「確定申告のお知らせ」のはがきが送られてこない場合
個人事業をしていると、毎年所得税の確定申告するというのは、必要な手続きとして認識していることが多いでしょう。
そのきっかけとなるのが、税務署からのお知らせという場合もあるかもしれません。
しかしながら、場合によっては「確定申告のお知らせ」のはがきが届かないこともあります。
今回は、たまにご質問を受ける「確定申告のお知らせのはがきが送られて来ないんですけど・・・」の原因について、まとめてみました。
なお、これらの情報は、2022年2月14日現在の状況となりますので、最新情報は、リンク先の情報等も合わせてご確認されますようご留意ください。
「確定申告のお知らせ」のはがきとは
所得税の確定申告は1年に1回のことであり、必要な情報を常に意識するということは難しいものです。
申告に必要な様式等含めて、全て自分で用意することはハードルが高いでしょう。
そのため、最低限必要な申告書の様式やお知らせなどが、確定申告の時期になると税務署から送付されてきます。
近年では、インターネットやパソコンの普及により、必要な情報を国税庁のホームページから取得することが容易となってきており、申告書の一式を印刷したものを納税者の方に一律に送付することはなくなりました。
そこで、簡便的なお知らせとして、必要な情報のみをはがきという形で送付されるようになっています。
国税庁ホームページ
【申告書用紙】
国税庁ホームページ
【申告書用紙】
「確定申告のお知らせ」はがきが送付される方などの詳細については、こちら(PDF/435KB)
はがきが送付される場合について、例示されています。
国税庁ホームページ
【申告書用紙】
「確定申告のお知らせ」はがきが送付される方などの詳細については、こちら(PDF/435KB)
「確定申告のお知らせ」のはがきが送られてこない場合
はがきが送られて来ない場合については、少し読み取りにくいところがありますが、代表的なものとしては、下記の場合が考えられます。
よく見ると、注意書きのところに記載されています。
国税庁ホームページ
【申告書用紙】
国税庁ホームページ
【申告書用紙】
「確定申告のお知らせ」はがきが送付される方などの詳細については、こちら(PDF/435KB)
・マイナンバーカード方式を利用してご自身の電子署名でe-Tax送信した場合
・税理士が関与するようになった場合
上記2つが主な場合となります。
それでは、「確定申告のお知らせ」のはがきが送られて来ないと支障はあるのでしょうか。
e-Taxのメッセージボックスを確認する
e-Taxを利用している場合には、必要な情報・お知らせは、メッセージボックスに通知されるようになっています。
基本的には、そこに「確定申告のお知らせ」のはがきと同様の内容が通知されるようになります。
国税庁ホームページ
【申告書用紙】
国税庁ホームページ
【申告書用紙】
「確定申告のお知らせ」はがきが送付される方などの詳細については、こちら(PDF/435KB)
e-Taxのメッセージボックスの「申告のお知らせ」は、マイナンバーカード方式などの本人署名か委任を受けた税理士でないと閲覧することが出来ません。
その辺りのメッセージボックスで閲覧出来る内容等については、別の記事でもまとめています。
個人納税者に係るダイレクト納付手続きの完了通知のメッセージボックスでの閲覧
e-Taxからのお知らせメールが来た際には、まめにメッセージボックスを確認することが必要となります。
おわりに
e-Taxは便利ではありますが、その分納税者側からアクションを起こすことが増えていきます。
紙での取り扱いは減っていきますが、何かしらの管理というのは無くせないもののようです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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