自分が受けたサービスから学ぶ~らいおん果実園 編~

サービスを提供する側として、自分自身が受けるサービスを客観的に見てしまうことがあります。

何かしら自分のサービス提供に活かすことが出来ないか。

毎回、そこまで真面目に目を向けているわけではないですが、印象深いサービスがあれば、心に残るものです。

先日受けたサービスで、イチゴ狩りに対する印象がガラッと変わりました。

今回は、そこからの学びを備忘録としてまとめてみました。

イチゴ狩りのイメージ

今までイチゴ狩りの経験はそんなにありません。

毎年恒例にしているというわけではないので、スタンダードがどういうものかは分かりませんが、あまり良いイメージではなかったというのが本音のところです。

普段イチゴを食べる時には、スーパーなどで買ってきて、冷やして食べるということがほとんど。

常温よりも少し冷たい状態で食べることが多く、それも美味しいので、そのイメージが強いものでした。

ホテルなどで実施されているイチゴビュッフェを食べに行くこともありますが、屋内のいわゆる整っている状態でイチゴを食べることになるので、その快適さというのも知ってしまっています。

子供の頃には、イチゴ狩りだけでなく、ブドウなど他の果物狩りにも行っていました。

そこが悪いとかそういうことではないですが、屋外の暑い中でぬるい果物を食べるのが「〇狩り」だという記憶だけが残っています。

なぜそう思うようになったのかは覚えていませんが、私の勝手の思い込みで、「〇狩り」の果物は食べ放題だけど、良いものは残っていない、と思っていた節もあります。

特にそうした事実に出くわしたりしたわけではないので、失礼な話ではありますが。

そのため、旅行の中でいちご狩りに行こうとなっても、イベントとしては楽しみではありましたが、イチゴを味わうという意味では、そんなに期待しておらず。

だからこそ、今回お伺いした「らいおん果実園」のサービスがより良く感じられたのかもしれません。

 らいおん果実園ホームページ

屋外でも、風通りが良くて日当たりがよくても、暑さをそれほど感じない。

だから、常温のイチゴであっても、美味しく食べれるんだということを実感することとなりました。

もしかしたら、それが普通なのかもしれませんが、私にとっては衝撃的ではありました。

ホームページの運用

イチゴ狩りの予約は、ホームページからネット予約をすることも出来ます。

それ自体は、そんなに特別なことではないでしょう。

他にも、ホームページ上には必要な情報などが盛り込まれています。

これは、あくまで私見で、本当のところは分かりませんが、そんなに作り込まれたホームページではないかなというのが、最初の印象でした。

必要な機能は備えられているけれども、今どきのお洒落で格好良いホームページというわけではない。

ちょっとプロ感は出ていないかなと。

もしかしたらそうしたコンセプトで作り込まれているのかもしれませんが・・・。

それでも、親しみやすいデザインや字体でとても分かり易い。

ネット予約の機能も必要最低限ではありますが、必要な情報はきちんと織り込まれている。

今回のイチゴ狩りは、イチゴ好きの長女のたっての希望だったので、予約を本人にしてもらったのですが、スムーズに予約を完了させていました。

スマホの操作などには慣れているとは思いますが、普段ネット予約などはしていないようなので、それでも迷うことなく完了できるというのは、シンプルな機能のお陰なのかなと。

私自身も、サービスメニューを事務所ホームページに掲げて、ネット予約のように申込みまで完了できるようにしていますが、利用し易いような分かり易さなどが欠けていないかは意識しておきたいところです。

独自のオリジナル品種

イチゴについて全然詳しくはないですが、スーパーなどで見掛けるイチゴのパックの名前は何となく憶えています。

「あまおう」「紅ほっぺ」など有名なところは結構知っている方かもしれません。

そうした品種がこのイチゴ狩りに含まれているのは魅力的でした。

でも、一番美味しいなと思ったのは、「らいおんいちご」という品種。

聞いたことない品種だなと思っていたら、この果実園のオリジナル品種で、ここでしか食べられないようです。

 らいおん果実園ホームページ
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ここでしか食べられないオリジナルと言われると、何だか特別感があって、他のイチゴ狩りとの違いになるのかなと。

私自身も、提供できるサービスというのは、同じ税理士であれば、似通ったものにならざるを得ません。

それが悪いわけでもないですし、必要なサービスであれば、色んな選択肢がある方がいいでしょう。

ただ、自分を選んでもらうために、何かしら違いというのは、持っておきたいものです。

それが完全オリジナルのものであれば、大きな差別化が図れるでしょうが、サービスメニューのちょっとした違いだけでもいいのかなと。

全く新しい果物を一から作るということは難しいですが、イチゴのオリジナル品種を持っておくというのは、自分自身にとってもヒントになる戦略だなと思えます。

余裕を持たせる

イチゴ狩りの繁忙期がいつなのかというのは、はっきりとは分かりませんが、3~4月頃というのは多いようなイメージがあります。

実際に、ネット予約する時の予約状況のカレンダーを見ると、既に予約で一杯で「×」となっている日が多いようです。

今回予約した日も、後日見てみると、「×」が付いていました。

繁盛していることは、利用する側としても、今後もそのサービスを受けれるので、良いことでもあります。

ただ、忙しくなり過ぎて、受けるサービスの質が落ちるのは嫌だなという思いがあったり。

今回もそうした心配がありましたが、当日行ってみると、全くそんなことはなく。

行列が出来たり、待っている人で溢れかえっているのかと思ったら、果実園の中はむしろ閑散としている。

入口の受付付近には、人が結構いるので、予約している方は多いようです。

よくよく見てみると、ネット予約を受け付ける際にも、詰め込んだ予約にはしていないようで、30分ごとの枠にも人数の制限を設けているようでした。

だから、イチゴ狩りをするハウスの中も人が多いわけではなく。

たまたま、タイミングが良かっただけだと思いますが、自分たちが利用する時間帯には、ハウスの中は自分たち以外はおらず、貸し切り状態。

広いハウスの中を縦横無尽に歩き回り、色んなイチゴを好きなだけ楽しむことが出来ました。

いくら良いサービスであっても、時期や時間帯が集中して、提供する側に余裕がなければ、受け取る側には違ったように受け取られてしまうこともあります。

もちろん採算を取るということが大事ではありますが、同じサービスでも同じだけ時間を掛けて丁寧に提供出来ているのかというのは、自分自身でも気を付けておきたいところです。

人柄の魅力

今回はこちら側にアクシデントがあって、いちご狩り以外のところでもお世話になる事態となりました。

当たり前の対応だったのかもしれませんが、一つ一つの気遣いに人柄の良さを感じて、嬉しい気持ちで胸一杯の想いでした。

提供するサービスが、相手にとって良いと思ってもらえるというのは大前提ですが、人柄の魅力というのは大事な要素だと思えます。

それは、一朝一夕で身に付くものでもないですし、机に向かって習得するものでもないでしょう。

それまでの経験や体験したことから自然と身に付けていくものなのだと思っています。

だからこそ、私自身も色んなモノやサービスに触れつつ、経験や体験の機会をこれからも増やしていきたいと思うところです。

おわりに

感謝の意を相手にどれだけ伝えられたかは分かりませんが、最近では一番心を動かされた経験でした。

今後も、シリーズのようにそうした内容を備忘録としてまとめていければと目論んでいます。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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