印象的な応援
先日、初めて神戸マラソンに参加してきました。
フルマラソンを走る時にいつも思うのは、応援がスゴイということ。
スタートからゴールまで、応援の声が途切れることはありません。
日常生活でこんなに応援され続けることもないかなと。
色んな場面で、応援してもらえるのは本当に有難いことですが、その中でも印象的な応援というのがあったりするものです。
他の応援との違いがある
フルマラソンを走る時であれば、スタートからゴールまで何時間にもわたって、応援をし続けてもらえる環境です。
神戸マラソンなどの大規模なイベントであれば、応援に関わる人数は何万人にも及ぶこともあります。
そうすると、その間は応援を受けることが日常になるような錯覚に陥ることになります。
それが当たり前のような状況というところでしょうか。
もちろん、それらの応援が自分にだけ向けられているわけではないですが、勘違いしてしまう。
調子に乗ってしまっているのでしょうが、誰かに迷惑を掛けていないのであれば、良い勘違いではないかなと。
慣れてくると、段々と、一人一人の応援が、沿道の応援というように風景化されていく。
それでも、踏ん張ろうという気持ちにさせてもらえるので、問題はありません。
ただ、一つ一つの応援が印象に残るというのよりも、沿道の応援という大きな括りだけが印象に残ることが多いかなと。
「頑張れー!」
その言葉だけで嬉しいものです。
印象的という意味でいえば、敢えて「頑張れ」を使っていないと気になるものです。
「もう〇km・・・」
「あと〇km・・・」
距離の情報は目で見えているものもありますが、音声で聞くことが出来るとより安心感にも繋がり、印象的だったかなと。
あとは、メッセージ性が強いもの。
プラカードなどを作っておられると、思わず文字を読んでしまうもの。
スタート直後に、「あと41km・・・」というようなメッセージは定番なのかもしれません。
特に印象に残っているのは、「スタートした時からゴールに近付いている・・・」というもの。
当たり前の話ではありますが、案外自分には合っているかもと腑に落ちた部分がありました。
フルマラソンを走る前は、無事にゴール出来るかという不安がまだまだあります。
そんなことをグルグル考えていると、不安が増幅されてしまうことも。
でも、それはまだスタートしていないから。
いくら考えても、距離は縮まっていきません。
だからこそ、スタートして走り始めると、残りの距離が減っていくので、安心出来る。
そんなものなのかもしれません。
感情が出る応援
色んな応援の形がある中で、印象に残るのは、自分だけに向けられた応援というのは間違いないかなと。
どんなに大きな声でも、どんなに派手でも、どんなにいい言葉でも、自分以外にも向けられたものだと認識してしまうと、我に返ってしまう自分もいます。
そんなことは日常的なことであり、自分だけに向けられた応援を受ける機会なんて、そうそうないもの。
だからこそ、余計に印象的なのかもしれません。
振り返ってみて、パッと思い浮かんだのは、子供の保育園の行事に参加した時のこと。
保護者も参加する行事であり、クラス対抗のゲームを保護者で行うというもの。
段ボールで作った座布団を四角の陣地に並べて、Aクラスは表側、Bクラスは裏側になるように、ひたすらひっくり返す。
制限時間になったら、座布団の表と裏の枚数を数えて、多い方が勝ち。
シンプルで分かり易いゲームです。
だからこそ、白熱しました。
大人である保護者がひたすら座布団をひっくり返す。
子供たちの応援も熱を帯びてきます。
自分の子供が飛び跳ねながら、一生懸命応援してくれている姿は本当にやる気になるもの。
ただ、結果は伴わず、自分のクラスは負けてしまいました。
ふと気になって、自分の子供の方を見ると、大号泣。
本当に悔しかったようで、しばらく泣き続けていました。
こんなに感情を出して、自分に向けて素直に応援してくれることなんて、そうそうあるものではありません。
最後に一緒に喜ぶ応援
今まで取り組んできた中で、しんどいことは色々とありましたが、税理士試験の受験というのは印象深いことの一つです。
しんどさには強度など色んな要素があるものですが、税理士試験の場合は、取り組んだ期間が長かったというのが、印象に残った理由の一つかなと。
社会人になってからというのもありますが、一つのことにこんなに長い期間取り組んだ経験がなかったというのも一因かもしれません。
転職を考え始めた頃から考えれば、およそ10年。
その間に生活の環境などはどんどん変わっていきます。
資格試験の勉強なので、基本的には自分が頑張らないといけないもの。
税理士試験の勉強をしていると言うと、応援してもらえることもありますが、日常的に応援してもらえるわけでもなく。
日常は自分で頑張るしかありません。
ただ、唯一日常的に応援してくれる存在だったのは、妻であり、家族。
一緒に生活しているのだから、そうならざるを得ないこともあったかもしれません。
それでも、日々の生活を黙々と見守ってくれていました。
言いたいこともたくさんあったと思いますが、最小限に抑えてくれていたのかなと思っています。
税理士試験に合格したとなった時に、涙を流しながら喜んでくれたことは、印象的過ぎる記憶です。
「頑張れ!」と言うことだけが応援ではない。
そう思わせてくれた経験であり、自分も応援する時にも、そうなれるようにと心掛けています。
おわりに
最近は、応援する側になることが多くなってきましたが、やっぱり応援されるというのは単純に嬉しいものです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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