自然の風に心地良さを感じる

7月末までもつれ込んだ梅雨明けから一転、暑い日が続いています。連日35℃を超える猛暑日が全国でも記録されており、熱中症には本当に注意しなければなりません。

よく言われていることですが、昔はこんなに暑かったかな、というのが正直なところです。

今回は、昔を振り返りながら、夏場の涼の求め方を改めて考えてみます。

子供の頃は

私が小学生の頃、2020年から遡ること30年ぐらい前の夏場の過ごし方を振り返ってみると、7月後半から8月末までの夏休み期間はほとんど外で過ごしていたように記憶しています。

炎天下の中にずっといるということはなかったのですが、上手く日陰を見付けながら、毎日のように外で遊んでいました。日が当たるところはもちろん暑くて、アスファルトに触れると火傷しそうな程で、それは今とあまり変わりないかなと。

ただ、日陰となるところが多くあって、時間帯によって変わっていく、建物の影の形に合わせて移動しながら、遊びも変えていっていました。ちょうど休憩する時には、木陰でひんやりとした地面に触れながら、自然と吹く風に心地良さを感じながら、ひと時の幸せを楽しんでいました。

家で過ごすときには、あまりエアコンをかけていなかったような気がします。特に付けてはいけないとか制限を受けていたわけではありませんが、ここぞという時に取っているような感覚で、ほとんど扇風機やうちわで凌いでいました。もちろん、暑かったですが。

最近は

いつからかというのは覚えていませんが、最近はとにかく夏の暑さが年々ひどくなってきているように感じます。

詳しくは分かりませんが、地球温暖化が徐々に進んでいる影響もあるのでしょうか。

今でこそクールビズなど定着していますが、20年前ぐらいの社会人になったばかりの頃は、長袖シャツにスーツ・ネクタイを着用して出勤しており、会社への通勤だけで汗だくになって、一日中自分の汗臭い匂いに嫌気がさしながら、勤務していました。その頃は内勤の仕事だったので、まだましでしたが、営業など外回りされている方は本当に大変だったのではないかなと思います。

税理士事務所に転職してからは、仕事で外出する機会が格段に増えましたが、今から10年前ぐらいからなので、クールビズが定着していて、半袖シャツを着ることが違和感なくなっていたので、何とか凌げていました。

それでも、通勤の行き帰りだけで汗が噴き出して、夏場は体力勝負な部分が大きかったです。

税理士として独立開業して、2020年が初めての夏になります。仕事で人と会ったりするときには、クールビズの半袖シャツとスラックスで対応するようにしていますが、それ以外の時には半袖・半ズボンというラフな格好で過ごしているので、今のところは快適に過ごせています。それでも日中に自転車で移動するだけでも暑いですが、以前と比べれば快適な方かなと。

新型コロナウィルス感染症の影響もありますが、仕事でクライアント先を訪問するときには、電車は使わず、車の移動としています。それもあってか移動中の暑さは軽減されているかなと。

それぞれの涼の求め方

どんなことでもそうかもしれませんが、そればっかり続けるというのは良くないのかなと思います。エアコンなどに頼るのは良くないとして、自然の風だけで暑さを凌ぐというのも無理があるでしょう。かといって、エアコンの効いたところでずっと過ごしていると汗をかかないため、身体に変調をきたすこともあります。

日中の炎天下の中をジョギングするとなると地獄のような日差しで倒れてしまうかもしれませんが、早朝や日が落ちた夕方などであれば程よく汗をかいて適度な運動になります。それでも、走り終わると、暑さで身体は火照っていますが、ふとした自然の風がいつもより気持ちよく感じられます。

ジョギングとまでは行かなくても、日中に徒歩や自転車で出掛けると暑さが身に染みいります。そんなときに、たまに訪れるお店や図書館など、エアコンが効いているところに行くと、その涼しさが心地良くて、天国のように感じられます。

自然に任せた夏の過ごし方というのが理想かもしれませんが、異常気象ともいえる最近の暑い夏には、日々過ごし方を変えながら、それぞれの涼の求め方を満喫して、乗り切っていくことが大事なのかなと思います。

おわりに

ここ数日の暑さに気持ちが滅入りつつ、自分が弱ってしまったのかなという錯覚に陥ることがあります。よくよくその日の気温を夕方のニュースなどで見てみると、35℃を超える猛暑日ということでした。

ある程度は、気持ちで乗り切れることもあるかもしれませんが、自分の想定を超える場合には、大人しく文明の利器なども活用するのが絶対にいいと改めて実感しています。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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