髪を切ることに対する変化
先日、髪を切るためにいつものお店に行きました。
そこは、
「いつもと同じぐらいでいいですか?」
「はい、それでお願いします。」
で通じるところであり、心地よい感じです。
改めて考えてみると、そのお店に行くようになってから17年ぐらい経ちます。
実家にいたときはコロコロお店を変えていた
今はどうかは分かりませんが、私が子供の頃は、まずは家で髪を切るというのが多いものでした。
少年野球のチームに入っていたこともあり、髪型なんていちいち気にすることもなく、いわゆるスポーツ刈りという坊主よりちょっと長いぐらいの髪型でした。
親にバリカンで髪を切ってもらう、というより剃ってもらうという感覚でしょうか。
それから、だんだんと近所の床屋に通うようになったりしますが、お願いする髪型は同じで、親からこんな感じでと伝えられた床屋さんにされるがままという感じです。
小学校高学年ぐらいになってくると、急に色気づいてきて、友達からおススメのお店の情報などを聞いて、別の床屋に行きたい、と主張し始めます。
親としては、そんな高額な料金でなければ、何でもいいのでしょうが、当時流行っていたツーブロックなどの髪型で帰ってきた姿を見て、よく首をかしげていたものです。
近所の色んなお店に行ってみましたが、狭い町内なので、他の人とお店が被ったり、散髪中に外から知り合いに見られたりするのが、恥ずかしかったり。
ある時には、自転車でだいぶ走った隣町にある小さな一軒家みたいなお店に行ったこともありました。
美容室みたいな感じでしょうか。そこも、友達から穴場として教えてもらったところでした。
ちょっと奇抜な髪型の金髪の若いお兄さんと、小さな部屋にマンツーマンで他に誰もいない状況で、少し気まずさを感じながら、これが最先端なのかなと色んなことを封じ込めて耐えていたのはいい思い出です。
住所が変わればお店も変わる
大学3回生のときに、一人暮らしをすることになり、初めて住所が変わりました。
20年ぐらい同じところで暮らしていると、生活に必要なお店などはある程度固定化していて、状況によって少しづつ変化はあるとしても、とりあえず今のお店を利用しながら、新しいところを開拓するというように緩やかなものでした。
それが、住所が変わると、色んなことを一気に変えていかなければなりません。
食料品・日用品を買うスーパはどこにするか。体調崩した時など、どの病院・クリニックに行くか。
それこそ、髪を切るのもどこのお店に行くか、ということも決めなければいけません。
スーパーなどは、近所であれば比較的お店の数も限られていて、そんなに大きな違いはないので、困らなかったのですが、一番困ったのは、病院・クリニック。
元々病院やクリニックにかかることがあまりなかったので、こういう時にはこの科に行く、という経験も知識もあまりなく。
ある時、自転車でアルバイト先のラーメン屋さんに行く時に、道端に置かれた大きな石に乗り上げてしまい、バランスを崩して一回転し、両手を付いて、顔面強打は防げました。
手の平を思い切り広げて、かなりの衝撃で手を付いたので、左の親指の付け根がズキズキと痛い。
でも、今からアルバイトなので早く行かなければと、すぐに立ち上がって、向かいました。
幸いなことに、手の平を広げて強打したので、親指を伸ばしていれば、痛みは少なくて、その日のアルバイトは何とか終了。
夜中に家に帰ってからもずっとズキズキと痛みが続いていたので、翌日病院に行くことに。
しかしながら、どこに行けばいい?と悩むことに。
その頃は、スマホもなく、ネットも今程気軽なものではなかったので、検索して探すという発想もなく。
仕方がないので、近所をブラブラ歩きながら、それっぽいところをしらみつぶしに探すことに。
偶然ですが、「骨折、ねんざ・・・」と書かれた整形外科の看板を見掛けて、そこに入ることが出来ました。
こんな感じで髪を切るお店もブラブラと探して、近所のお店に行くことになりました。
その時に初めて髪を染めるなども体験したのですが、特に思い入れなく、大学卒業後に引っ越しした後にそのお店に行くことはなかったです。
いつものだけど、たまに変化もあり
結婚して、大阪市福島区に住むようになってから、近所にあった今のお店で髪を切るようになりました。
なので、冒頭に書いたようにそこから17年と割と具体的な年数を挙げることが出来たのでした。
細かいことを言えば、そのお店自体は一度移転をしているので、同じ店舗にずっと通っているわけではありません。
ただ、移転後の店舗が前の店舗から数百メートルぐらいしか離れていなかったのと、オーナーさんは同じなので、実質同じお店なのかなと。
私自身もそのお店に通うようになってから、2回引っ越ししています。
1回目は、そのお店の移転後の店舗の近くのマンションに引っ越し。たまたまではありますが、また近くに住むことになり、通い易くなりました。
2回目は、同じマンションの違う階に引っ越し。お店への距離は変わらずなので、全然影響はありませんでした。
それぐらい長く通っていますが、正直なところ全然常連みたいな感覚はなくて、毎回ちょっと緊張したりしています。
私の性格的なところが大きいですが、友達でもない人と親しげに話すということがどうにも苦手で、一定の距離を保ってしまう。
良く言えば、馴れ合いを好まない、ということかもしれませんが、ただの人見知りなだけなのでしょう。
オーナーさんもいい人で、全然不満とかはなく、「いつもの・・・」みたいな感じになれるのは、ある意味憧れでもあって、自分がどうしたいのかよく分からなくなる時もあります。
基本的には、いつもの感じでとなりますが、たまに違うことをお願いすることもあります。
よく覚えているのは、手術をするかもしれないというので、耳を出すようにして下さい、と病院に言われたので、その時は事情を話して、耳を出すようにお願いしたことです。
瞬時に、当時流行っていた刈り上げる髪型みたいにアレンジしてもらって、それが気に入ったので、そこから「いつもの感じ」がそれに変わりました。
おわりに
先日お店に行った時に、久しぶりに「いつもの・・・」でない依頼をしました。これが、これからの「いつもの感じ」になるかもしれません。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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