有事に備えて予定が狂った時の対応を考えておく
仕事やプライベートのスケジュールについては、1日を通して立てるようにしています。管理の仕方は、入力するアプリやシステムの違いはあれど、切り替えながら利用しているようなイメージです。
予定は未定という言葉があるとおり、なかなか予定通りに進まないことは往々にしてあるものですが、普段当たり前にしていることが出来ないとなると、その影響は大きなものです。
今回は、そうした有事に備えた対応について、最近直面した実体験に基づいて考えてみました。
炊飯器が使えない
この日はたまたま夕食用に白米を炊こうと、準備を始めました。お米を研いで、適量の水に浸して、後は炊飯器にセットして、スイッチを入れるだけ。
その前に、炊飯器の内蓋も洗っておこうと、取り外して、サッと洗いました。ふきんで拭いてから、すぐに取り付けようとすると、何故だか内蓋がカチッとはまらない。
内蓋の下側から炊飯器に固定させて、後から上側を押し込んで、カチッとハマるのがいつもの流れなのに、上側を押し込んでもカチッとならずに落ちてくる。
最初はちょっとやり方間違えたかなと思うぐらいでしたが、何回やってもハマらない。角度やタイミングを変えてみたり、試行錯誤してみましたが、上手くいかず。
炊飯器の電源が入らないなど機械的な故障であれば、早めに諦めがついたのですが、部品がハマるハマらないかなので、何とかなるんではないかという期待感の元に奮闘すること30分。
これはいよいよ無理だとようやく判断しました。炊飯器は、内蓋が付けられないと、外蓋が密閉した状態で閉めることが出来ないので、白米を炊くことが出来ません。
さてどうしたものか。
代替手段を考える
夕食は、白米必須のメニューで、おかずは既に準備されている状態でしたので、何らかの形で白米を準備する必要があります。
考えたのは、
①炊けた白米を買ってくる
②別の手段で白米を炊く
特に名案というわけではなく、普通の選択肢でしたが、どちらがいいか。
1日のスケジュールとしては、後半戦に入っていたのですが、夕方から夜にかけて毎日のルーティーンのように行う細かいスケジュールが目白押しだったので、あまり時間が掛けられない。
そうなると、①は避けたいところでした。そうなると、②しかない。そういえば、土鍋などで簡単に白米を炊けるとかテレビでやってたなとか思い出してきました。
しかしながら、家には白米を炊けるような土鍋がない。そこで、ふと思い出したのが、キャンプなどアウトドアで使用する「ごはん炊きクッカー」でした。
以前にキャンプで使うために買ったもので、何度か使用していたものでした。私自身は実際に使ったことはなかったのですが、やっているところを何度か見ていたので、何となくやり方は分かるかもしれない。箱に使い方が書いてあるし。
ガスコンロでも使用可となっていたので、洗って水に漬けたままのお米を投入して、やってみることにしました。
「ごはん炊きクッカー」はお米を長めに水に漬けておくことで、炊飯時間自体は短い時間で行うことが出来ます。
ただ、炊飯器のように火加減や蒸らし時間などは自動で管理してくれないので、時計を見ながら逐一確認することが必要になるので、並行して他のことがし難いということがあります。
なので、炊飯器のスイッチを入れてから、白米が炊き上がるまでの間に、他のことを集中して行うということが出来ず、思わぬ時間を取られてしまいました。
どの予定を優先させるべきか
結局この日は、夕方からの予定は大幅に変更となりました。炊飯器のトラブルがあったことで、予定時間に実行できなかったことも、後の時間にずらして実行するという方法もあったかもしれません。
しかしながら、明日からの炊飯をどうするかと考えたときに、やっぱり炊飯器はすぐに必要ということで、買い替えることに決めたので、買いに行くという時間を確保する必要がありました。
そうなると、予定していたことは後日回し又はこの日は行わないという選択をすることになります。後日出来ることであればまだいいのですが、毎日積み上げていたことであれば、それが途切れるというのは、自己嫌悪に陥ったり、精神的にはしんどい面があるかもしれません。
そこは、絶対死守すること、また明日からコツコツと続けていくこと、に切り分けることが必要なのかなと思います。
毎日続ける方がいいかもしれませんが、あくまで自分で決めたルールなのであれば、それが達成できない時に落ち込んだり、自己嫌悪に陥ってしまう方が精神的にもよくないので、ある程度の割り切りは必要でしょう。
こうした有事に備えて、自分のルールを決めておくということが大事なんだと実感した出来事でした。
おわりに
ビギナーズラックで「ごはん炊きクッカー」での炊飯は上手くいきました。調子に乗って、これからちょくちょく使うか?とも思ったのですが、これを毎日毎食となると話は変わってくるので、次のキャンプの時にまた活用したいなと思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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