たとえば今電車で通勤する環境になったとしたら
先日、午後の予定の都合で、朝から事務所に自転車ではなく、電車で行く機会がありました。
改めて電車での通勤について考えてみます。
最近の通勤事情
税理士として独立開業してから、通勤手段は自転車です。
自宅と事務所が程よく離れていて、徒歩では少し遠いぐらいなので、自転車での通勤には最適かなと思っています。
独立開業したから、電車通勤をやめた、というわけではありません。
独立開業すると、電車通勤だけでなく、通勤自体が無駄だと思うようになった、というご意見をたまに見聞きすることがあります。
そのこと自体は個々人の捉え方なので、良し悪しなどはありません。
私自身は、仕事とプライベートの切替になるので、通勤自体は別にあってもいいのかなと思っている方です。
ただ、通勤手段としては、その時の事情に合わせて選びたいなと考えています。
なので、独立開業する前の勤務していた時から、自転車通勤をしていました。
一番の理由は、時間の融通が利き易いというところです。
元々、きっちり時間通りに行動することが苦手で、時間が前後する余裕を持っておきたいタイプです。
9時に出発して、9時30分に目的地に到着したい場合。
9時10分の電車に乗れば、9時25分には最寄り駅に着いて、徒歩で9時30分には目的地に到着出来るということは分かっています。
それが一番確実な方法でしょう。
電車の遅延があった場合などは、自分ではどうしようもないところがあるので、その辺りの事情を汲んでもらえる可能性があります。
しかしながら、9時に出発するという関門の後に、9時10分の電車に乗らなければならない、という新たな関門が出て来ます。
それに乗り遅れてしまうと、電車という手段では、もう間に合いません。
それが自転車の場合。
9時ぐらいに出発すれば、目的地に9時25分には到着出来る。
出発が遅れて、9時5分になったとしても、許容範囲です。
もちろん交通事情にもよりますが、少し頑張れば時間を早められる可能性があります。
柔軟な対応が出来るこそ、やり過ぎると間に合わないということになるので、ある程度の自制は必要にはなりますが。
こうした事情もあって、基本的には自転車や徒歩などの通勤手段が可能であれば、それを選ぶようにしています。
独立開業する直前まで勤めていたところでも、自転車で片道40分弱ぐらい(頑張らずに普通のペースで)かかっていましたが、自転車通勤を選んでいました。
3年ぐらい続けていましたが、そんなに不便なことはなく、自分のペースで移動できるというのが、気に入っていました。
その流れで、独立開業してからも、自転車通勤を続けています。
以前の通勤中の時間の使い方
通勤時間が長いと時間を無駄にしているのでは、という考え方もあります。
1日往復2時間の電車通勤を、平日毎日で10年間続けたとすると、
2時間/日×5日×4週×12ヵ月=480時間
ざっくりの計算ではありますが、約20日間ぐらい通勤に使っている計算になります。
それが無駄かどうかは分かりませんが、時間の使い方によるところが大きいでしょう。
通勤ではないですが、私自身は大学1~2回生の2年間は片道2時間ぐらいかけて、電車通学をしていました。
今となっては、よく通ってたなと思いますが、当時はそれが日常なので、しんどくても通い続けるしかありませんでした。
電車に乗っている時の時間の使い方は、大学生なので、音楽を聴く、読書ぐらいでした。
勉強する時間に当てられれば良かったのですが、当時はそこまでストイックにはなれず。
楽な方に流れてしまっていました。
社会人になって、電車通勤をしているときには、そこまで長い時間ということはなかったです。
ただ、通勤時間が短いため、電車の乗換を考えると、まとまった時間を取ることが出来ません。
じっくりと何かに取り組むというよりも、コマ切れの時間を上手く活用するということが必要になってきます。
税理士業界に転職して、税理士試験を受験している時には、そのコマ切れの時間の使い方を一番工夫していました。
電車で座席に座れる時、立っている時など状況に合わせて、問題を解いたり、テキストを暗唱したりしていました。
電車通勤のいいところは、電車に乗っている間は、手が空いているというところです。
スマホを操作したり、本を読んだり、ボーっとしたりと移動に自分の意識を向ける必要がありません。
それが自転車通勤の場合だと、制約が出て来ます。
何かを手に持って読んだりすることが出来ません。
移動に意識を向けていないと危ないので、他のことに時間が使えません。
出来るとしたら、頭で考えを巡らせることぐらいでしょうか。
ただ、そうした時間というのは案外貴重なものです。
邪魔が入らずに自分の思考に集中出来る環境というのはなかなかありません。
何か行き詰っていたり、迷っていることがあると、自転車通勤の間に考えるということが多かったです。
身体を動かしながら考えるというのは、思考がクリアになってより効率的なようです。
大学院の修士論文の執筆時には、目次などの構成などをよく考えていました。
こう考えると、通勤時間というのも、有効活用出来るものだなと改めて思えます。
たとえば今電車で通勤する環境になったとしたら
今の状況で電車通勤するとなったら、何をするか。
自宅から事務所まで電車を使えば、ドアtoドアで30分ぐらいです。
その内、電車に乗っている時間は10分もありません。
ほとんど駅からの徒歩時間が占めています。
何かするとすれば、朝の習慣を移動中に実施するというところからでしょう。
事務所に着いて最初に行う、読書・オンライン研修を徒歩以外の時間で行う。
徒歩時間には、今日一日のスケジュールやこのブログ構成などを頭の中で一度組み立てておく。
実際には、事務所のパソコンに向かってから入力することになりますが、一度構成を組み立てておくと、スムーズに入力することが出来ます。
今の通勤時間であれば、これぐらいでしょうか。
もしも、通勤時間がもっと長くなる場合はどうか。
電車に乗っている時間が30分ぐらいあるとすれば。
座席に座れるのであれば、事務所に着いてからしていたことをパソコンで実施する。
メールチェック、税務記事の確認、ブログを書く・・・など。
立ったままであれば、タブレットでメールチェックなどは出来るでしょう。
まとまった時間が取れるのであれば、オンライン研修の動画を観るのもいいでしょう。
今であれば、パソコンと通信環境があれば、場所を選ばずに出来ることは確実に増えています。
事務所の机で、椅子に座りながらパソコン操作する方が効率的な場合ももちろんあります。
それでも、移動時間に出来ることを探して、時間を有効活用する意識を持ち続けることで、出来ることを増やしていくことが効率化の一番の近道なのかなと思っています。
おわりに
早めの時間でしたが、久しぶりに朝電車通勤をしてみて、結構人がいるなというのが率直な感想です。
自転車通勤の時は、朝早い時間だと人とすれ違うこともあまりないので、何だか新鮮な感じでした。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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