どんな形であれホームページは見られている

事務所のホームページを立ち上げてから、3年程経ちます。

平日毎日のブログ更新を中心に、サービスメニューや価格表など、少しづつ変化させながら、充実を図っています。

ホームページに対する反応というのは、常日頃からはなかなか感じ取れないところですが、ちょくちょく反応していただくことがあります。

見ていただける方は様々ですが、それぞれに思惑が違うのだなと実感しています。

営業

良い悪いは別にして、営業目的でホームページを見ているなと感じることが一番多いです。

事務所ホームページを立ち上げて、機械的なスパム以外で最初に問い合わせフォームに入ったのは営業のものでした。

改めて内容を見返してみると、仮想通貨に関するものでしたが、今見ても内容がピンと来ないものなので、当時もリアクションはしていませんでした。

事務所ホームページを立ち上げて、3ヶ月ぐらいが経過。

サービスや顧問契約の申込みなどそんなに簡単に問い合わせがあるとは思っていなかったですが、何かしら問い合わせはちょくちょくあるかなと期待していました。

それが、全く反応なし。

もしかしたら、問い合わせフォームに不具合があって、上手く申込が出来なくなっているかもしれない。

そう思って、テストで事務所ホームページの問合せフォームから申込してみると、正常に通知が来る。

単に、問合せ自体がないという現実を確認する。

こうしたことの繰り返しが続いていました。

問合せフォームから入ってくるのは、機械的なスパムばかり。

スパムは英語など日本語ではないものがほとんどなので、タイトルを見ただけですぐ分かります。

そんな中で、初めて日本語のタイトルの問合せを見た時には、心躍りました。

結果的には、営業目的で、ある意味機械的なスパムと大きな違いはないのかなと。

今でもサービスメニューなどの申込みが殺到している、というわけではないので、大きく状況が変わっているわけではありませんが、たまに入る日本語のサービスメニューへの申込を見ると、心躍る感覚は毎回あります。

問合せフォームからの営業というのが一番多いですが、それ以外でも営業でホームページが見られていることがあります。

これから取引をするにあたって、アポイントを取ってお会いするとき。

何かしらの紹介であったり、こちらの情報が正規の方法で相手に伝わっている場合には、お会いする前にホームページを見られている場合が多いです。

それが営業マンとしては当たり前、何ならマナーなのかもしれません。

そうした前情報を織り交ぜながらのトークだと、ちゃんとこちらのことを知ってくれていると相手に安心感を与えることもあるでしょう。

ただ、ピンと外れなことや表面的にトップ画面の情報だけを流しているな、というのが相手に伝わってしまうとマイナスになることもあるので、気を付けたいところです。

同業者

同業者の知り合いが多いということはないのですが、以前の勤務先など含めて、関わった人はそれなりにいます。

独立開業するにあたりご挨拶したり、名刺をお渡ししたり、情報を見知っていただいた同業者の方が、事務所ホームページを見るケースも結構あるようです。

既に独立開業している同業者の方であれば、どんなことをホームページに書いているかを見たり、掲げているサービスメニューや価格表をチェックしたり。

実際に、直接お会いした時に、ホームページ見たよ、とお声掛けいただくこともあれば、連絡いただいて、ホームページの運営のことを聞かれることも。

これから独立開業しようという人の場合には、結構細かく見ているように感じます。

あのページのここのところは・・・、など具体的にお聞きいただくこともあります。

こうした直接反応がある同業者の方もそうですが、直接は見えない同業者の方にもホームページを見ていただけているようです。

ブログの中には税務会計のカテゴリもあって、専門的過ぎずに取っ付き易いような税務記事を投稿しています。

税務関係の調べ物で、とりあえずネットで検索したときに、たまたま私のブログ記事が出てきて、ホームページを見ていただくようになった。

先日も久しぶりにお会いした方から、ホームページでブログされてるんですね、とお声掛けいただく機会がありました。

そんなに同業者の方を意識したホームページにはしていなかったのですが、そういうお声を聞いて、少し意識するようになりました。

既存の顧客

事務所ホームページを立ち上げる前からお付き合いのある既存の顧客については、わざわざ事務所ホームページのことはお伝えしていませんでした。

どちらかというと、これから顧客となってくれそうな方に向けた内容がメインだったいうのが主な理由です。

それでも、たまに、ホームページ見たよ、と言っていただくことがあります。

別に隠しているわけではないですが、お伝えしたことはないはずなのに、何でだろうか。

心当たりを探ってみたところ、おそらくメールの文末にある定型署名を見ていただいたのがきっかけのようです。

基本的なやりとりはショートメッセージで行っていた方で、ある時資料の送付でメールを送る機会がありました。

何度かやり取りした後、直接お会いした時に、ラーメン食べ過ぎたらあかんで、というお話に。

事務所ホームページのブログ記事のを見ていただいたようです。

その方とは普段仕事の話がメインで、自分のことはあまり話す機会がなかったのですが、少し距離が近付けたかなと思えるようになりました。

そうしたきっかけとなるというのはホームページがあることの利点といえます。

見込みの顧客

事務所ホームページを立ち上げた時の、メインの目的は営業活動でした。

新しく顧客になってくれそうな方に向けた情報を発信していく。

直接お会いしなくても、必要な情報はホームページで開示しているので、いつでも営業活動をしているという感覚でしょうか。

実際のところ、全くお会いしたことがない方が事務所ホームページから申込いただくというのは、それ程頻度は多くないですが、不定期であります。

そうしたチャンスを広げているというのは大きいかなと。

ただ、それだけのために時間を掛けて事務所ホームページの運営をしているとなると、割に合わない部分が出て来ます。

一番威力を発揮するのは、一度ご挨拶程度でお会いした方と、次に接触する機会がある時です。

こちらの情報がある程度入った状態でお会い出来れば、話がスムーズなことが多いです。

スムーズといっても、成約することばかりではありません。

求めているサービスや価格と違っている場合に、お会いして説明したり、返事を待つ、という時間を省くことが出来ます。

それも営業活動の一環だろう、というご意見もあるかと思いますが、条件面で譲れない部分はお会いしても変わることはほとんどないでしょう。

お互いのために、時間のロスは防ぎたいところです。

もちろん、事務所ホームページなど事前に見る時間がない、という場合もあるでしょう。

そうした方と今後も長い付き合いをしていきたいと思えるかどうか、そこが大事なポイントなのだと思います。

おわりに

最初は、事務所ホームページの話をされると、何だか気恥ずかしくて、言葉を濁していました。

今でも堂々というわけではありませんが、継続出来ていることもあって、普通に受け答え出来るぐらいにはなりました。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

大阪市福島区を拠点に活動中。
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