勉強の優先度を上げるための工夫
勉強の好き嫌いはあるとして、勉強しないという選択肢がないのであれば、上手く向き合うことが必要となります。
私だけではないと思いますが、人間しんどいことは出来るだけ避けたいところがあり、分かっていても目先の楽しいことに逃げてしまいがちです。
今でも何かしら勉強しようと思い立つことがありますが、上手くいったこと、いつのまにか頓挫しかけていることなど、試行錯誤を繰り返しているような状況です。
今回は税理士試験への取り組みを思い出しながら、何かと並行しながら勉強する時の工夫について考えてみました。
スケジュールを決めてもらう
人それぞれ自分のペースがあって、生活リズムがあって、ということを考えると、自分のスケジュールに合わせた勉強時間の確保が理想ではあります。
この日は夕方に時間が空きそうだから、2時間勉強しよう。今日の午前中にこの仕事が終わったら勉強しよう。
柔軟に時間を有効活用出来るというメリットもありますが、勉強するのが好きで、積極的に取り組めるモチベーションがある人に限定されてしまうというデメリットもあります。
私の場合は特にそうですが、スケジュールの見込みの精度がまだまだまばらなので、この時間で終わらそうと思っていたことが全然終わらずということがよくあります。
仕事などのスケジュールであれば、ある程度余裕を持たせていることが多いので、それでたちまち期限に間に合わなくなるということはないですが、積み上げていく勉強の場合には、その日の分を飛ばしてしまうというのは避けたいところです。
その日は他の予定の影響で勉強出来なかったりすると、勉強出来なかったことに罪悪感であったり、焦りを感じてはいるのですが、しんどいことを今日は避けられたというのでどこかホッとしている部分があるのは否定できません。
そのままズルズルと言い訳しながら、勉強しない日が続くと危険信号です。自分で勉強のスケジュールを管理するというのは、継続できる意志が強くないとなかなか難しいところかなと思います。
意志が元々強い、これから鍛えていくということも出来ますが、それなら自分以外にスケジュールを決めてもらうというのもひとつの方法です。
とはいいながら、特別なことではなく、専門学校に申し込むなどよくなされていることではありますが。授業の時間が決められることで、その時間を予定として認識して、スケジュールを組んでいくことになります。
人にもよりますが、WebやDVD視聴だと時間を自由に選べてしまうので、意志が強くないと感じているのであれば、教室に行って授業を受けるという方がいいかもしれません。
もちろん、対面でなくても、ライブでオンライン授業などがあれば、その方法でもいいでしょう。ただ、オンラインだと時間の拘束感が薄れてしまう場合もあるので、ある程度の訓練は必要かなと思います。
1日の早めの時間を確保する
先程スケジュールが予定通りに進まずに、勉強の予定時間が確保出来なくなるという話をしました。
その対策として、外部の力を借りて、スケジュールを決めてもらうというのもひとつの方法ですが、勉強の優先度を上げるということもひとつの方法です。
スケジュール管理の精度は上げていきたいところですが、何かしらのズレは生じてしまいます。そして、そのズレは1日の後半になればなるほど大きくなってきます。
夜寝る前の2時間を勉強にあてようとしていたのに、予定が押して時間がなくなってしまった。そういう場合は、1日の早めの時間に勉強時間を設定しておく。
例えば、朝起きて身支度してから、1時間を勉強時間とする。この場合であれば、積み重なった予定のズレで勉強時間が確保出来ないというリスクは少なくなります。
朝早い場合であれば、寝坊するリスクはもちろんあります。そこは、1日の予定のズレと寝坊のリスクのどちらが大きいかで判断する必要があります。
私の場合で言うと、以前は寝坊のリスクが大き過ぎたので、朝早くに勉強時間を確保するということは難しかったです。
明日6時に起きてちょっと勉強しようと思っても、起き上がれずにいつも通りの時間に起床して、勉強できず自己嫌悪に陥るということを繰り返していました。
今であれば、朝早く動き出すことが出来るようになっているので、早朝の時間帯に勉強時間を確保出来るようになりました。
ただ、夜はすぐ眠たくなるので、寝る前に勉強時間を設定しようとしても、集中出来ずに、頓挫しているテキストがあります。朝か夜かは一長一短があるので、自分のスタイルを見極めて選ぶ必要があるかなと思います。
机に向かわない時間を使う
良いのか悪いのか今でも分からないのですが、机に向かわないで勉強するということが多いです。
もちろん学生時代や専門学校などで机と椅子が用意されている場合には、それに従って他の人と同じように座って授業など受けています。
ただ、それ以外の家で勉強する時などは、机以外の場所で勉強することが多いです。行儀は悪いですが、寝転んで問題を解いたり、ソファにもたれ掛かって計算したり、歩きながら暗記していたりなどなど。
テスト形式の問題をまとまった時間で解く場合には、本番と同じようにした方が効率的かもしれないですが、それ以外の場合には出来るだけ机には向かわないことが多い気がします。
やはり改まって勉強するというモードに入ろうとすると、そこまでのハードルが上がってしまうので、なかなか机に向かうまで至らずに、今やらなくてもいい他の用事をしてみたり、スマホを徐に取り出したりと、気が進まないということなのでしょう。
それが、楽な姿勢でも勉強してもいいと決めてしまうと、少しだけハードルが下がるように感じられます。行儀の問題というのもありますが、自分以外の人に迷惑を掛けないという前提であれば、取り組み方はそれぞれでいいのかなと思います。
机に向かうまでの時間を有効活用出来ると意識できれば、勉強時間を積み重ねていく感覚をより強く感じられて、達成感も味わうことが出来ます。
結果ももちろん大事ですが、こうした日々の目に見えないことの積み重ねを意識して、自分の自信へと繋げるということが目的達成への近道なのかなと思います。
おわりに
時間がある・ないというのはそれぞれ感じ方によるので、比較は難しいところですが、時間がない中で隙間時間を使って積み上げていると思い込むのも大事かなと思います。
客観的な結果は最後に目に見える形で出て来るので、その過程の努力については自分で評価して奮い立たせる工夫をしておくべきかなと思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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