所得税の確定申告で還付があった時には通知書を確認しておく
所得税の確定申告をして、税金を納付する。
そうした手続きとなることもありますが、先払いしていた税金が戻ってくる、いわゆる還付を受けるということもあります。
還付を受ける側なので、申告書の提出以外にすることはありませんが、通知書等は確認しておきたいところです。
紙の通知書
所得税の確定申告で還付を受ける時の注意点については、別の記事でもまとめていますので、そちらをご参照ください。
還付を受けるまでのざっくりした流れとしては、
申告書の提出
↓
還付
というもの。
還付される税額は、確定申告書の第一表に記載されています。
国税庁ホームページ
確定申告書等の様式・手引き等（令和６年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告分）
・令和６年分所得税及び復興特別所得税の手引き（PDF/28,109KB）
税務署の内部処理が終われば、適宜還付されます。
還付される時期については、その時の状況によるので一概には言えないですが、申告書の提出から１か月ぐらいが目安のようです。
国税庁ホームページ
【税金の還付】
還付される際には、税務署から小さいハガキのような通知書が届きます。
e-Taxでの通知
申告書をe-Taxで送信している場合には、還付金の処理状況をe-Taxのマイページから確認することも出来ます。
国税庁ホームページ
【税金の還付】
通知書はこんな形式で表示されます。
確認すること
まず確認するのは、申告書に記載した還付金額と通知書の金額が一致しているかどうか。
指定した口座の入金額でも問題ありません。
基本的には一致しているはずですが、もしも違っている場合には税務署等に問い合わせしておいた方がいいでしょう。
ただし、申告書に記載した還付金額と指定した口座の入金額に差異があっても、通知書に還付加算金があって、その分の差異であれば、問題ありません。
還付加算金は、ざっくり言えば、税金を返してもらうまでの間の利子のようなものです。
還付される税金と一緒に入金されることになります。
注意点としては、入金した年分の確定申告で、雑所得として申告する必要があるということ。
詳細については、別の記事でも取り上げていますので、そちらをご参照ください。
おわりに
納税ではないので、過剰に気を付ける必要はありませんが、最低限の確認はしておきたいところです。
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この記事を書いている人
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