創作活動への憧れ
エンターテイメントとしての音楽や映像に触れることは好きですが、作る側に回りたいという気持ちは今はありません。
でも、そうした創作活動への憧れはずっと持ち続けています。
創作活動への向き合い方
学校の授業の中で、美術・技術・音楽という分野の成績は振るわない方でした。
絵を描こうとすれば、写真のようなリアリティを求めて、そこからほど遠い出来栄えに失望してしまったり。
組み立て式のちょっとした装置を作ろうとすれば、電源が入らなかったり、上手く作動しなくて、虚しさを感じたり。
今思えば、そうした創作活動自体は嫌いではなかったと思うのですが、上手くいかない体験を積み重ねることで、段々と苦手意識と嫌気が差してきたのでしょう。
そうして、何かを自分で作るという創作活動から遠ざかってしまい、やり方自体も分からないので、ますます遠ざかってしまうという悪循環。
大人になった今でも、モノを自分で作るといったことには一定のハードルを感じてしまいます。
流行りのDIYとは縁がないような状態です。
家で必要なちょっとしたモノでも、買えばいいのではと思ってしまったり。
今の世の中、便利なモノは大体買えるので、余計にそう感じてしまうのでしょう。
ただ、自分の子供がいるという状況のお陰で、創作活動から完全に離れるということがなく、過ごすことが出来ました。
何でもかんでも買えばいいというのは、子供にとって良いのかどうか。
下手でも何かしら自分でモノを作る喜びや楽しみを経験させてあげたい。
その時には自分自身の経験というのが役に立ちました。
子供の頃に遊ぶと言えば、もっぱら近所の空き地や公園で友達と過ごすということ。
遊園地やお店に行くということはほとんどなく。
ジュースやお菓子をお店で買って飲み食いするということはなく、喉が渇いたら一旦家に帰ってお茶を飲んでくるか、公園の水道水をがぶ飲みするか。
それが良いとか悪いとかいうわけではなく、その時の状況で出来ることを工夫しながら過ごすということが自然に出来ていたかなと。
そうした経験は何十年と経っても、自分の子供と過ごす時間に活かされるものでした。
今では子供も大きくなりましたが、そうして作ったモノが形として残って、思い出としても残っています。
仕事として選ぶ
創作活動とはほぼ無縁の生活を送ってきましたが、憧れはずっと持ち続けていました。
一度は、そうした仕事が出来ないかと思ったこともあります。
テレビを観るのが好きだったので、自分もそうしたテレビ番組を作る側になれないかと、就職活動の最初の頃は、テレビ局などにも応募していました。
安易な理由ではありましたが、その頃は真剣に考えていました。
ただ、それまでにその業界でアルバイトをしたり、インターンシップなどで経験を積み重ねたりしていたわけでもなく、会社の一つとして捉えていたところもあって、面接などでも手応えなく、撃沈となりました。
東京にも何度か足を運んだり、面接でテレビ番組の企画について話したり、他の業界の就職活動では出来ないような経験が出来て、今ではいい思い出です。
でも、そこで創作活動に対する意識というのは変わりました。
自分には、仕事とするのは難しいなと。
そこから、化学薬品のメーカーに就職して、システム・経理部門を経験して、税理士業界に転職して、税理士として独立開業することになりましたが、仕事として創作活動に携わることは今のところしていません。
端っこにでも引っ掛かるような創作活動を
色々と紆余曲折がありましたが、今でも創作活動への憧れは持ち続けています。
でも、それを仕事には出来ないかなという気持ちも。
だからこそ、本格的な仕事としてではなく、趣味の延長のような形で創作活動が出来ないかと考えるようになりました。
このブログもその一つではあります。
事務所ホームページの一環なので、仕事の一部ではありますが、強制されるものではありません。
内容も、税務に関する記事だけではなく、雑記のようにこだわりなく書いています。
作文など文章を書くことに苦手意識があった自分としては、大きな進歩です。
何かモノを直接作っているわけではないですが、ブログ記事というモノを一つ一つ書き上げていき、作品のように事務所ホームページに残していく。
本流の創作活動とは違うのかもしれませんが、創作活動の端っこにでも引っ掛かるような活動ではないかなと思っています。
だからこそ、しんどいこともありますが、平日毎日の投稿というのを続けられているのかなと。
趣味程度というと、毎日取り組まれている方に怒られるかもしれませんが、料理もまたその一つです。
食材にこだわったり、インスタ映えするようなものではなく、日常に家族で食べるようなご飯ではありますが、美味しいと言ってもらえると嬉しいものです。
家族にしか食べてもらっていませんが、料理する時には、献立から買い出し、調理までを考えて、一つの作品を作るような気持ちで取り組んでいます。
毎日ではないから、そんなことが言えるのかもしれませんが・・・。
いつか家族以外にも作ったモノを提供できるようにならないかな、仕事の一つにならないかな、そんな野望を持ちつつ、細々と自称創作活動を続けていこうと目論んでいます。
おわりに
税理士という仕事柄、色んな人の仕事に触れる機会があります。
創作活動を仕事にすることの厳しさを直に感じることもありますが、夢があるなと思えることも。
やっぱりしばらくは憧れは続きそうです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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平日毎日でブログを更新中。
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