不安な時でも休んでみる
休むことは当然必要なことですが、そのタイミングを逃してしまうこともあります。
本当に休んでいいのだろうか、という不安が常につきまとうことも。
簡単に解決できることではないかもしれませんが、心持ちは前向きでありたいものです。
休みで不安が増幅する
休みの取り方は、自分で決められる場合と、そうでない場合があります。
会社など組織に属していると、そこで決められたルールに基づいて、休みが決められることが多いでしょう。
週末の土日と祝日が休みとなるというのが典型例でしょうか。
私自身も会社に勤めていた時には、平日に勤務して、土日祝は休みというパターンしか経験してこなかったです。
休みを勤務時間以外と捉えれば、平日であっても終業時間後は休みともいえます。
そうなると、勤務時間や残業時間によって、休みの時間というのは変動するものです。
仕事が詰まっていて、夜遅くまで残業をしている場合には、平日の休みの時間はないということもあるでしょう。
時間の区切りで就業時間が決まっているとはいえ、そこで仕事の区切りが出来るとは限りません。
キリがいいところまで終わらせたい、明日は休みなのに全然終わっていない、などその時々の状況によって変わってくるものでしょう。
時間の区切りと仕事の区切りが上手く当てはまれば、気持ちよく休みに入れることになるでしょう。
しかしながら、時間の区切りと仕事の区切りが全然合わないときには、仕事の区切りがつかないまま休みに突入することになります。
そんな状態で休みに入っても、何だか落ち着かないこともあるでしょう。
もちろん、スパッと気持ちを切り替えて、仕事は仕事、休みは休みと割り切れる人もいるでしょう。
そうした場合には、特に問題ありませんが、なかなか割り切れないこともあります。
私自身もその傾向が強くて、先行きの不安を感じてしまうことがあります。
休み明けには、また取り組まないといけないけれど、やり切れるだろうか。
この休みの間に、ちょっとでも前に進めておいた方がいいのではないだろうか。
場合によっては、休みとせずに仕事を進めることを選択することもあります。
何もせずに不安な気持ちのまま悶々と過ごすのであれば、仕事しておいた方がいいのではという気持ちというところです。
休むこともスケジュールと捉える
仕事においては、スケジュールを組んでいくことが多いでしょう。
外出の予定、会議の予定、来客の予定、事務処理の予定など、就業時間は限られているので上手く時間枠を使えるようにというところです。
きっちりスケジュールを立てているならば、就業時間の始まりから終わりまで、予定が埋まっていき、空白の部分が休みとなります。
この余白を休みと捉えることは、普通のことではありますが、どんどん削られていく余地が出て来てしまいます。
急な仕事が入ったから、予定時間をオーバーしそうだから、色んな理由付けで休みの優先順位が下がってしまい、休める時間が減っていく。
休みとなる時間に具体的な予定が入っていれば、削られることは少ないかもしれません。
それでも、優先順位が低ければ、自ら削ってしまうかもしれませんが。
だからこそ、積極的に休める時間を予定として認識しておくべきでしょう。
極端に言えば、ボーっとする時間を30分という予定でもいいでしょう。
私自身は、仕事中でもラジオを聴いていて、休みの日でもランニング中にラジオを聴いていることが多いです。
家でゆっくりテレビを見るという時間も好きなのですが、とにかく音声に囲まれた生活をしています。
それはそれで楽しめているのですが、思考を巡らせたり、ボーっとするということが出来ないというデメリットがあります。
そこで、ランニングで出ている時間のうち、30分ぐらいはイヤホンを外して、車道から少し離れた道を選んで、歩く時間を作るようにしています。
無音というわけではありませんが、周りの風の音や遠くに聞こえる人の声などがBGMとなり、ボーっとした時間に近くなって、自然と頭の中で何かを考えだすことになります。
そこで思考が整理されて、新しいことをやってみようと思い付いたり、悩んていたことの解決方法を思い付いたりすることもあります。
厳密には、外で歩いているので、休んでいるとは言えないかもしれませんが、就業時間以外ではあるので、気持ち的には休めていると思っています。
まとまった休みとしない
休むといえば、休日を思い浮かべることが多いですが、1日丸々休みとしないという考え方もあります。
土日祝日を休みとした場合、基本的には2日間は仕事から離れることになります。
祝日が絡んでくれば「〇連休」のように連続した休みが続くこともあるでしょう。
普段はなかなかまとまった休みがないということで、そういう時こそ思い切って休むというのもいいものです。
旅行に行くなど、具体的な予定が決まっているのであれば、仕事を忘れて休みに集中するということも有用なことだと思います。
しかしながら、特に予定がないという場合には、仕事のことを思い出して、不安がよぎる可能性が高まります。
年に数回のまとまった休みではなく、毎週の週末の休みの場合であれば、部分的に仕事をするということも一つの方法でしょう。
例えば、土曜日の午前中は仕事の時間として予定しておく。
仕事が詰まっている場合は、その時間を使い、余裕があるときには、普段業務時間中に出来ない、効率化の方法を考えるなどの時間にする、などでしょうか。
もちろん、勤務している場合には、その組織のルールがあるので、何でもかんでも自分の思い通りにとはいかないかもしれませんが、試してみる価値はあるでしょう。
独立開業しているなど自分で時間を決められるのであれば、より実行がし易いでしょう。その際には、平日の就業時間を減らすなど、全体的なバランスは取っておきたいところです。
こうして、まとまった休みとしないことで、仕事が溜まることを防ぐことが出来て、休み明けの負荷を減らすことが出来ます。
この負荷がいわゆる休み明けの憂鬱と呼ばれるものなので、そうした憂鬱を減らすことに繋がるともいえます。
おわりに
休むことに罪悪感を持ってしまったり、不安を感じることがあります。それは、責任感が強いとも言えますが、そこまで背負う必要はないのかなと最近思えるようになってきました。
そこまで相手から注目されてはいないと思うことは、不安になる一方で、肩の力が抜けるのだなと改めて感じた次第です。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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