1日で出来ることには限りがあるからこそ
12月になると、年の瀬が近付いてきて、何だか分からないけれど忙しさを感じることが多いです。
特に、今年2023年は事務所の移転があったりで、11月のスケジュールがギュッと詰まっていました。
気持ち的にも、落ち着かないソワソワした日々が多かったかなと。
中には、11月中にやっておきたかったことを12月に回してしまったこともあります。
無理して予定を前倒しにする必要はないけれど、後で一気にまとめてやろう、というのはなかなか上手くいかないものです。
1日で出来ることを増やす
1日24時間と考えると、結構な時間があるように思えます。
しかしながら、全ての時間を思うように使えるわけではありません。
睡眠時間や食事の時間など、最低限生活に必要な時間を間引いていくことになります。
私の場合であれば、睡眠時間は平均7時間ぐらい。
食事の時間は、昼と夜を中心に間食を含めて平均3時間ぐらい。
これで既に10時間は使っていることになります。
睡眠時間と食事の時間を除いて、家事や休息などの時間を含めて自宅で過ごす時間を考えると、4時間ぐらいは確保したいところ。
そうすると、残り10時間が仕事に関連する時間ということになります。
毎日10時間も仕事の時間があれば、出来ることは多くあるのではないか。
もちろん、それだけの時間を純粋に仕事に使えれば、はかどることもあるでしょう。
朝9時に出社して、夜20時まで仕事。
昼休みを1時間とすると、これぐらいのスケジュール感です。
あれ?大体いつもそれぐらいで仕事をしているのに、そんなに多くのことが出来ていないかも。
私自身も、会社に勤務していた時には、これぐらいのスケジュールで動いていました。
しかしながら、毎日こんなに仕事がはかどった!と思えることはあまりなく。
バタバタしている間に、いつの間にか夕方になっていて、今日やろうと思っていたことが全然出来ていないということがしばしば。
それが良い悪いというのは分かりませんが、自分には合っていないということは分かっていたので、税理士として独立開業するのを機に、やり方を変えることにしました。
この日にやろうと思っていることを、タスクとしてスケジュールに記録していく。
当日の朝に1日の予定タスクを時間単位で細かく登録する。
タスクが終わる度に、実際に掛かった時間に置き換えていく。
こうすることで、自分が何をやったかを後から見直すことが出来ます。
少々手間は掛かりますが、この作業にこれぐらいの時間が掛かるというのを把握することで、予定が組み易くなります。
そして、ここに時間が掛かり過ぎているのは何故かという疑問も出てきて、改善出来るか考えるきっかけになる。
こうして、1日の時間の使い方をある程度把握することで、1日で出来ることを無理ない範囲で増やすという試みはしておきたいところです。
区切らなければ、時間は増える?
1日で出来ることを増やそうと思うと、単純に時間を増やせばいいということも考えられます。
明日までにやるべきことがあって、今日の終業時間18時までに終わらせないといけない。
そのために、時間を捻出して、作業効率を上げて、と色々な工夫をしてみる。
今なら、そうした取り組みを自然と考えられます。
場合によっては、明日という期限を前もって調整しておくことも出来ます。
以前であれば、終業時間という区切りを外すことで、時間を確保していました。
終業時間という区切りをなくすことで、時間を増やすことが出来る。
そう思って、仕事が終わるまでの時間を確保していました。
今思うと、残業しているという感覚ではなく、仕事が終わるまでのただのプロセスと捉えていたのかもしれません。
区切りがなくなることで、時間の制約がなくなったように錯覚してしまう。
そんなことはないと頭では分かっていても、時間に追われることから逃れる応急処置のような感覚だったのでしょう。
だからこそ、溜まっていた事務仕事を、明日一気にやろうと思って意気込むものの、いざやってみると、思ったより進んでいないことに失望するということを繰り返してしまうのかなと。
少しでも進めていく
大きな目標や目的のことを考えると、やるべきことのボリュームの大きさに不安を感じてしまうこともあります。
それは仕事だけでなく、勉強も同じかなと。
試験に合格するためには、この範囲の勉強をしなければならない。
そのためには、テキストを〇冊読んで、問題集を〇冊解く必要がある。
そのためには、これぐらいの時間がかかる。
今までに経験したことのないようなボリュームであれば、最後まで出来るか不安になって、目の前の1日に出来ることを詰め込もうとしてしまう。
思うように進められなくて、自分に失望することもあるものです。
他の人はもっと進んでいるのかもしれない。
思うように出来る日もあるけれど、最後まで終わったわけではないので、もっとやれたのかと不安になる。
考え出すとキリがないものです。
結果が出ない内は、こうした不安は消えないもの。
そうであれば、自分の決めたスケジュールをコツコツと進めていくしかありません。
不安で何も手が付かなくなるのであれば、少しでも進めていく。
これで本当に大丈夫かと自信が持てないこともあるでしょう。
それでも、前に進んでいけば、着実にその足跡は残っていくもの。
後々それを振り返った時に、その積み重ねの大きさが自信に繋がるものです。
1日で出来ることには限りがあるからこそ、諦めずに最後までやり切る。
ありきたりではありますが、それが一番結果に繋がるのかなと思っています。
おわりに
頑張っていれば報われる。全員がそうなれないのかもしれないですが、そうであって欲しいと願うばかりです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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