ひとつのことに一辺傾倒せずそれぞれ向き合う時間を作る

ひとつのことに集中すれば、成果は上がり易いというイメージがあります。

常に上位を目指しているような人であれば、それ中心の生活をして、他のことを極力省くようにしている。

だからこそ、成果を上げることが出来るのでしょう。

ただ、最初からそうした選択を出来るとは限りません。

何を選ぶか

好きなことや得意なことに一辺傾倒して、成果を上げていく。

出来ればそうしたいところですが、なかなか簡単にはいきません。

まずは、何が好きなのか、得意なのかというのを探すところから、という場合もあるでしょう。

最初はよく分からずに、続けていくうちに好きになったり、得意になったりすることも。

私の場合であれば、野球。

幼稚園の時に、父親に連れられて、地元の野球クラブに見学に行ったのがきっかけで始めることになりました。

はっきり覚えていませんが、おそらく父親から「野球やってみたい?」と聞かれて、「うん!」というやり取りがあったのだと想像できます。

明確な意思があったというよりも、初めてみる光景に単純にワクワクしていたのでしょう。

そこから、中学生まで野球を続けることになりました。

得意だったのかは正直分かりませんが、好きだったからこそ続けられたというところがあります。

毎日練習漬けの日々、というわけではありませんでしたが、生活の中心にはなっていて、その頃は野球のことを一番考えていたように思います。

そのために、他のことで犠牲になっていたこともあったかなと。

土日は基本練習か試合。

休みに友達と遊ぶということはありましたが、そんなに多くなかったかなと。

野球に集中していたことで、得られたものもたくさんありましたが、それだけ他のことを経験出来なかったということはあるでしょう。

集中したからといって、目に見える成果が上がるわけではない。

そういった思いもあって、高校では陸上部に入りました。

同じスポーツではありますが、ジャンルが全然違うので、練習メニューや取り組み方など、その違いを楽しみながら、取り組むことが出来たかなと。

高校3年間は陸上に集中することになりました。

それぞれに向き合う時間を作る

大人になると、学生時代のように何かひとつのことに集中するのが難しくなります。

仕事をしていれば、それが中心になる。

生活のために仕事をするという側面があるので、他のことを優先しにくいところがあります。

それでも、上手く工夫すれば出来ないことはないですが、ハードルはグッと上がります。

会社員であれば、会社の方針に従う必要があり、自分の裁量というのはあるようでないもの。

そういったものと割り切れればいいのですが、そうすると自分の時間を犠牲にしてしまう。

それでは、独立して自分で事業をしていれば自由なのかと言われれば、完全に自由になるわけでもなく。

相手がある仕事であれば、自分で何でも決めれるわけではないですし、生活のための最低限の収入は確保し続ける必要があります。

それでも、裁量という意味では自由さは大きくなるものです。

私自身も、税理士として独立開業して、最初は生活のために仕事をする面が多々ありましたが、少しづつ仕事に向き合える時間も増えてきたように感じています。

そうなってきた時に、仕事以外の時間をどう使うかというのを考え始めました。

このブログでも何度か書いていますが、最初に思い付いたのはマラソン。

ただ、記録を狙って、タイムはこうです!と言い合うのは自分には合っていないかなと。

コツコツと練習を続けながら、年に数回は大会に出る。

でもその練習自体も楽しんで出来るように。

大会に出ることが最終目的ではなく、一つの区切りとしていきながら楽しんで取り組んでいく。

目指すは「週一ランナー」というところです。

でも、マラソンだけでなく、他にもやりたことがあれば、その都度試してみる。

同時並行で、進めてみるのもいいでしょう。

一辺傾倒になれば、無理が生じて続かなくなってしまうので、ちょっとづつそれぞれに向き合う。

すぐに成果は上がってこないものですが、無理ない範囲というのは、自分には合っているようです。

時間を掛ければ成果も上がる

成果を上げることを目標にしていないと言うと、何のためにしているのか?と疑問に思われることがあるようです。

ストレートに聞かれたことはないですが、「何が楽しいの?」という顔をされたことがあります。

成果の捉え方は人それぞれですが、誰かと比較するというのが分かり易いかなと。

それはもちろん大事な要素です。

私自身もそうした世界でずっと生きているので、誰かに勝った時の嬉しさや負けた時の悔しさというのは身に染みています。

でも、だからこそ執着し過ぎないというのも必要かなと思っています。

成果に一喜一憂し過ぎると、早く成果を欲してしまう自分がいます。

成果がすぐに上がらないと、これはダメだとすぐ辞めてしまう。

そうした見切りが必要な時もありますが、仕事以外のことであれば、せっかくのチャンスを逃してしまっているかもしれません。

それはもったいないなと。

マラソンを趣味にしようと始めてから4年ぐらい経ちますが、記録という意味では全然成果は上がっていません。

サブフォー・サブスリーなんて遠い世界の話です。

でも、自分が決めたペースで練習など続けられています。

初めてフルマラソンに参加した時には、半分も行かずに足が痛くなって走れなくなり、ほとんど歩いてのゴールとなりました。

それが、歩かずに走り切ってゴールするという成果までは辿り着きました。

今でもタイムを聞かれて答えると、「遅くない?」という顔をされることがあります。

そうして気持ちが沈むこともありますが、よくよく考えれば、タイムを言って褒めれるために一辺傾倒するのは違うはずと思えるようになりました。

それもまた成果かもしれません。

今はまた別のことも初めて、コツコツと向き合いながら練習しています。

そうしたことが増えていくことで、楽しみに感じれることがまた成果と思えるなら嬉しい限りです。

おわりに

以前よりは仕事以外のことに使う時間は増えましたが、今のところは時間に追われている感覚がありません。

これがいつまでも続くようにそれぞれ向き合う時間を作っていければなと思っています。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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