単発サービスの依頼を受けるために

税理士業のサービスの提供方法としては、大まかに分けて、継続サービスと単発サービスが挙げられます。

継続サービスは、顧問契約を締結するなどして、顧問先と継続的な関係を築くことになります。

単発サービスは、スポット的な対応として、相手先とは決められた期間のみの関係となります。

どちらが良い悪いというのはないですが、独立開業してから一貫して、単発サービスにも力を入れていきたいと思っています。

単発サービスに力を入れたい理由

税理士事務所を開業して、顧問先を増やしていきながら、その業務に対応するために、人を雇って、事務所の規模を大きくしていく。

開業している税理士のイメージと言えば、こういったものかもしれません。

私自身も税理士を目指そうと思った時には、独立開業したらそこを目指していくものだと思っていました。

それが良いとか悪いとかはもちろんなくて、税理士という職業に対する一定の信頼があるのは、こうした諸先輩方の事務所運営の積み重ねがあってのことなのだと思います。

ただ、いざ自分が独立開業するとなって、どこを目指して進んでいくのかというのを考えた時に、事務所の規模を大きくしていく以外の他の道もあるのかなと思うようになりました。

これは自分独自で考えたわけではなく、税理士の井ノ上陽一さんをはじめとした「ひとり税理士」として活動されている方々の影響が大きいものでした。

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人を雇わずに税理士である自分ひとりで事務所運営まで行う。

全ての考え方に賛同して、同じようにしようとまではしなかったのですが、事務所の規模を大きくしない、というのはある意味衝撃的ではありました。

顧問契約などの継続サービスの場合、顧問先が増えてくれば、その分年間単位で行う業務が増えることになります。

もちろん自分が思うように増えるとは限りませんが。

それでも少しづつでも顧問先が増えていけば、対応する業務も増えてきて、自分一人では対応出来ない時が来るでしょう。

人を雇って、その業務に対応していくことで、更に顧問先を増やすことも出来ますが、どんどん自分の手を離れていってしまうかもしれません。

もちろん、超人的に数百・数千の顧問先になっても自分が把握する術があるのかもしれませんが、現実的には自分には無理かなと。

それでも、限られた人と関わるだけではなく、色んな人のお役に立てるなら、それもやってみたい。

単なるわがままかもしれませんが、そうした相反する気持ちがありました。

そのために、1回限りかもしれないけれど、ピンポイントでも何かのお役に立てるのであれば、税理士になった甲斐もあるのかなと思うようになりました。

そこで、ひとり税理士の方々が掲げているサービスメニューを参考に、開業当初から単発サービスを始めることにしました。

依頼を受ける体制を整える

単発サービスの依頼を受けようと思うと、その内容が分からないと依頼をしてもらうことが出来ません。

まずは、サービスメニューの項目を作って、どういったサービスなのかの説明を加えて、料金表なども準備していきました。

2019年の秋に開業して、翌年2020年からコロナ禍が始まって、人との接触を避けることが推奨されるようになりました。

対面での面談ももちろんありますが、オンラインでの面談の需要が急速に高まっていったような印象があります。

そこで、提供するサービスを伝えるツールとして、パンフレットやチラシなどの紙の媒体は作らずに、全てホームページに掲載するようにしました。

当初の想定と違ってくる部分はありましたが、概ね上手く機能しているのかなと思えるようになってきました。

 単発サポートメニューを見直してみる

ただ、時期によって単発サービスの依頼が集中すると、通常の顧問業務との兼ね合いで、スケジュールがタイトになることがあります。

それ程顧問先数が多いわけでないですが、毎月一定の業務量があり、最低でも掛けないといけない時間が決まっています。

その空いている時間に、単発サービスを組み込んでいくことになりますが、そのバランスの取り方は難しいところです。

せっかく依頼を受けた単発サービスを無下にお断りするのも、スケジュールが合わなかったので仕方ないのですが、何だか機会を失っているようで、残念に思ってしまいます。

だからこそ、新規の顧問先の受付を停止している方もいるのでしょう。

そこの見極めはそろそろ必要なのかもしれません。

依頼したい需要を取り込むために

単発サービスの依頼が集中すると受けれなくなる、というような話をしましたが、いつもいつも依頼があるわけではありません。

スケジュールがタイトなときには立て続けに依頼があるのに、スケジュールに余裕があるときには全然依頼が来ない、ということもあります。

そうした依頼の数というのはコントロール出来ないものなので、依頼したいと思っている方が依頼し易いように色んなところにアンテナを張るようにしています。

事務所ホームページに単発サービスのメニューを載せていても、見に来ていただけなければ、需要を取り込むことが出来ません。

検索して、まずは事務所ホームページが閲覧候補に挙がるようにすることも必要です。

ブログ記事の更新を平日毎日続けているのも、その効果を得るための一つの手段ではあります。

それ以外にも、単発サービスを提供していることが載せれるネット媒体等にも、とりあえず載せるようにしています。

有料の媒体等の方が検索に引っ掛かりやすい、営業目的の人が少ない、などあるかもしれませんが、とりあえずは無料の媒体でも載せるようにしています。

今のところは、営業目的の連絡や迷惑メールが極端に増えたということはないので、そんなに気にしなくてもいいのかなと。

先日は、無料で載せているクラウド会計の税理士検索サイトを見て、単発サービスを依頼していただいたということがありました。

検索サイトがきっかけではありましたが、そこから事務所ホームページを見て直接依頼いただいたので、何がきっかけになるか分からないなと思います。

これからも、変に自分で決めつけずに、可能性を広げていきたいなと目論んでいます。

おわりに

単発サービスの依頼を受けていると、自分からは見えない視点からの疑問などがあったりします。そうした新しいことに遭遇出来るのが醍醐味なのかなと感じています。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

大阪市福島区を拠点に活動中。
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平日毎日でブログを更新中。

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