時間が経てば変わる気持ちもある
有名な人の名言というわけではないですが、会社に勤務していたときの上司との会話で印象に残っている言葉があります。
「すべては時間が解決してくれるんやで・・・」
このときは、決算作業と基幹システムの移行が重なったり、他の諸々の仕事に追われていて、夜中に会社で上司と残業しているような状況でした。
終わりが見えない状況で、絶望に近い精神状態だったので、その達観した物言いにも救われて、なるほどなと思ったことを覚えています。
すべてが自分の思う通りに上手くいくというわけではないですが、時間が経てば、何らかの解決方法が見えてくるものです。
飲食の好み
食べ物や飲み物の好みというのは、昔と今とでは全然違うこともあるでしょう。
特に、子供の頃に苦手だったものが、大人になっていつのまにか好きになっていたり。
好みが変わったというよりは、大人になるにつれて味覚が鈍感になっていくからというお話もあるようですが、そうなのかもしれません。
私自身は、食べ物や飲み物の好き嫌いは、そんなに多くないと自負していたのですが、結婚してから、そうでもないよ、という指摘を受けて、人並みにあると自覚するようになりました。
子供の頃は、男3人兄弟で、限られた量の食べ物を分け合い、時には奪い合い、という感じだったので、サバイバルの要素がありました。
それぞれスポーツをしていた時期もあったので、食欲はそれなりに旺盛で、それだけで食べる量が多くなってしまいます。
バランスを考えた食事を用意してもらっていたので、子供が好むようなハンバーグ・カレー・唐揚げ・・・などばかりというわけにはいかず、魚や煮物など子供が苦手になりがちなものもよく食卓に並んでいました。
好きなものだけだと量が足りなくなるので、苦手なものでも食べることは必要だという認識がありました。
もちろん、作ってくれた食事を残すということが、子供ながらに申し訳ないという気持ちもあり、無理して食べている部分もありましたが。
色々とやりくりしながら、出来るだけたくさん食べれるように、と頑張ってくれている親の姿を見ていると、余計に苦手だとかは言ってられないという気持ちもあったり。
そうした心の中の葛藤は別にして、表面上は平気な顔して何でも食べていたので、好き嫌いがないねと言われることが多く、自分自身もそうやって思い込んでいった部分があるのかもしれません。
大人になって、ある程度自分の好きなものを選んで食べれるようになると、途端にそれまでの我慢から解放されて、苦手なものを食べないという選択肢が増えるようになりました。
そうすると、昔から付き合いのある人だったりすると、好き嫌いあったんや、というような会話になることも。
それでも、最近は子供の頃苦手だった煮魚や煮物など美味しく食べれるようになってきました。むしろ好きな部類になってきた感があります。
子供の頃から好きだった肉やハンバーグなども変わらず好きでいられているので、何だかお得な気分ではあります。
しかしながら、変わらず苦手なものというのもまだあったりはします。
コーヒーは飲めないことはないですが、後で胃が気持ち悪くなったりすることが多いので、ほとんど飲んでいません。
味や匂いは、昔ほど嫌ではないですが、なかなか好きにはなれないところです。
ここはまだまだ時間が足りないのか、時間が解決してくれていないことの一つです。
夢や目標
ずっと同じ夢や目標を掲げて、追いかけ続けるというのは理想ではあります。
夢や目標の内容にもよりますが、時間とともに変わってくることは多いでしょう。
夢が叶ったり、目標を達成した、という場合には、次なる夢や目標に向かってということで、その内容は時間が経てば変わるものです。
そうではなくても、途中で変わることもあります。
夢や目標を諦めてしまう場合。
諦めるというと悪いイメージが先行しがちですが、そうとは限りません。
掲げた夢や目標の方向性が間違っている場合には、早めに軌道修正することで、むしろ良い方向に進めるということもあるでしょう。
私自身でいえば、子供の頃の夢と今の夢はもちろん違います。
子供の頃の夢は、なりたいと強く願っていたというよりは、夢を見ていたというようなイメージでしょうか。
コックさんになりたい、という時も、別に料理に目覚めて、練習するということもせず。
プロ野球選手になりたい、という時も、少年野球のチームに所属はしていましたが、リトルリーグなどプロに近づくためにステップアップしようという意識もなく。
夢なので、現実味がなかったというのが、本音のところです。
ただ、夢や目標を言葉にしたり、書いたりすることに躊躇はなかったので、その意味では思い切りは良かったのかなと思います。
大人になった今では、現実を見過ぎて、そもそも言葉にすること自体に慎重になったり、出来る状況になったら、というように言い訳が多くなったように感じています。
言ったからにはやらなければ、というプレッシャーの掛け方もありますが、それで全て上手くいくことばかりではなく、むしろレアなケースなのかもしれません。
夢や目標の内容は昔とそんなに変わらないと思っていますが、持ち方自体は時間の経過とともに慎重になっていまっているのかなと感じています。
人との接し方
人付き合いが得意か苦手かと言われれば、苦手な方だと自覚しています。
ある程度時間が経てば、気を許して、仲良くなれることが多いですが、接する機会の頻度や期間によるところが大きいです。
学校や会社などで、ほぼ毎日会っているなどであれば、自然と仲良くなる機会は増えてきます。
同じクラスや同じ職場にいる人であれば、全員と仲良くなるわけではないですが、気の合う人であれば、心の距離はグッと近づくものでしょう。
ただ、そうした機会がめっきり減ってしまうと、途端によそよそしくなることも。
クラスが変わったり、職場が変わったりすると、あの時はあんなに仲良かったのに、次第に会ったり、話す機会も減って、いつしか疎遠になっている。
大体の人はそうなのかもしれませんが、私の場合はその傾向が強いのかもしれません。
それでも、一度仲良くなった経験というのは印象に残っているもので、場合によっては、後々の繋がりに活きてくることもあります。
難しいのは、元々の繋がりがそれ程強くない場合でしょうか。
定期的に会ったり、話したりする機会はあるが、仲良くなる程の頻度や時間ではない。
そのため、いつも気を遣いながら接してしまう。しかも、それが相手にも伝わっているので、相手からも気を遣われて、ギクシャクした感じになってしまう。
別に相手が嫌いなわけではないので、この繋がりを断ちたいわけではない。
こうした繋がりであると、自分の心の持ちようによって、気が進まないことがあったり、避けようとしてしまうことも。
それでも、続けていくことが大事なのかなと思っています。
2020年に始まるコロナ禍においては、人と会うことが制限されたり、自主規制したりで、人に会いたくても会えない状況が続きました。
そんな状況が数年続くと、気持ちが変わることもあります。
その間に自分を俯瞰して見ることを意識したということもあるかもしれませんが、久しぶりにお会いすると相手に抱く感情が変わっていたりします。
心変わりというわけではありませんが、時間が経てば変わる気持ちもあるのだなと実感することもあります。
おわりに
目の前のことだけに囚われると、不安が先行してしまいますが、時間の経過とともに解決することもあるのだなと感じた次第です。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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