「娘のトリセツ」を読んで思うこと

以前の記事で、子育てに関する本を読んだことについて、取り上げたことがありました。

 「お父さんがキモい理由を説明するね」を読んで思うこと

今からちょうど3年程前になります。

当時は、

 私 40歳

 長女 中学3年生

 次女 小学6年生

という状況で、色々考えなければと思っていたように記憶しています。

この本を読むことで、劇的な変化であったり、問題が完全に解決した!ということはありませんが、少し風向きが変わったという感覚がありました。

最近、久しぶりに子育てに関する本を読む機会がありましたので、その辺りの経緯含めて記録しておきたいと思います。

きっかけ

ある時、娘を持つお父さんとしての大先輩の方からLINEのメッセージが入りました。

普段からやりとりをしているわけではないので、珍しいことです。

しかも、立て続けに7通。

何かなと思って見てみると、ラジオ放送の紹介。

頭の体操に聴いてみて、ということでした。

そこで、パーソナリティをされていたのが、「娘のトリセツ」の著者の黒川伊保子さん。

ちょうど、ご自身の著書「娘のトリセツ」について取り上げた放送回でした。

その時は、たまたま仕事で外出していて、事務所に戻る途中だったので、電車でイヤホンしながら聴くことに。

話の切り口としては、娘を持つお父さんの話なので、興味はあります。

脳科学が専門で人工知能の研究者というだけあって、理論立てた語り口がざっくばらんで爽快な印象でした。

放送は40分ぐらいありましたが、最後まで一気に聴いていました。

頭に残るフレーズがいくつかあるものの、音声で聴いただけなので、イマイチよく分からないところもある。

そこから本も読んでみようと思い立ち、購入することになったのでした。

 

 小学館ホームページ
 「娘のトリセツ

今までの振り返り

本の中では、父と娘の関係性を確認するためのチェックリストというものがあります。

その内容について、一つ一つ詳細に触れることはしないのですが、今までを振り返ってみると、ぴったり当てはまるものがありました。

 

 □仕事ばかりで、趣味という趣味がない

 

いくつかチェックリストがあって、一つでも当てはまると、注意が必要というものです。

私自身は、仕事が好き過ぎて、仕事ばかりになっているというわけではないのですが、結果的に仕事に関わる時間が圧倒的に多くなっていました。

今は、税理士として独立開業しているのですが、勤務していた時には、特にその傾向が強く。

税理士試験の勉強もあったりで、子供と接する時間というのは圧倒的に少ない状況でした。

よくあることなのかどうかは分かりませんが、平日晩御飯を子供と一緒に食べるということはほとんどなく。

たまに早く帰るとびっくりされて、一緒に晩御飯を食べると、変な感じがする、と言われることも。

特に深い意味はなく、思ったことをそのまま言っているだけなのですが、何だかザワザワする気持ちになっていたことを覚えています。

そんな状況だったので、休みの日などは子供と接する時間を多くしたいと意識していました。

疲れていることもありますが、やっぱり子供と遊びたいという気持ちはあるものです。

子供が楽しそうにしている姿を見るのも、癒しの一つだったり。

そうすると、まさに趣味という趣味がない状態です。

しかしながら、その頃を振り返って、娘との関係性を考えてみると、特段反抗期などで困ったということは思い出せません。

忘れている、気付いていないだけの可能性もありますが、妻から指摘されていないようなので、多分そこはクリアしていたのでしょう。

ただ、それは娘との関わり方が上手かったとか、正しかったというわけではありません。

単純に、子供と接する時間が少なくて、反抗したりリアクションするほど関われていなかったというだけなのだと思っています。

これからの向き合い方

今現在は、

 私 43歳

 長女 高校2年生(4月から3年生)

 次女 中学2年生(4月から3年生)

という状況です。

絶賛思春期の真っ最中です。

この本でも書かれていますが、今時点で即効性のある改善方法というのは難しいところです。

ただ、今のところは口を利かないなどの分かり易い反抗期などはないようです。

税理士として独立開業してから、仕事の時間を朝型にシフトするようになりました。

朝は早いけれど、その分夕方には家に帰っている。

そうすると、晩御飯を一緒に食べる機会が増えます。

以前のことを考えれば、劇的な変化です。

子供と接する時間も格段に増えたので、以前の状況とも違っています。

今こそ子供との時間をもっと大切に出来るような気がしています。

しかしながら、それはこちらの事情。

成長すれば、子供には子供の世界が広がって、親との関わりだけではなくなります。

部活がある、塾がある、友達と遊ぶ、などこちらが家にいても晩御飯を一緒に食べれないことも出て来ます。

もっとこうしておけば良かったという後悔はあったとしても、それはそれでその時の最善だったのだと思うようにしています。

それでも、もう少しだけ子供と接する時間を大切に出来なかっただろうかという思いはあります。

だからこそ、今ある子供との時間は限られたものとして意識しておきたいところです。

おわりに

「反抗期ない方やと思うで」と当事者から言われると、違和感はありますが、妙に納得で嬉しいものです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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