「事務所で平日毎日5個のモノを捨てる」を実践してみた所感とその後の変化

以前の記事で、片付けについて取り上げたことがありました。

 片付けを進めるために工夫していること

その中で、実践し始めたこととして、

「事務所で平日毎日5個のモノを捨てる」

ということを挙げていました。

あれから半年程が経過し、少し変化も出てきたので、現状での所感についてまとめてみます。

ひと通り終えると

何かのブログ記事で、毎日5個何かを捨てることで部屋がスッキリする、というのを読んで、試しに自分の事務所の片付けをしてみようと思い立ちました。

足の踏み場もないほど散らかっている、というわけではなく、比較的モノは少ない方だとは思うのですが、何となく雑然としている雰囲気があって、スッキリした感じを出したいなと以前から思っていました。

年末には、大掃除とまではいかなくても、普段あまり触らないようなところの掃除をするようにはしているのですが、一気にやろうとするので、最後まではやり切れず。

それだったら、区切り関係なく、日頃からしておこうというところです。

特に計画性は持たせず、まずは普段作業している机回りから。

ペンやメモ帳など、普段何気なく見ている風景なので、気にしていませんでしたが、改めて見てみると、インクがない、全然使っていないものが結構あって、そうしたものから捨てていきます。

毎回5個づつ捨てるので、数日ぐらいであれば全然変化は見られず。

それでも気にせず続けていく。

机回りが終われば、次は隣の袖机の中を。

本棚やキャビネット・・・と事務所の部屋の中を順番に回って行きます。

事務所自体は、マンションの一室でワンルームなので、そんなに広くはありません。

進行のスピードがいくら遅くても、数か月も経てば、ひと通り見終わってしまいました。

そこから、2週目に入ります。

とにかく1回1回に時間を掛けないように意識していたので、考える時間を極力省いています。

そのため、迷ったらとりあえず残しておくということが多くなります。

それが2週目に入れば、前回の迷いを踏まえて判断することが出来ます。

新しい目でもう1週してみる。

それでも、半年が経つ頃には、3週目も終えてしまいました。

これを何周も続けるというのも一つの選択肢です。

ただ、これに関しては続けることが目的というよりも、状況把握というのが目的だと思うようになりました。

そうすると、目的は既に達成している。

ここで一旦区切りを付けようと思い立ちました。

また必要になったら、再開すればいい。

その成果は既に実感しているのだから、ハードルはそんなに高くないだろうと踏んでいました。

その時に、ふと他のことにも使えないかなと考えました。

データの整理にも使えそう

片付けというと、目に見えやすい「モノ」を思い浮かべていましたが、他にもあります。

最近では、「モノ」で保管するのではなく、データで保存するということが、より身近になってきました。

仕事に関係することは、紙資料などの「モノ」ではなく、データで保存していることの方が多いかもしれません。

私自身も、税理士として独立開業してからは、特にペーパーレスというよりもペーパーストックレスを意識するようになりました。

それは、事務所のスペースが限られているというのが一つのきっかけではありますが、データで管理する方が場所を選ばず、仕事のやり方に幅を持たせられるなと実感しているところです。

データであれば、場所を気にせずどんどん保存していくことが出来ます。

もちろん、容量の制限などはありますが、紙の資料ほどには気にしなくてもいいかなと。

そうした自由度があるからこそ、迷いが少なく、ストレスを感じる場面が軽減されることもあります。

ただ、データの数という意味では、紙の資料とは比較にならない程の膨大な数になるので、後でいざ整理するとなると苦労もあります。

データの移動や削除などは簡単に短い時間で行うことが出来ますが、数が多いとそれなりの時間が掛かります。

ここで、

「事務所で平日毎日5個のモノを捨てる」

というのが使えるのではないかなと思うようになりました。

日々データの更新が行われ、新しいデータが保存されていく中で、全く使われていないデータというのは多数存在しています。

それが必要なのか、不要なのか。

ちょっとづつでも進めていけば、ひと通り見終えることが出来るはずです。

数か月単位では難しくて、年単位になるかもしれませんが、やってみる価値はあると思っています。

情報の整理に使い始める

目の前にあるモノやデータを選別して、整理していくという過程は、実現できるかどうかは別にして、イメージし易いものです。

自分で把握出来ていない状況を目の当たりにしているので、何とかしようという気持ちが出て来やすいものでしょう。

でも、自分で把握出来ていなくて、整理しなければいけないのは、モノやデータだけではありません。

目に見えにくい自分の情報というのも、色んな所に散らばっていて、一元的に把握するというのは難しいところがあります。

もちろん、自分自身は記憶や経験などで、この情報はここに記載されている、ということを把握しているでしょう。

ただ、それを自分以外の人が把握することは出来るのか。

いわゆる個人情報なので、いたずらに第三者に把握してもらうものではないでしょう。

でも、自分に何かあった時に、家族や近しい人が困らないように、自分の情報を把握しておいてもらった方が良い場合もあります。

常に把握しておいてもらわなくても、ここを見れば大体分かるというものがあれば安心です。

名前・住所・生年月日ぐらいであれば、家族や近しい人なら知っていることが多いでしょう。

運転免許証に書いている内容なので、それを見れば分かる。

じゃあ、運転免許証はどこにある?

財布?カード入れ?

財布はいつもどこに入れている?

改めて聞かれると、ハッキリ分からないことというのは多いものです。

こうした情報を整理するというのも、一気にやってしまおうとすると、細かいところが抜けてしまったり、省略してしまうこともあるでしょう。

こういう時にも、

「事務所で平日毎日5個のモノを捨てる」

というのは使えるかなと。

モノを捨てるわけではなく、情報を記録・整理すると読み替えることになりますが。

セキュリティの問題、管理の手間暇の問題など、考えるべきことはありますが、情報が整理されていないと話が進んでいきません。

私自身も、最近エンディングノートの内容をベースに、自分自身の情報を整理し始めたところです。

これを皮切りに、情報の整理にも取り組んでいこうと目論んでいます。

おわりに

同じことをただ繰り返していると、単純に飽きてくるということもあります。変なところにこだわらずに、本質を見極めるようにしていきたいところです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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