環境というのを意識していなかったこともあり、あまり影響を受けていなかったのだと思います。

学生の時にも、週明けの学校がめんどくさいなと思うことはありましたが、部活や行事など比較的楽しみにしていることが多かったので、それ程憂鬱とは感じていなかったように思います。

社会人になって、働き始めると、仕事の内容や職場にもよるのでしょうが、会社に拘束される時間が長すぎて、1日の大半を仕事に費やしていると感じることが多くありました。

もちろん常に全力疾走で仕事に従事していたわけではなく、合間に休憩したり、世間話をしたり、遊んだりということを挟んでいましたが、家ではない場所にいることになるので、心底ゆっくり出来るという時間ではなかったように思います。

そんな感じで平日を過ごしていると、土日祝日の休みになると、とにかく仕事から離れたい、ゆっくりしたいということで、ぼーっとテレビを見る時間としたり、ゆっくり寝たり、旅行に行ったり、買い物に行ったり、など束の間の休日を消極的にも積極的にも満喫したいと強く思っていました。

そうして休日を満喫すればするほど、週明けの仕事が憂鬱となり、前日の夜に意味なく遅くまで起きていたり、週明けの朝も出勤までの時間を遅らせるため、出来るだけゆっくり寝ようとしたり。

そして、1日の始まりが遅れてしまって、そのしわ寄せが平日に出てしまうこともある。こうした悪循環に陥ることもありました。

リズムを変化させない

週明けの仕事が憂鬱とはいえ、楽しみにしたり、充実感を持って業務に取り組んでいることもあったので、仕事そのものが嫌だということはなかったです。

税理士として独立開業してからは、1週間の仕事のリズムを自分で決める必要があります。

自分で決めれると思うのか、自分で決めないといけないと思うのか、その心持ち次第で独立開業を楽しめるかも決まってくるのかなと思います。

私の場合は、当初決めないといけないという思いから、とりあえずは勤務していた時と同じように平日は仕事、週末の土日と祝日は休みとすることにしました。

いくら自由とは言え、まだどんな感じで毎日を過ごしていくのかが具体的に分からない状況なので、自信を持ってこうだと言えることがなかったというのが本音のところです。

そこから、2020年に始まる新型コロナウィルス感染症の影響もあり、仕事への取り組み方や考え方が固まってきて、朝型の生活スタイルに切り替え、平日・土日祝日関係なく朝の時間帯を大事にするようになりました。

元々早起きが苦手というより、早起きする習慣がなかったので、早く起き続ける自信がなかったため、習慣にすることが必要だと思い立ちました。

そのためには、仕事がある平日だけ早く起きるとしても、続かない気がしていたので、毎日決まった時間に起きることにしました。

具体的には、毎日朝5時~5時半に起床し、身支度など含めて6時までに動ける状態にしておく。
そこから平日・土曜日は事務所で仕事など、日曜日はジョギングすることになります。

こうやって決めることで、毎日決まった時間に動き出すという習慣が出来ました。そうすると、週明けと言っても、同じ時間に起きて動き出すことが決まっているので、何か踏ん切りをつけるということもなく、憂鬱と感じることもなくなっていきました。

自分で選択したことなので

なかには仕事は楽しいことばかりという人もいるかもしれません。そういう人は、そもそも週明けの仕事が憂鬱ということがないので、特に何か変える必要はないでしょう。

仕事は楽しいことばかりではありません。自分で選んだ仕事であってもしんどいと思うこともあります。それでも、独立開業して、自ら選択した仕事であるならば、しんどいことでも取り組むときの心持ちは変わって来るのかなと思います。

それは、報酬であったり、やりがいであったり、それぞれ感じるポイントは違うとは思いますが、覚悟のようなものが勤務しているときとは違ってくるのかなと。

もちろん、独立開業していないと、週明けの憂鬱を解消出来ないというわけではありません。独立開業している人でも、しんどいと思っている人はいるでしょうし、勤務しながらでも上手くコントロールしている人もいるでしょう。

私の場合は、良くも悪くも周りの環境に合わせる傾向にあり、目の前の仕事に縛られることが多かったです。だからこそ、劇的に働き方を変えようと思うと、独立開業するぐらいの変化がないと、変えることが出来なかったのかなと思います。

色々と迷ったり、最初と考え方が変わったり、まだまだ試行錯誤している途中ではありますが、既に動き出しており、自分で選択したことでもあるので、週明けからの仕事に希望を持てるのかもしれません。

おわりに

昨日がちょうど日曜日で、夕方頃に明日早くこれやりたいな、みたいなことをふと思うことがありました。その時にそんな風に思う自分に驚きました。いつもいつも楽しいことばかりではありませんが、こうした小さな変化を積み重ねながら、コツコツと継続していきたいなと思います。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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