予定が変わっても一喜一憂せずにいる
スケジュール管理をある程度きっちりしている場合、予定の変更はイレギュラーにはなりますが、想定内のこととして、スケジュールを組み直すことはそれほど難しいことではありません。
時間と業務の枠を当てはめれるように、予定を組み合わせることはパズルのようでもあり、その作業自体が大変ということはないでしょう。
しかしながら、一つ一つの予定について、そこに臨む気持ちなどは、それぞれ違っていて、パズルのように組み合わせを変えるいうだけではやり切れないところもあります。
今回はそんな予定に対する気持ちの切り替えについて考えてみました。
予定が変わって残念な気持ちもある
予定は未定とよく言われますが、自分だけでなく他の人と予定を合わす場合には、日程の変更があることは想定しておくべきでしょう。
日頃からスケジュールを隙間なく詰めてしまっていると、一つの予定変更がその日や翌日以降の予定に響いてしまうので、その調整が大変な場合もあります。
ある程度、自由に変更が可能な予定を組み合わせて、スケジュール管理することで、その場に合わせた対応が可能となります。
スケジュールを色分けして管理している場合で考えてみます。色付けされていなところが決まった予定がなく自由とな時間となります。
月曜日の黄色の予定が人と会うという場合で、先方の都合で翌日火曜日に変更の打診があったとします。月曜日と同じ時間帯で変更可能なので、日時の変更は可能です。
スケジュールとしては問題ありませんが、その日にお会いする予定が特に楽しみであったり、今後を左右するかもしれない案件だと気合が入っている場合には、空振りのような気持ちで、月曜日はモヤモヤした気持ちで過ごすことになります。
もちろん、そんなことで気持ちを揺さぶられていてどうするんだというところもありますが、モヤモヤした気持ちが残ることは否定できないところです。
予定変更が別の作用を生む場合も
予定を変更することで、それが他の予定に影響することもあります。
前項の月曜日から火曜日に予定変更があった場合であれば、火曜日の予定が埋まってしまうことで、別のお誘いが同日の同じ時間帯にあったときには断らざるを得ない場合もあります。
それほど頻繁にあることではないですが、こうした機会は何故だか重なることが多いものです。別のお誘いがまた近々実現できそうであればいいのですが、なかなか作れない機会の場合には、悩ましいところです。
実現しないことで、大きな支障が出るわけではないとしても、どちらも楽しみにしているのであれば、どちらか一歩でも実現出来ないとなると、残念な気持ちがどうしても残ってしまうでしょう。
一喜一憂せずに、自分から動く
予定枠の調整は機械的に出来るものですが、その予定に対する気持ちの浮き沈みは自分自身の問題ではあります。
気持ちのバランスを取るためには、自分で動くのが一番効果的な方法でしょう。
その日の予定が無くなったことに喪失感を感じるのではなく、予定が空いたので、また別の予定を入れる楽しみが出来たと考え直すことも自分でなら可能です。
いつも自分の都合の良いように進めるとは限りませんが、何か別の楽しみを見つけつつ、そのために自分で動くということは大事なことかなと思います。
ダメな時は仕方がないですが、何もせずに残念に思っているだけでは心のモヤモヤは消えないので、せめて納得して受け入れられるように日々考えていきたいところです。
おわりに
ある1週間の予定がまさに今回の例のように互いに作用して繋がっているものでした。結果的には、一つの予定は実現出来ずとなりましたが、検討すべきことが前に進んだので、良かったのかなと思えるようになりました。
こういった納得感というのはその時々で残しておく方が気持ちとしては収まるのかなと思います。
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この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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