楽しいと好きは別のモノ
先日ラジオを聴いていたときに、
「お前といると楽しいけど、お前のことは好きではない。」
というくだりが印象に残りました。
良いのか悪いのかは分かりませんが、妙に納得する部分がありました。
楽しいと好きは別のモノ?
オードリーのオールナイトニッポンでの一幕。
詳細な内容についてはここでは触れませんが、若林さんから春日さんに対しての言葉です。
学生時代の同級生から、そのまま漫才コンビとして何十年と一緒にいる。
仕事のパートナーというよりも、学生時代のノリで一緒にいるという感覚もある。
一緒にいて楽しいという感覚はあるが、人間として好きというわけではない。
こういった主旨の内容だったと理解しています。
もしかしたら照れみたいなものがあるのかもしれませんが、私自身は妙に納得してしまうところがありました。
自分が楽しいと思えることが、好きなことでもあるというのは、理想的ではあります。
そういったことばかりであれば、色んなことが上手くいきそうです。
上手くいかなくても、精神的には心地良く取り組むことが出来るでしょう。
ただ、そんなに上手くいくことばかりではなく。
楽しいと好きが両立しないことの方が多いかなと。
楽しくないけれど好きではある。
このパターンは自分には当てはまることはあまりないかなと。
強いて言えば、楽しいことばかりではないけれど、たまに楽しいこともあるので、好きではある、というところでしょうか。
楽しいけれど好きではない。
自分にとっては、こちらの方がしっくりきます。
マラソンはしんどい
楽しくないけれど好きではある。
↓
楽しいことばかりではないけれど、たまに楽しいこともあるので、好きではある。
このパターンで思い付くのは、私にとってのマラソン。
基本的に、運動自体は嫌いではないですが、人より体力が十二分にあるというわけではありません。
中学までは野球、高校では陸上をしていたので、基礎体力的なところはあります。
走ることに関しては、小学生ぐらいまでは短距離も長距離もどちらも得意でしたが、段々と長距離は自分に向いていないことに気付き始めました。
持久力があまりないようで、ペース配分などを上手く考えないと、たちまち体力が尽きてしまう。
そんな状態だったことを忘れて、大人になってから初めて参加した大阪マラソンで惨敗を喫しました。
フルマラソンのうち、半分ぐらいを歩いて何とかゴールにたどり着きました。
こう聞くと、歩いているので、しんどさという意味ではまだマシだったのでは?と思われるかもしれません。
もちろん、ずっと走り続けていたよりはしんどくなかったのでしょう。
ただ、半分ぐらいまで無理なペースで走り続けて、エネルギーを使い果たした状態で、20km以上を歩くというのは、想像以上にしんどいものでした。
時間制限もあるので、本当にゆっくり歩くことは出来ないので、常に早歩きをしているような状態。
フラフラになりながら、ゴールまでの道中では、こんなしんどいことはもう二度とやらない!、と思いながらずっと歩いていました。
これが、ゴールしたら、また次に挑戦しようと思えました!と言えたら格好良いのですが、ゴールした直後にはそんなことを思えるはずもなく。
もうこれでしんどい思いをしなくてもいい、と安堵の気持ちだけでした。
そこから、しばらくはマラソンのことは考えないようにしていましたが、大阪マラソンに出ると言ってしまっていた手前、何らかの形で話をせざるを得ない状況が度々出てくる。
その時の反応は、「スゴイですね。」というものが意外に多い。
出場して、ほとんど歩いてゴールしただけなのに・・・。
もしかしたら、タイムが遅くても走り切れたらスゴイってことなのかな?
勘違いもあったと思うのですが、自分にとっては良い方向での勘違いが出来たようです。
それから、とりあえず完走を目指して、少しづつコツコツと無理せずに練習を続けてきました。
今でも、フルマラソンを1回1回走り切ることが目標ではあります。
しんどいことが楽しいと思ったことはありませんが、週一の練習を続けられたこと、低くても目標を達成したときに感じる楽しさを味わうようになると、好きなのかもしれないと思うこともあります。
マラソンが好きというよりも、コツコツと努力を継続して少しづつ成果が出るプロセスが好きなのかもしれませんが。
文系にとっての理系科目
楽しいけれど好きではない。
ニュアンスとしては、ちょっと違うかもしれませんが、最初に思い浮かんだのは、文系だった自分にとっての理系科目。
高校時代、途中から文系と理系に分かれる時に、文系を選びました。
その時に先生に最初言われたのは、「何で?」ということ。
テストの成績としては、数学や化学や物理などの点数の方が高い。
何なら、現代文や古典などの国語科目の方が苦手。
そんな状況なので、当然理系に行くものだと思われていたようです。
3歳上の兄も同じ高校で理系に進んでいました。
兄が卒業して私が入学というタイミングであり、学年担当の先生が重なっていたので、理系だった兄のことを覚えていたというのも影響していたのかもしれません。
なぜ文系に進まなかったのか。
当時の細かい事情までは覚えていませんが、理系に進んで、大学で研究などをメインにして、将来研究職に就くという未来が想像できなかったというのを理由として挙げていました。
もちろん、理系=研究職というわけではないですが、当時はそういったイメージが強かったのかなと。
それが表向きな理由であり、ウソは全くないのですが、もっとシンプルなところで言うと、理系科目が好きではなかったというのが本音のところです。
テストの成績で言えば、理系科目の方が点数を取り易い。
そういう意味では、楽しいという要素はありました。
ただ、内容自体に強く興味を惹かれたり、探求心みたいなものがあったかと言えば、そういったものはなく。
そういう意味では、文系科目の方がテストの成績は奮わなかったですが、興味を惹かれるものがあったかなと。
それが正解だったかどうかは今も分かりません。
でも今の職業を考えると、理系の要素も含みつつ、文系メインの仕事内容なので、結果的には合っていたのかなと思っています。
おわりに
過去の選択をやり直すことは出来ませんが、その時の選択が今にどう繋がっているかというのを確認してみると意外に面白いものです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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