やっぱりマラソンと独立は似ている
以前の記事で、マラソンと独立について取り上げたことがありました。
それから3年程が経ちますが、今でも週一ランナーとして何とか続けています。
先日、大阪マラソンに向けて、30km走に参加する機会がありました。
何か特別な大会というわけではないですが、その時に改めて思ったのが、やっぱりマラソンと独立は似ている、ということ。
以前と同じタイトルにはなりますが、今の気持ちを改めて振り返ってみました。
ラクにはならない
税理士として独立開業した時期とマラソンを趣味にしようと思い立った時期は、2019年の後半でほぼ同時期になります。
2024年1月16日現在で、4年が経過しました。
そんなに長い期間が経ったわけではありませんが、それなりの時間が経っています。
2020年に始まるコロナ禍という特殊な状況があったので、時間の感じ方は少しスローペースかもしれませんが。
マラソンについては、大会のようなイベントごとは軒並み中止となり、再開の目途も経たずで、先行きの見えない状況が続いていました。
ただ、大会を目指してバリバリ練習する!というモチベーションではなく、コツコツと細く長く続けることを目指していたので、参加する大会がなかったというのは良かったのかもしれません。
変に気持ちが焦ったり、煽られたりすることもなく、淡々と練習を続けることが出来たかなと。
基本的には、週末の早朝に一人で走ることが多かったので、コロナ禍という状況でも、そのペースが乱されるということはなく。
あとは、モチベーションをどれだけ前向きに持てるかどうか。
そこは色々と工夫が必要ではありましたが、走りながら出来ることを探して、ラジオなど楽しみを見付けることが出来ました。
今では、ラジオをしっかり聴くために、長い距離を走りに行きたいというモチベーションの時もあり、何だか不思議な感じです。
こうして、途切れることなく自分のペースで続けてきたマラソンですが、大会などに参加するとやっぱりラクではありません。
別に記録を狙っているわけでもなく、ゆっくりのペースで走り切ることを目指しているのに、しんどさは必ずやってきます。
そのしんどさが好きになるということはなく。
その先のゴール後の達成感のために、じっと耐えているという感覚でしょうか。
それならやらなければいいのに。
そう言われてしまいそうですが、嫌というわけではなく。
ラクをしたいわけではないけれど、しんどさにはいつまでも慣れないというのが本音のところです。
独立についても、同じところがあるかなと。
勤務していると仕事が大変で、独立するとラクになる。
そんなことはない、ということは分かっていましたが、少し期待しているところがありました。
独立したら自由になるので、独立の大変さと上手く相殺されるのかなと。
もちろん、独立したことによる自由さなど、良かった点はたくさんありますが、それと独立の大変さとは別のもの。
当たり前ですが、相殺されて独立の大変さを経験しなくて済むということはありません。
ただ、その大変さを経験した上で、独立して良かったことを経験することで、結果的に良かったと思えるようになるのかなと。
挑戦しないと始まらない
フルマラソンなんて走れるわけがない。
マラソン人口の割合がどれぐらいかは分かりませんが、自分の周りを見てみると、決して多くはありません。
そうすると、フルマラソンを走るという発想はなかなか出て来ないもの。
私自身もそうでした。
大阪マラソンが始まった時には、そういうイベントがあるということは認識していましたが、完全に他人事。
それが、何となくの雰囲気で申し込むことになり、見事に当選。
そして臨んだ本番では、半分以上歩いてゴールという惨敗。
普通はそこから奮起して、再度チャレンジとなるところですが、しばらく時間が空くことに。
ちょうど独立したタイミングで、大阪マラソンに参加出来る機会があり、出場するも、これまた惨敗。
これで諦めるのが普通かもしれませんが、何故か2回目の惨敗でやっと火が付きました。
今でもすごい記録というわけではなく、フルマラソンを何とか1回完走したぐらいなものですが、挑戦してみたからこそ出来たことです。
挑戦しないと始まらない。
独立もまた同じなのかなと。
勤務のままでいるのか、独立するのか。
独立して上手くいく保障はありません。
挑戦してみて、上手くいかなかったらどうするのか。
考えないわけにはいきません。
ただ、挑戦してみないと始まらないのも事実。
必ずしも一発勝負のギャンブルをする必要はなく、ある程度の準備や予行は出来るもの。
色んな保険を掛けた上で、挑戦するのであれば、やってみる価値はあるのかなと。
受け止め方は自分次第
マラソンをしていると、気になるのがタイム。
フルマラソンで〇フォー達成しました!などそれまでの頑張ってきたことの証として記録が残せるというのは嬉しいもの。
もちろん、私もそういった意識はあります。
目指すところは、タイムを早くすることではないけれど、やっぱり気になる。
マラソンをしていると言うと、フルマラソンのタイムは?と聞かれることも多く。
今日の練習は〇kmをは△分/kmで走りました!など参考になるタイムというのは色々あるものです。
出来ればすごい、と言われたい。
そういう気持ちがないわけではありません。
ただ、上には上がいるもので、そこを追求し出すと、自分のペースが崩れてしまう。
タイムのために、プライベートや仕事の時間を削るというのは、自分にとってはない選択肢かなと。
その気持ちは変わらなかったので、時々ブレることもありますが、タイムをあまり気にしないで過ごせるようになってきました。
タイムを気にすることがダメなわけではありません。
それも立派な目的ではありますし、誇れることだと思っています。
ただ、自分は違うところを進みたいと思っているというだけです。
タイムなどの数値で言えば、独立においても、比較をしてしまうもの。
今年の売上がどうだった、顧問数がどれぐらいあるなど、分かり易い指標ではあります。
どちらも多いに越したことはないですが、そこに主軸を置いてしまうと、しんどくなるもの。
それを否定するわけでもなく、負け惜しみでもなく、自分の指標を模索する。
受け止め方は自分次第なので、それで良しとするかも自分次第。
そういう心持ちが必要なのかなと。
おわりに
マラソンにしても独立にしても、本当の意味でのゴールというのはもっともっと先にあることだからこそ、試行錯誤を繰り返しながら、自分のペースで進み続けることが大事なのかなと今は思っています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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