必要なサービスに対価を払えているか

タダでモノを貰えたり、サービスを受けれたりすると何だか得した気分になる。基本的には、今も昔も変わらないのですが、サービスを提供する側として、少しづつその考え方が変化してきています。

今回は、サービスに対する対価について考えてみました。

同じサービスを出来るだけ安価で

子供の頃であれば、無料で何か貰えると単純に嬉しかったものです。特に欲しかったというわけではなくても、おもちゃであれば何でも欲しい。

すぐに飽きて遊ばなくなってしまうことも多いですが、たまに自分の中でヒットする商品があって、長らく愛用することもあります。

確率としては低くても、成功体験としていい思いをしてしまうと、またそういったものに出会えるかもと期待してしまいます。

大人になってからは、流石に無料で貰えるとしても、その後の使い道などを考えて、家のスペースを考えて、すぐに捨ててしまうようなものであれば、貰わないという選択肢を持てるようになりました。

そうは言っても、根底の考え方はあまり変わっていなくて、同じサービスを受けるなら、出来るだけ安く、あわよくば無料で利用出来る方法がないかを考えてしまうこともあります。

他の人が躊躇するような高い金額の支払いをサラッと出来るということが自慢にもなる、というのが一般的な考え方かもしれませんが、こんなに安く済ませられたということを自慢するというのは関西特有の感覚なのかもしれません。

事業を行う上では、同じサービスであれば、出来るだけ安く済むのであれば、経費を少なく出来るので、同じ売上であれば利益を多く確保することが出来ます。

商売の基本という意味では、支払いを出来るだけ少なくするというのは当然の考え方だと言えます。

得することもあるけれど

同じサービスを安くで受けられると、それよりも高い金額で受けた人よりも残るお金という意味では得したことになります。

自分はこんな工夫をして有益な情報を得ることが出来たなど、他の人との違いを感じることで、優越感のようなものに浸ることが出来ます。

無料だからと言って、必要ないサービスを受けてしまうこともあります。今は必要ないことでも、無料ならということで、時間を取ってサービスを利用する。

それで、有意義な時間を過ごせればいいのですが、あまり良いとは感じなかった、むしろ時間の浪費だったと思ってしまうようであれば、何のためにサービスを受けたのか分からないでしょう。

1回目は無料、最初の1ヵ月は無料などお試しがあると、どんなサービスか使ってみないと分からないので、迷っているという場合などは有用です。

もしも利用してみて自分には合わないと思った場合には、無駄な出費を防ぐことが出来たりもします。

必要なサービスならちゃんと対価を払いたい場合も

私自身も税理士として独立開業してから、サービスを提供して対価を直接いただくようになりました。

今までも、勤務先の税理士事務所で同じようにサービスを提供してはいたのですが、サービスに対する対価を直接いただくわけではなく、勤務先を通して間接的に給料という形でいただいていたので、今思えばサービスに対する対価という意識はあまりなかったのかもしれません。

税理士業において、サービスを提供する相手方は事業をご自身でされている方がほとんどです。そういった環境で業務を日々行っていると、自然とサービスに対する対価について意識するようになる面もあります。

勤務している時の感覚で、無料で業務を請け負ってしまっている時には、お客さんの方から、報酬取って下さいよ、などご指導いただくこともあります。

もちろん無料だったら、それに越したことはないですが、という場合もありますが。

それでも、自分自身が対価をもらってサービスを提供する側でいると、対価を支払わずにサービスを受けることに違和感があるということはしばしばあります。

詐欺じゃないか?何か裏があるのでは?といった疑いを持つ場合もありますが、何よりも必要なサービスならちゃんと対価を払って受けたいという気持ちが働くのだと思います。

結局は、巡り巡って自分に返ってくるということを理解しているからかもしれません。馴れ合いだけの助け合いというのは違うと思いますが、こうした事業者全体で共有している感覚は大事かなと思います。


先日、単発サポートを受けていただいた方に、申し込みいただいたきっかけをお聞きする機会がありました。

同じようなサービスを他でも受けることが出来るような内容で、決して安くはない金額での提示でしたので、事務所ホームページの依頼フォームからの申し込みでしたが、念のため有料である旨を再度メールで確認させていただきました。

それでも構いませんということでしたので、お受けしました。面談の際に、報酬の支払いのお話になったので、申し込みいただいたきっかけについてお聞きしてみました。

すると、有料できちんと料金を明確に提示されていたから、というご回答でした。他でも無料で請け負うところもあったようですが、最初からそういったところは除外して考えていたとのこと。

提供されるサービスに対価を支払って、きちんとサービスを受けたい。当たり前のことでもありながら、全ての人に当てはまるわけではありませんが、こういった考えの方は一定数いらっしゃるのだなと改めて実感したのでした。

おわりに

今はメリットになることがないことを確認する。こうしたことに対価を支払えるかというのはひとつの目安かなと感じています。

今は自分に直接的に利益にならないことでも、将来の利益や今後の方針決定のための投資を行うことが出来るか。簡単ではないですが、こうしたことの積み重ねが事業を軌道に乗せていくことなのかもしれません。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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