自分に合った勉強の仕方を模索する

今年で45歳になりますが、今でも新しく勉強することというのはまだまだあるものです。

昔のように、学校で授業を毎日受けて、というわけにはいきませんが、その時々に応じた勉強の仕方が必要だなと痛感しています。

色んな選択肢がありますが、自分に合った勉強の仕方というのをある程度は掴んでおきたいものです。

勉強の仕方を人に伝える

先日、娘と話している時に、この資格の勉強をするのに、何から始めたらいいと思う？という話題になりました。

たまたま私も受けたことがある資格でしたが、勉強していたのは20年程前の話。

同じ名前の資格ではありますが、内容や難易度なども大きく変わっているようです。

選択肢としては、独学か専門学校に行くかぐらいでしょうか。

自分が20年程前に勉強した時は、本屋さんでテキスト・問題集を買って、独学で勉強しました。

比較的難易度はやさしいと言われていたので、独学でいいかなと。

でも、その油断があったからなのか、１回目の受験は不合格。

これではダメだと、気合を入れ直して、一から勉強し直し。

何とか次の受験では何とか合格までたどり着きました。

この経験が他の人にも当てはまるかどうか。

油断は禁物というのは当てはまるかもしれません。

でも、独学で大丈夫か、専門学校に行った方がいいかは、その人次第。

私の場合は、そんなに大変じゃないと聞いてしまうと、人よりもだいぶ油断する傾向があるようです。

普通の人であれば、大丈夫と言われても、きっちりやるべきことを着々と進めるものかもしれません。

そう考えると、自分の感覚を素直に伝えるというのは、難しいものです。

ただ、一概に言えることばかりではありませんが、傾向によって伝えられることはあるかなと。

短いスパンの勉強の場合

例えば、勉強する期間と試験を受けるまでの期間が比較的短い場合。

明確な区切りはありませんが、数ヶ月で完結できるようなイメージでしょうか。

テキストや問題集が１冊に収まっている、とすれば分かり易いかもしれません。

書店などに参考書がたくさん並んでいるものであれば、独学でも大丈夫というのが経験則です。

勉強時間の確保のために、多少はスケジュール管理などが必要となりますが、最終的には帳尻を合わせることが出来ます。

もちろん、なかなか勉強せずに、後半に一夜漬けのような形で追い込みをかけるとなると、上手くいかないこともありますが、それはそもそものやる気の問題かなと。

自分が必要だと思ったもので、自主的に勉強を始めるのであれば、今までの日常生活の中に、そのための勉強時間というのをわざわざ作り出す必要があります。

そのためのパワーがないのであれば、ちょっと難しいかなと。

私自身も、先程話題に挙げた20年前の資格の勉強の時には、誰かに言われたわけでもなく、今後の仕事にも必要となると思って、自ら勉強を始めました。

取っ掛かりとなる資格を取った後には、更にその上の資格も目指すことに。

さすがに、勉強する分量も増えて、難易度も上がるので、独学では厳しいかもという話も聞いていました。

でも、時間を掛ければ大丈夫という同僚の言葉を信じて、勉強を継続して、何とか合格することが出来ました。

もちろん、一発合格というわけではなく、こちらもまた２回目での合格となりましたが。

ただ、試験に合格することが目的なので、そこに至るまでのプロセスというのは、あまり関係ないかなと。

その時には、終わりが見えないので、自分はダメかもと何度かくじけそうになりましたが。

こうして、短いスパンの勉強の場合には、独学でも行けそうという感覚を持てるようになりました。

長いスパンの勉強の場合

それでは、長いスパンの勉強の場合はどうか。

独学では無理なのか。

これまた人によるとしか言いようがありませんが、私の場合はおそらく無理そうです。

道筋が見えない中での、勉強というのは自分にとっては苦手なようです。

だからこそ、長期に渡る勉強については、専門学校の力を借りて進めてきました。

今までで一番長いスパンの勉強は、税理士試験。

始めた頃は、どれぐらいの期間になるか読めませんでしたが、長期になることは何となく分かっている。

1年に1科目としても、5科目揃えるのに、最低でも5年はかかる計算です。

仕事をしながらとなれば、それが精一杯かなと。

毎年1科目に合格出来るかも分からないので、本当に先が読めない状態。

そんな状態になって、改めて専門学校で情報が得られて良かったなと。

しんどい期間が続きましたが、それでも続けられたのは、先を見据えることが出来たから。

もちろん、独学で税理士試験に合格している人もいるでしょう。

それは本当にすごいことです。

だからこそ、人に安易にはおススメ出来ないかなと。

長いスパンの勉強を考える時には、まずは継続することが大事。

そして、諦めずに最後までやり切ること。

そう考えると、私の場合は、人の力を借りないと難しいと痛感しています。

おわりに

勉強を頑張ろうとしている人はとにかく応援したいと思っています。

しんどいことも多いけれど、達成した時の充実感は格別なもの。

本当に合格するのが難しいものもありますが、多くの場合は、時間を掛ければ合格出来るのではないかなと思っています。

その多くの時間を掛けるというのが難しいのですが。

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この記事を書いている人

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