習慣を続けられるのは心に余裕があるから

「忙しい」という言葉はあまり使わないようにしています。

それは、好意的に捉えられることもあれば、そうでないこともあるから。

どちらの立ち位置であっても、心の余裕はなくしたくないものです。

ここ最近の状況と習慣

税理士業界では、一般的に、年末から5月頃までが繁忙期とされています。

年末調整に始まり、個人の確定申告、法人の3月決算という流れで、業務が集中する時期なので、そう呼ばれていることが多いです。

私自身も、税理士事務所に勤務していた時には、もれなくその流れに乗っていました。

何が大変かと言えば、通常業務に一時業務が集中的に乗っかってくるということ。

普通に考えて、負荷が増えるのは当たり前なのかなと。

もちろん、季節的要因で、時期は決まっているので、一時的に増員するなどで対処できる部分はあります。

ただ、通常業務の延長線上に一時業務が繋がっていることもあり、それらの切り離しがなかなか上手く行かないこともあります。

通常業務である顧問先の月次処理の延長線上に、確定申告や決算業務があるなど。

税理士として独立開業してからも、そうした流れに乗っている部分はありますが、勤務時代と比べれば、業務量としては極端に減っているので、何とか平常運転で過ごせています。

それが、この2023年12月から2024年4月にかけて、少し心の余裕を失いかけてしまいました。

それまで毎日続けている習慣を止めてしまうところまでは行きませんでしたが、リズムが狂って最小限に抑えることがあったり。

一番の影響は、2023年12月から新たに始めようとした習慣が根付いていないこと。

2024年4月11日現在で、ようやく新たなスタートが切れそうですが、それも心の余裕を取り戻せつつあるからかなと。

原因ははっきりしていて、自分にとってインパクトが大きいことを重ね過ぎたこと。

出来ることと出来ないことの感度は常に磨いておきたいものです。

仕事の面で

仕事においては、業務量が急に増えたということはありません。

収入とのバランスもありますが、今のところは長期的な目線で対応出来ているかなと。

業務量以外で自分にとって大きなインパクトとなったのは、事務所の移転。

昨年2023年の夏頃から動き出して、年内には完結させることを目標にしていました。

その辺りのスケジュール感は順調に進められていました。

移転作業自体も、大所帯なわけではないので、物凄い大変だったということもなく。

むしろ計画通りに進められた方かなと。

ただ、表面上は順調に進んでいても、通常とは違う動きをしているので、心の余裕というのはなくなっていたのかもしれません。

何かリズムが狂い出したという感覚があり、移転後もフワフワした感覚が続いていました。

業務のスケジュールとしては順調。

むしろサクサク進んでいく。

でも、何だか不安。

プライベートの面でも、色々なことが重なっていたので、心がなかなか休まらない。

結果的には、心の余裕が持てないままに、新しい取り組みが上手く進まなかったのかなと。

プライベートの面で

プライベートの面で言うと、何だか不幸が降りかかったように思われるかもしれませんが、特にそんなことはなく。

むしろ自分から進んで取り組んだことで心の余裕がなくなったという方が正しいかもしれません。

例えば、大阪マラソン。

2月開催で、個人の確定申告時期と重なるので、税理士としてはなかなか参加しにくい日程ではあります。

ただ、そこに向けたトレーニングのために、色んな時間を削って注力する、というわけではなく、あくまで目指しているのは「週一ランナー」。

基本は、週1回のランニングでフルマラソンを走り切ることを目標に掲げています。

それでも、大会直前には、少し長めの距離を走ったり、受付や準備の時間を取る必要があります。

仕事のスケジュールは順調でも、移転後の心の余裕がない状態だと、ちょっとした時間を掛けるだけでも、心の負担は大きいもの。

どちらも自分が選択したことであり、やりたかったことですが、色んなことが重なってしまうと負担になるのだということを痛感しています。

後悔はしていないのですが、時期をズラすなどの現実的な対応が出来なかったのかなどの反省点はあります。

また、自分が直接受けるわけではありませんが、子供の受験が重なったというのも大きかったかなと。

私が出来ることは限られていて、話を聞いたり、一緒に悩んだり、日常生活のサポートをしたりぐらいなものです。

それでも、心に占める比重は大きかったかなと。

自分が実践するわけではないからこそのもどかしさみたいなものがあったり。

新しい環境が始まると、それはそれで準備に追われて、瞬く間に時間が過ぎていきます。

初めてのことなので、すんなり理解が出来ないこともあり、悩む・考える。

それらは必要な時間であり、これからに活かせることではありますが、消耗はしてしまいます。

それがいつまでも続くわけではないので、ひと段落すれば日常に戻っていく。

心の余裕を持つためには、こうした波風を立て過ぎないことが大事なのかなと痛感しています。

おわりに

大丈夫、大丈夫と言ってしまいがちですが、これからは、本当に大丈夫?も取り入れていく所存です。


【広告スペース】>>>>>>>>>>>>>>


>>>>>>>>>>>>>> 【広告スペース】

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

大阪市福島区を拠点に活動中。
オンラインも活用しているので、対応エリアは問いません。

平日毎日でブログを更新中。

プロフィールはこちら

主なサービスメニュー

【単発サポート】
 単発税務サポート
 個別コンサルティング
 確定申告サポート
 融資サポート

【継続サポート】
 顧問業務
 税務顧問応援パッケージ(福島区)
 税務顧問応援パッケージ(ラーメン屋さん)
 事務処理のひと手間を減らすサポート