「明日やろうは馬鹿野郎」も場合による

独立してから、ある程度は自分のペースで業務を進めることができるようになりました。自由だからこそスケジュール管理は重要になってきます。

税理士業界でいうと、個人の確定申告の時期など、業務が集中しやすい期間はスケジュールは出来るだけ前倒しにして、今日出来ることは先伸ばしにしないことがリスクヘッジになることもあります。

私自身も勤務していたときにはそういった意識で取り組んでいたように思いますが、必ずしもその方法が良いというわけではない場合があるなと感じています。今回はその辺りの考え方についてまとめておきます。

組織における役割

組織の中で業務を行う際には、一人で業務を完結させることもありますが、ペアやチームで業務に取り組むことが多いかと思います。自分の分担を終わらせないと、次の人が業務に取り掛かれないなど、自分の都合を優先させ過ぎると、他人に迷惑を掛けることがしばしばです。

そんな時には、明日やろうは馬鹿野郎という言葉はピッタリな場面が多いかと思います。自分の都合で今日出来る業務を明日に延ばすことで、次の人の業務に支障が出る場合がある。全ての進捗を把握することが出来るならば、これは明日に延ばしても、〇〇さんは明日別の業務があるから大丈夫と自信を持って言えるかもしれませんが、中々そこまでそれぞれの業務を把握し続けることは難しいでしょう。

そうなると、今日出来ることは出来るだけ今日中にという意識が大事で、時にはその考え方が賞賛されて、残業の助長になっている部分もあるのかもしれません。

残業が悪であるとか、責任を持って仕事を完結させることが全てダメだとか、そこまで極端には思いません。ただ、そういった行為の原因を把握しようとしていなかったり、把握しても目をつぶったりするために、遅くまで仕事をしていることを美談に仕立て上げようとする意思が働いているならば、やり切れない思いになります。

独立してからの役割

独立してからは、一つの業務を分担してというよりも、色んな業務を立ち位置を変えたり、視点を変えたりして、チェックを掛けていくことが必要です。

組織で人数が多いから、厳重なチェックが掛かっているというわけではありませんが、複数の目に触れること、作成・チェック・承認というプロセスを人を変えて行うことが出来るというのは事実であり、業務を進めていく上で有効な手段だと思います。

独立してからその有効なプロセスを実現するためには、同じ人間が行うことが必要な場合が多いです。自分の役割を変えるといっても、同じ人間ですので、ついさっき作成したものを続けて違う視点でみていくということを徹底させることは難しいと感じます。もちろん、それが出来る人は問題ないですが。

その時に必要になるのは、今日出来ることでも敢えて明日やる、という考え方です。時間を置くことで、一つの業務に対する考え方を一旦リセットして見ることが出来るようになりやすいと感じます。

どこまで徹底して日にちを分けていくか、その辺りのさじ加減は難しいですが、これから実務を進めながら探っていこうと考えているところではあります。

今の時期の確定申告など期限が明確に決まっている業務の場合は、早く終わらせてしまいたいという気持ちに駆られることが多いですが、そこはグッと堪えることも必要と感じます。

最後に

以前は「明日やろうは馬鹿野郎」という言葉を頻繁に聞いていた気がしたのですが、最近私の周りでは聞かなくなりました。環境が変わったからかもしれません。

その時は、その通りだなと特に疑問も持たずに、仕事に取り組んでいました。

今年の場合は、幸か不幸か、新型コロナウィルスの影響で、所得税等の申告期限が2020年4月16日(木)まで延びたので、この考え方をより実践し易くはなったのですが、特殊事情に振り回されずに、今後も前倒しだけではないスケジュール管理を実践していきたいです。


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この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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