今でも肝に銘じている言葉
以前に感銘を受けた言葉があり、それを信じて、ずっと実践しています!
こんな風に格好よく言えることが多くあればいいのですが、私の場合はそんなにたくさんはありません。
私自身は、考え方は少しづつ変化していくものであり、ひとつの考え方に囚われ過ぎないようにという思いもあったりします。
しかしながら、日々の言動の源となるような言葉というのは少なからず存在しています。
今回は、その中でも特に大事にしている言葉について取り上げてみます。
なお、その言葉の表現の仕方や由来などは諸説あったりするので、私自身の捉え方に寄ったところになること、ご容赦下さい。
努力に勝る天才なし
この言葉は、小学4年生の時に初めて聞いて、子供ながらに衝撃的だったのでよく覚えています。
当時、小学校のクラス担任だった先生が、出産のため産休に入られるということで、代わりの先生が担任として来られることになりました。
前の先生は女性で、優しくて柔らかい雰囲気でしたが、後から来られた先生は、男性で前の先生よりも若く、若干熱血さがある先生でした。
小学4年生なので、思春期的な思考はまだなかったのですが、最初はちょっとその熱血さに暑苦しさを感じていました。
若さ故に勢いもあって、色んな取り組みを熱く進めてくれていました。
そんな中で、先生の口から出て来たのが、
「努力に勝る天才なし」
でした。
この言葉の由来などは諸説あるようですが、先生が話をしてくれたときには、野球の王貞治さんのエピソードを語られていたのを覚えています。
通算本塁打数の世界記録を樹立していた王貞治さんですが、その象徴的ともいえる一本足打法を身に着けるのに、たゆまぬ努力をしつづけていたというものでした。
他に天才と呼ばれる人は数多くいたけれども、こうした大記録を達成できたのは、努力を続けてきたからだということでしょう。
当時、少年野球のチームに所属していたこともあり、野球のエピソードというのは余計に刺さったのかもしれません。
そして、その言葉自体もそうですが、その言葉を言ってくれた先生が、自分自身も実践している姿を見せてくれていたことも大きかったのかもしれません。
今でもあると思いますが、新学期が始まったり、行事が行われるタイミングでクラスごとに学級通信が配られていました。
頻度はクラスにもよるのでしょうが、年数回ぐらいのイメージです。多くても月1回ぐらいでしょうか。
その先生は学級通信を毎日発行して、配っておられました。
しかも、全て手書きで。
正確には、学校がある日に配っていたので、平日毎日だったと思いますが、それでもすごい。
当時もすごいと思っていましたが、大人になった今思い返せば、そのすごさは想像以上です。
アナログで効率が悪い、という考え方もあるかもしれませんが、それをやり切った姿を見せるというのは、どんな名言や教育論よりも心に響くものでありました。
全員がそう思ったかは分かりませんが、少なとも私の心には響いていました。
今でもその言葉を信じて、何か出来ることがないかとこのブログをコツコツ続けています。
努力した者が成功するとは限らない。しかし、成功する者は皆努力している。
成功の意味合いは一概には言えませんが、目標を達成したというのも成功のひとつと言えるでしょう。
長い時間を掛けて達成する目標もあれば、すぐに達成できる目標だったり、設定の仕方でその難易度は変わってきます。
私の場合であれば、税理士試験がまさにこの言葉が当てはまると実感しています。
税理士試験に合格したから成功ということではなく、長い時間を掛けて目標に向かって努力し続けた結果が出た、というところです。
税理士試験は、1年に1回の試験なので、その結果が不合格となれば、それまでの努力がその時点で報われていないことになります。
私自身も、時間やお金も掛けて、挑んだ試験で、何度も悔しい思いをしました。
自分だけならまだしも、家族や周りの人にも色々と気遣い続けてもらったのに、まだそれが続いてしまう。
申し訳ない気持ちと結果が出せない自分への批判が来ないかという恐怖であったり、色んな感情が入り混じります。
もちろん、1年間の努力が無駄になるわけではなく、その次の年に合格すれば、その合格のための努力の一部だったとも言えます。
ただ、それは成功という努力が報われた結果が表れて初めて実感できるものなので、途中経過の時には苦しいものです。
もちろん、たとえ合格出来ないまま終わったとしても、他の分野で何らか活かすことは出来るとは思っています。
だからこそ、「成功するものは必ず努力している」ということを自分に言い聞かせて、努力を続けるしかありません。
そして、思うような結果が出なかった時には、「努力した者が成功するとは限らない」と自分に言い聞かせて、成功へのステップだと続けるしかないのかなと思っています。
ずっと緊張感を持って、一つのことに取り組み続けることはなかなか難しく、時にはサボってしまいたい衝動に駆られることもあります。
そんな時には、「成功するものは必ず努力している」という言葉から、ここで努力を怠れば成功出来ないと自分を戒めていました。
今では税理士試験自体は終わりましたが、別のところで「成功するものは必ず努力している」という言葉を抱えて努力を続けています。
継続は力なり
社会人になって、強く感じるのは、継続することの難しさというところです。
下手に知識が付いたり、経験が増えて来ることで、何かをひたすら続けるということが出来なかったり。
すぐ飽きて、これは今やらなくても支障ないだろう、など色々と言い訳をしながら、結局やらない。
誰も見ていないところで頑張っても、気付かれなければ、評価されるわけではなく、意味がないと思ってしまったり。
地味で分かりづらいものより、派手で分かり易いものの方がインパクトもあって、満足感も違ってくるかもしれません。
私もすぐに結果を求めて、褒められたり、持ち上げられたりしたい、という承認欲求みたいなものは人並みにあります。
もしかしたら、人一倍あるのかもしれません。
だからこそ、何かを達成した後の余韻の短さに物足りなさを強く感じてしまうのかもしれません。
大きな成果を得られて、喜びに浸る瞬間というのは誰しもあるもので、その時の満足感は心地よいものです。
そんな気持ちがずっと続けばいいのにと思ってしまうでしょう。
現実的にはその瞬間が終われば、いつもの日常が待っています。
それでも、喜びに浸れた瞬間が消えることはありません。
またそうした瞬間に向かって進んでいく。
「継続は力なり」と言うと、コツコツ努力を続けるというイメージが先行するかもしれませんが、小さくても大きくても喜びに浸る瞬間を得るために、という動機であってもいいでしょう。
そうした上下動する波風を含めて、継続していくことが力となり、次の活力となっていくのだと思います。
おわりに
ポジティブな言葉というのは結構好きで、毎朝スマホのアプリで今日の名言を見て、次なる肝に銘じておきたい言葉を探しているところです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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