久しぶりに寝込んだ時に思い浮かんだこと
最近は、朝方の生活習慣に切り替えたり、夜更かしすることが極端に減ったので、体調を大きく崩すということはありませんでした。
今日ちょっとしんどいなと思うことはたまにはありますが、動けないというほどではなく。
先日、久しぶりに寝込む程しんどいということがありました。
寝込んだ経緯
寝込んだといっても、病気やケガをしたというわけではなく、コロナワクチンの接種後の副作用からくる発熱等でした。
今回は3回目の接種だったのですが、1回目・2回目は特に副作用などはなく、次の日から普通に仕事をしたり、ランニングをしたりしていました。
もちろん解熱剤を飲んだり、当日は安静にしているなど、気を付けていることはありましたが。
今回も前回までと同じように過ごしていたつもりですが、その時の状況によって変わってくるものがあるのでしょう。
ここではワクチン接種の是非など、意見を言ったりするつもりはありませんので、事実だけを書いていきます。
接種当日は特に体調の変化はなく、ちょっと左腕が痛いなぐらいで、それは前回までと同じような感じでした。
翌日も、朝起きた時には特に変わらなかったので、早朝から事務所で仕事をしていました。
ちょうどお昼前ぐらいから、何となく集中力が続かなくなってきて、少しボーっとしてきた感覚がありました。
身体が火照っている感覚も出てきたので、仕事は午前中に切り上げることに。
食欲は普通にあったので、ランチを食べて、そのまま買い物に行くことにしました。
その時は、少ししんどいぐらいで、出歩くこと自体は特に問題なかったのでした。
その後、夕方ぐらいからしんどさが増してきて、家に帰る頃には少しフラフラとしてきて、家にたどり着くと、そのまま布団に倒れ込むように入りました。
そこから、寒気がしたり、頭痛がひどくなり、身体が熱くなるという状態が続きます。
その翌日も夕方ぐらいまではゆっくりとしていて、ようやく動き出せたというところです。
もっと長期間に及ぶ方もいるようなので、まだマシな方だったのかもしれません。
何もしないことの恐れ
寝込んでいる最中は、寒気や熱っぽさなどのしんどさもありますが、自分自身の状況を冷静に見ている部分もありました。
税理士として独立開業してから、それまでの生活リズムを変えていく中では、時間の管理方法の改善というところに注力してきました。
さすがに分単位とまではいかないですが、朝起きてから夜寝るまでの予定をざっくり入れて、実行しながら記録していく、というものです。
極端にいえば、食事をする時間、休憩する時間や仕事における業務など、空白の時間を作らない、というようなイメージです。
時間の記録をすることで、何にどれぐらい時間を掛けているかを見直すという意味合いもありますが、次の行動へのきっかけとしているところもあったり。
そういった生活を2年超続けてきて、時間を管理するということにだいぶ慣れてきた感がありました。
そうすると、寝込むという状態は、記録上は、ただ寝ているだけになります。
何もしない状態が続くので、次の行動に移るということもなく、何となく違和感が出て来ます。
そして、何もしないでいいんだろうかという恐れが出て来ることも。
ただ、頭はボーっとしていて、身体は動かないので、何も出来ないのは分かっているのですが。
それでも、これまで忙し過ぎるわけではなく、常に何かしら行動をしてきたことを考えると、何もしないことは、何も出来なくなるのではという恐れがつきまとっていきました。
前に進んでいない恐怖
身体を休めるということは大事なことなので、何もしないということは、それだけでも意味はあるという考え方もあるかもしれません。
長時間休むという行動をしていると捉えると、何もしないことの恐れは軽減されるものでしょう。
私自身は、寝込んでいる状態の時には、そうは思えませんでしたが、今思い返せば納得出来るところもあります。
ただ、立ち止まってしまっていて、前に進んでいない恐怖というのを、その時は感じていました。
常に忙しく、予定がパンパンに詰まっているというわけではないですが、ちょっとした毎日の行動でも少しづつ前に進んでいる、という感覚があります。
「人生を走り抜ける」というような表現がありますが、「人生を歩き抜ける」というイメージでしょうか。
「走り抜ける」とすると途中で立ち止まってじっくり休憩する時間が必要となりますが、「歩き抜ける」だと休憩は必要ですが、歩きながら休憩するようなイメージです。
そうした生き方を目指してきたところがあるので、立ち止まって前に進んでいない状態というのは、再び歩き出せるかどうか分からなくなるという恐怖があったりします。
コツコツと積み上げてきたものが失くなってしまうという感覚でしょうか。
ちょっとしたことへの感謝の気持ち
生活の中で、全てを自分で担っているわけではもちろんないですが、自分の役割というものはあったりします。
家族と生活を共にしているなら尚更でしょう。
寝込むとそれが出来ません。無理したら動けるかもしれませんが、時間がかかったり、上手く出来ないことの方が多いので、他の人に任せることになります。
そのちょっとしたことを任せるだけでも、本当に有難くて、ありがとう、という気持ちが持てるようになります。
それと同時に、立場が逆のときに、相手の役割を担えるような行動が出来ていたかな、と反省することばかりです。
相手の気持ちになって考える。
当たり前のことではありますが、実際に行動に移せているかはまた別の問題でもあります。
自分が寝込む状態にならないと気付けないというのは、情けない話ですが、そのことに改めて気付けただけでも、良かったのかもしれません。
おわりに
久しぶりに寝込んだので、とにかくよく寝ました。普段から睡眠不足というわけではないのですが、頭はスッキリしたので、こうした経験もたまにはいいのかなと思います。
と同時に寝込むことのデメリットも感じたので、体調管理にはやっぱり気を付けようと改めて思った出来事でした。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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