生活リズムを変えるために心掛けておきたいこと
このままではダメなことは分かっている。
この状況を打破するためには、生活リズムから変える必要がある。
深刻さの度合いは違っても、こうした決意をするタイミングというのは何かしらあるものです。
しかしながら、これまでの習慣となっている生活リズムを変えるというのは、そうそう簡単ではありません。
これまでの経験を踏まえて
私自身も、これまで何度か生活リズムを変えようと試みたことがあります。
上手くいったこともあれば、失敗したこともあるので、完全な正解というのはなかなか見つからないものです。
しかしながら、失敗も含めて、そうした試みを何度も実行することで、自分自身の傾向が見えてきて、その対策を打ちやすくなるとも言えます。
生活リズムを変えるという時に、代表的なものとして、朝型の生活に変えるというものがあります。
早朝から動き出して、朝の時間帯を有効に活用する。
これまで何度か早起きを試みたことがありますが、上手く行かないことの方が多かったように思います。
子供の頃は、早起きすること自体はそれほど苦痛ではなかったのですが、習慣にするとなると、話は違ってきて、なかなか続かない。
高校受験や大学受験の時には、朝起きて学校に行くまでの時間を有効活用することが大事ということは分かっていましたが、なかなか思うようには早起き出来ず。
朝6時から7時まで勉強するという計画を立てるものの、この日は○○があるから出来ない、などと言い訳をしながら習慣にすることが出来ませんでした。
もちろん、朝から勉強出来た日もありますが、無理やり起きて机に向かっていたので、頭がボーっとして効果があったのかは分かりません。
そうした取り組みをしているという事実が積み重なって、不安の軽減や自信に繋がっていったのだとは思いますが。
そこから、大学生になって社会人になってと、生活リズムの乱れはずっと続いていきます。
典型的な夜型の生活となり、朝起きること自体を苦痛に感じるようになり、一時は、朝起きるのが苦痛だから、眠るのが怖くて、出来るだけ遅くまで起きていよう、というよく分からない思考に陥っているときもありました。
翌日の朝起きる時には必ず後悔するのですが、それでも辞められず、悪循環が続くことに。
そんな状態が長く続いていましたが、ある時から朝型の生活へとシフト出来るようになっていきました。
まだ何十年とそういう生活を続けているわけではないですが、3年程は続いているので、少しづつ習慣になってきているのかなと思っています。
何度も失敗してきたこれまでの経験を踏まえて、続けられている要因だと思うものを2つ挙げてみます。
環境を変える
一番大きな要因は、環境がガラッと変わったこと。
税理士として独立開業するにあたり、今までのように組織に属して、勤務時間などの決まりがなくなることで、一気に怠惰な方向に流れてしまわないか危機感を持っていました。
仕事をしないということはないにしても、ダラダラと過ごしてしまうことがあるかもしれません。
また、もっと仕事を頑張ろうと、時間の制限がかからないことで、これまで以上に夜遅くまで仕事をしてしまうことも懸念していました。
せっかく独立開業するのだから、時間のコントロールは自分で出来るようになっておきたい。
そうした思いもあって、独立開業する半年ぐらい前から、前の職場で朝型の生活リズムへ変えようという試みをしていました。
まずは出勤時間を早めるところから。
自主的に出勤時間を早めているだけなので、残業という感覚はありません。
幸いなことに、勤務時間などの自由度が高い職場だったので、面倒な手続きなどはなく、そっと続けることが出来ました。
ただ、他の時間の使い方は、以前と同じだったので、極端に早く帰れるわけではなく、いきなり朝型の生活リズムに変えるというところまでは至らず。
それでも、独立開業するという環境の変化に向かって、スイッチが入ったような感覚がありました。
ここまで劇的に環境が変わるということは、そうそうないことかもしれませんが、生活リズムを変えるにはそれなりの覚悟が必要なものです。
そうした覚悟を自らの意思で貫ける場合はいいのですが、それが難しいあるいはこれまで何度も失敗してきたのであれば、思い切って環境を変えることで、自分の気持ちを奮い立たせるというのも有効な手段だと言えます。
自分で完結する時間を増やす
環境を変えることで、生活リズムを変える、というのは一つの手段ですが、それだけでは上手く行かない場合もあります。
私自身も、転職するなど仕事の環境が変わることがありましたが、生活リズムは変わらないことが多かったです。
その要因としては、新しい仕事の環境に合わせて、生活リズムを作り過ぎていたことが挙げられます。
もちろん、新しい仕事の環境に合わせること自体は悪いことではありません。
むしろ必要なことでしょう。
それ自体は問題なかったのですが、あまりに仕事の環境に引きずられ過ぎたかなと。
夜遅くまで働けます、仕事の時間に合わせます、というように仕事を優先し過ぎて、自分の意思で生活リズムを作るということが出来ていなかったのでした。
人との関わりがあれば、他の人に合わせることも最低限必要です。
しかしながら、他の人に合わせ過ぎて、自分を後回しにしてしまうと、自分で生活リズムを作ることは出来ません。
私自身も、勤務していた時には、仕事の環境に合わせ過ぎている感がありました。
それは、そうした方がある意味ではラクだったというのもあります。
自分の意思を貫こうとすると、何かしら軋轢なり、摩擦が起きるものです。
そこをまた擦り合わせていくにも労力がかかりますし、結局は自分の思い通りにはならないことも。
そういう意味では、自分で完結する時間を増やすというのは、有効な手段です。
私の場合であれば、極端ですが、独立開業することで自分で完結する時間が大幅に増えました。
だからこそ、朝型の生活リズムに変えるということが容易に出来たのかもしれません。
それでも、自分本位になり過ぎてはいけません。
私の場合であれば、家族の協力がなければ、成り立ちません。
協力といっても、何かを特別にしてもらうわけではなく、そうした立ち振る舞いを受け入れてもらうというものです。
こうした考え方はとても大事なもので、独立開業ではなく、勤務している場合でも同じように考えられるものです。
私自身は、勤務していた時には気付けなかったのですが。
イメージとしては、自分で勝手に早起きするなど朝型の生活リズムにしていて、それを周りの人にも傍観してもらえている、というところでしょうか。
他人に左右されず、自分で思ったことを粛々と継続する。
生活リズムを変えることに限らず、色んなことに通ずるものなのかもしれません。
おわりに
自分に合った方法を探す。色んなノウハウが紹介されていたりしますが、大事なのは失敗を繰り返しながら自分自身に向き合うことなのかなと思っています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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