一旦終了したと思ってからのもう一踏ん張り
趣味と呼べるほどまだまだ熱中出来ているわけではありませんが、定期的に走ることの習慣付けは出来るようになってきました。
当初から、月数回ですが、ランニングのレッスンに参加していて、大人になってからの身体を動かすレッスンということで、また違った視点で勉強になることがあります。
今回は、その辺りの振り返りをしてみました。
大人になってから受ける指導
2020年に始まるコロナ禍の中で、気軽に外出したり、人と会ったりし難い状況となり、身体を動かす機会が減ってしまうことを懸念するようになりました。
そんな中で、苦肉の策として、大層な準備が要らなくて、一人でも出来ることとしてマラソンを始めてみようと思ったというのが正直なところです。
ゆくゆくは、以前のチャレンジで実現出来なかったフルマラソンを走り切ることを目標にしようと思い、自分自身の性格上、独学では難しいとの判断から、マラソン関係のレッスンに参加することにしました。
フルマラソンへの参加やその結果などについては、別の記事でもまとめています。
マラソンを趣味にしてみようと思った経緯(前編)
マラソンを趣味にしてみようと思った経緯(後編)
個人レッスンというわけではなく、コーチ1人に対して4~5人の参加者がいて、一緒にレッスンメニューをこなしていくイメージです。
参加は個々の都合に合わせて決められるので、登録されている人数はもっと多くても、毎回全員が揃うわけではありません。
レッスン日時はあらかじめ決められていますが、毎回参加される人数は変動するため、時には数ヵ月ぶりに参加されるというという方もいたりします。
その辺りのいい感じの緩やかさが気に入って、1年以上続けられています。基本的に月2回のレッスンなので、私の場合はほとんど全部参加出来ています。
休んだのは、以前出場したハーフマラソンの大会と日時が重なってしまったときと、5月に3月決算やら一時支援金の事前確認やらで、開業以来初めて仕事がコントロールし切れずに、泣く泣くレッスンを休むことになった時の2回だけです。
参加されている方は、ほぼ私よりも年上の方々ばかりなので、レッスン自体は追い込むメニューというよりも、長く続けるための基礎作りに重点が置かれている印象です。
とは言いながら、コーチの方も現役でトライアスロンなどのレースに出場されている方なので、ちょくちょくこちらの想定以上のメニューを用意いただいていることもあります。
子供の頃なら考えられなかったですが、年齢の上下はあるとしても、いい大人同士なので、「えーっ!」という雰囲気が出たり、言葉に出たりして、少しせめぎ合いになることも。
子供と大人では目的も違うので、そこは仕方ないところなのかなとも思います。
子供の頃は夢中で素直に
何度かこのブログでも書いていますが、幼稚園から小学校までは少年野球チームに所属し、中学校は野球部、高校では陸上部に所属していました。
大学生になるまで、ずっと運動に携わる活動をしてきましたが、その目的というか目指すところは一貫していました。
野球なら上手くなりたい、陸上なら速くなりたい、とにかく現状よりも成長していくことに主眼が置かれていたように思います。
もちろん、部活動を通じて、団体行動の心構えや文武両道を実現することなど、学生として学ぶべきことが多々あるかもしれませんが、私自身としては、上手くプレーが出来たり、速く走れたりすることに、喜びを感じていました。
結果が伴っていたかは別として、自分の成長を認められて、喜ぶような感じでしょうか。
なので、監督やコーチなど指導者の方から提示されたメニューについて、キツイとかしんどいとか思うことはあっても、何でこんなことしなければいけないのか?というような根本的な疑問は持っていなかったように思います。
先輩や後輩、周りのメンバーの口からそういった愚痴や不満がこぼれることがあれば、同調したり、話を合わせることはありましたが、そこまでは思っていないかもという心持ちであったというところでしょうか。
別に純粋に練習に打ち込む人間であったというわけではなく、上手くいかないことがあると、練習メニューをちゃんと出来なかったからではないかと、強迫観念に囚われていたという一面があるのかもしれません。
それでも、子供の頃は、目標に向かって夢中で練習メニューに素直な気持ちで取り組んでいたように思います。
一旦終了したと思ってからのもう一踏ん張り
今参加している大人になってからのレッスンは、絶対的な数値としての負荷という意味では、子供の頃よりも格段に少ないものです。
走り込みを何十本とするわけではなく、筋トレメニューを何百回とすることもありません。それでも、年齢的な体力で考えると、身体に係る負荷という意味では、子供の頃と同じかもしれません。
短期間での成長を目指しているわけではないので、気持ちの面で常に前のめりになっているということはないですが、その時々の練習メニューをこなすだけでも精一杯ということもしばしば。
それでも、昔の子供の頃のイメージで、もっと身体が動く錯覚に陥ってしまい、結果的に自分を追い込んでしまうということもあります。
腕立て伏せなど筋肉をつけるためではなく、走力向上のためのメニューの一部とされていたのを、頑張り過ぎて翌日から数日間筋肉痛で腕が上げずらくなり、Tシャツを着るのに苦労するなど、大人になってから経験していなかった感覚を味わっています。
レッスンメニューで一番キツイと感じるのは、これで終わりかなと思っていたら、もう1セット行ってみましょう、みたいな流れです。
サーキットトレーニングをひと通りして、次のメニューに移るかなと思っていたら、もう一巡行きますよ、とお声掛けいただく。
ランニングで遠くのコースを回ってきて、解散場所付近まで戻ってきたので、後は整理体操したら終わりかなと思ったら、ここでペース走を3周して終わりです、となったり。
気持ち的にはもう一旦終わっているので、そこからもう一踏ん張りとなると、身体的にも精神的にもしんどいものです。特に昔ほど体力があるわけではなく、余力がない状態であることが多いので、その負担感は想像以上です。
しかしながら、不思議と順応出来ていくものです。もちろん慣れもありますし、大人だからこそ知恵を絞ることも出来るでしょう。
サボるための工夫であればあまり意味はないかもしれませんが、この最後の一踏ん張りというのは、仕事においても活用出来るなと感じるようになりました。
一旦終わったと思っていた作業が追加資料が出て来てやり直しになったり、自分の仕事は終わっていても、他の人のフォローで新たな仕事が出て来る。
仕事だから粛々とこなしていくことが当たり前といえばそうですが、やっぱり気持ち的には乗ってこないこともあるでしょう。
そうした時には、気持ちの切り替えが大事になります。そうした気持ちの切り替えの練習という意味で、この一旦終了したと思ってからのもう一踏ん張りというのは、有効なものなんだなと実感するようになりました。
おわりに
しんどいことから逃げることが唯一の解決方法の場合もありますが、時には真正面から向き合うことが必要な場合もあります。この辺りの見極めは難しいですが、最終的には逃げる選択肢も用意出来ていれば、気持ちは楽になるのかもしれません。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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