怒りを調節することは出来ないけれど

いつでも自分の思い通りにいくことばかりではありません。

むしろ、思い通りにいかないことの方が多いかもしれません。

それが、誰かのせいないのか、自分のせいなのか。

理由は何であれ、そこから怒りが生まれることもあります。

そうした怒りをコントロールする手段としては、アンガーマネジメントが有名でしょう。

きちんと学習したり、習得したわけではありませんので、主旨と全然違うものになっているかもしれませんが、自分なりの怒りに対する向き合い方というのを模索しているところです。

怒りはすぐ感じる

人からは穏やかそうだと言われることの方が多いですが、人並みではないかと自覚しています。

怒りに関しては、むしろ人並み以上に感じやすいかもしれません。

熱し易く、冷め易いので、余計にそう感じるのでしょう。

こう言うと、黙っているけどいつも怒っているタイプ?と思われそうですが、それに近いかもしれません。

ただ、全てのことに怒りを覚えているわけではなく、正確には、違和感を持っているぐらいなことも多いです。

特殊な感性を持っているわけではないので、周りの人は何とも思っていないのに、一人だけ怒っているということはありません。

何人かが怒っていることに、言葉にはしていないけれど、自分も怒っている、というところでしょうか。

全ての怒りに対して、言葉や行動を伴わせるということは現実的ではありません。

心も身体も消耗してしまうので、躊躇する時もあるでしょう。

私の場合は、怒りをすぐ感じる方ですが、この言葉や行動を伴うという部分が極端に少ないので、穏やかなように思われるのかもしれません。

身近な人からすれば、言葉や行動が伴っていなくても、怒っていることが滲み出ていて、分かり易いようなので、距離感の違いなのかもしれません。

ただ、冷めやすいので、次の瞬間には収まっていたり、忘れていたりすることもあるので、引きずるということはあまりないはずです。

怒りを覚えないように

一時期は、色んなことに細かい怒りを覚え過ぎていて、それこそアンガーマネジメントのような怒りのコントロールが必要ではないかと悩んだこともありました。

こんなに怒りを感じるのは、自分が異常なのか?

他の人は、怒りをもっと上手く調節出来ているのではないか?

怒りを感じること自体をコントロール出来ないか。

それこそ自分の価値観から変えるぐらいの、意識改革が出来ないと、怒りを覚えること自体の調節は出来ないでしょう。

アンガーマネジメントの手法にも、一瞬で怒りと判断する前に、ワンテンポ置くことを推奨しているものもあります。

怒りを覚えそうになったら、それを言葉や行動にする前に、10秒数える。

その上で、これが怒りかどうかを冷静に判断する。

非常に合理的で、核心的な方法だなと思うのですが、私の場合は、その場で怒りをぶちまけるということは以前からなく。

そこで怒りを覚えたことは、なかったことにはならないので、根本的な解決にはならず。

怒りを覚えること自体がなくなるということは、極端に言えば、自分の感情を殺してしまうことにもなります。

怒りを覚えないために、興味を示さない、関心を示さない、というのも何か違うかなと。

出来れば、その感性は消さずにいたいものです。

出て来た怒りをどう消化するか

一旦は、覚えた怒りのままに、思うことをどんどん吐き出していくのも必要ではないか、と最近思えるようになりました。

もちろん、条件があって、その最初の吐き出していくものは、いきなり誰かに聞かせたり、見せたりするのではなく、自分の頭の中で繰り出していく。

そのためには、自分が一人になれる環境というのが必要になります。

一番良いのは、その怒りの対象となる相手やモノを感じずに居れる場所があることでしょう。

視界に入らないように、声が聞こえないように、気配を感じないように出来れはベストです。

私の場合であれば、仕事で使う事務所の部屋はピッタリです。

別に、そうした決められた部屋でなくても大丈夫です。

休日の早朝にジョギングしているなどであれば、自分が一人になれる環境と言えます。

そこで、トコトンまで吐き出してみます。

最初は愚痴から、何に怒りを覚えているか、どうしてこうしないのか、それは誰のせいか、人に聞かせるものでなければ、具体的に自分が思うことを素直に吐き出す方がいいものです。

そうすると、怒りの方向性が見えてきます。

そこから、その怒りを誰かにぶつけるべきかを考えていきます。

ぶつけたとして、何か変わるのか。

状況は変わらないけれど、自分の気持ちは収まるのか。

それぐらいまで考えていると、現実的なことも見えてくるものです。

これからの付き合い方も考えると、強く言い過ぎても気まずくて仕事に支障が出てくるかもしれない。

この部分をちゃんと伝えておかないと、同じことがまた起こる。

建設的なことや打算的なことまで考えられるようになれば、もう大丈夫です。

こうして怒りを消化していくことで、次からの免疫になることもあるので、こうした対処も一つの方法かなと思っています。

おわりに

仏のような対応を目指したい気持ちがないわけではないですが、なかなか難しいところです。

今日もまた、たまりにたまったものが出てしまいました。

それは今後のことを考えて必要という判断ではありますが・・・。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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