読書に取り組む姿勢を考える
読書を習慣にしています、と言われると何だか良さそうなイメージを持ってしまいます。
人によっては、1日1冊の本を読んだり、速読で1日に何冊もの本を読んでいる人もいたりします。
単純にすごいなと思うのと同時に、自分には出来ないなと思ってしまいます。
集中力が続かない
私自身は、本を読むのが特に好きというわけではありません。
誰しもそうかもしれませんが、自分が楽しいとか面白いと思える本を読むのは好きですが、そうではない本を読むのは苦痛だったりします。
子供の頃に小説にハマってしまったというのも、自分にとってたまたま面白いと思える本に出会えたというところが大きかったかなと。
その辺りの読書の変遷については、別の記事でも触れています。
移動中の読書の楽しみ
そのため、大人になった今でもそうですが、専門書などの分厚い本を読むということには抵抗があったりします。
もちろん、仕事として、必要な部分を調べるのに利用するということはしていますが、あくまで辞書のような使い方でもあり、読書という感覚ではありません。
小中高までの教科書などであれば、授業などで取り上げられたところも多いので、後で通して読むということは出来たりするかなと。
教科にもよりますが、教科書を1冊の本として読んでみると、勉強とは違った見方があったりするものでした。
それが大学生になると、普通に書店などで販売されているような専門書が教科書に指定されていて、授業で触れない部分の方が多かったように思います。
それが良い悪いというわけではなく、本として読むと考えると、大きなハードルとなっていました。
特に興味がまだ湧いていない分野の本だったりすると、読み進めるほどに頭を通り過ぎていくものが多くなり、読むのが嫌になることもあります。
いわゆる集中力が続かないという状態です。
1冊の本を読む過程においては、一つの項目を読むのに、理解のために考えて、立ち戻って、ということを繰り返していきます。
その山を越えたら、また次の山が出て来てという感覚でしょうか。
それが勉強だと言われるとそうなのですが、今となっては、学生時代のように耐えながらやり切るという方法はなかなか難しいところです。
自主的に本を読むという環境であれば、なおさら拘束力は弱いものでしょう。
種類にこだわらない
読書というときに、読む本の定義みたいなものはないと思いますが、イメージとしては活字を読むということが先行してしまいます。
そして、上も下もないですが、難しそうな本を読んでいる方がすごい!となるのではと勝手に思い込んでいるところがあったりします。
しかしながら、そこにこだわってしまうと読書のハードルがあがってしまうので、読む本の種類にはこだわらないようにしています。
専門書やビジネス書も読みますが、推理小説やそれこそマンガも読書の一つとして積極的に読むようにしています。
特に読書しなければダメだとか、そういった義務感からではなく、単純に面白そうというのがほとんどです。
専門書やビジネス書については、正直なところ、仕事に役立つことがないかとか、一定のノルマのような感覚が強いですが、それもまた必要かなと思っています。
読む本を選ぶときには、狙いすまして、「これだ!」というよりもパッと気になれば購入するということが多いです。
同業者の方のブログで紹介されていた本をポチッとすることもしばしば。
これはセールス目的の紹介かなと思える時でも、興味が持てそうな内容であればいいかなぐらいの感覚です。
Amazonで自動的に出て来る「あなたにおススメの本」なども結構気になって購入することがあります。
小分けにコツコツ積み上げる
本の内容や自分自身のコンディションによっては、スイッチが入って夢中で何時間も読み続けることはあったりはします。
それは、マンガだけでなく、小説などでもよくあります。
続きが気になって、どんどん読み進めてしまう。
この次の章まで読もう、と思っても、結局ある分の最後まで読み進めてしまう。
その集中力は、自分でもびっくりするもので、何だか心地よい達成感と、終わってしまった喪失感に包まれて、なかなか経験出来ない感覚でもあります。
しかしながら、最近では、そうした集中力とかまとまった時間というのがなかなか取れないことが増えてきました。
大人になったということなのか、今日はここまで、と疲労感から自ら終わらせてしまうこともあります。
読書に集中出来る時間が減ってきたとも言えますが、そこを逆手にとって、読む本と時間を小分けにするようになってきました。
1日に一気に読み進められることは限られているので、読書の時間を1日の中に散りばめていく。
早朝に出勤して最初の時間は、専門書やビジネス書など難しめの本を読むようにしています。それも、15分~30分ぐらいで止めるようにしています。
1章単位ではなく、場合によっては数ページで終わることも。
それでも着実に毎日続けていると、数百ページある本でも読み終われます。
小分けにしたからと言って、内容が全て頭に入っているわけではないですが、最低1回は頭の中を通したという感覚になります。
私だけかもしれませんが、一気に読み進めようとするときには、視覚的には見ていても、頭の中を通っていない感覚があり、何だか消化不良な感じがすることがあります。
これは何も速読などの手法で一気に読むことを否定するものではありません。
自分にとっては、しっくりこないというだけで、それ自体はもしかしたら非効率なことなのかもしれません。
それでも、きちんと本と向き合う時間が取れたというのは、自分の中で満足感が一番大きいことに思えているので、意味はあるのかなと思っています。
おわりに
読書に限らずですが、色んなことを知りたいという好奇心はいつまでも持ち続けていたいところです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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