これまでもしんどい状況に耐えながら乗り越えてきた
昨日2020年5月6日が緊急事態宣言の当面の区切りとされていましたが、大方の予想通り5月末までの延長が発表されました。緊急事態宣言自体は4月の初旬からですが、自分の身近なところで考えると、子供たちの学校が2月末から休校になっていて、2か月が経過しました。
当初思っていたよりも、長引いている感覚があり、どこまで正確な情報が私自身で取得できているか分かりませんが、収束させるという意味ではもっと長期化するということのようです。
出口がまだはっきりと見えない状況ですが、色々な情報に触れすぎていると、気持ちが落ち込み気味になります。ただ、種類は違うかもしれませんが、これまでもしんどい状況に耐えながらという意味では、同じような経験はあったように思います。
大学受験
今考えると、少し大袈裟だったかもしれませんが、受験生のときには、これで自分の人生が決まってしまうような強迫観念が常に頭の片隅にあったように思います。普段は、冷静に淡々としていたように思われていたかもしれませんが、毎日勉強するなかで、覚えたはずのことがパッと出てこない、知らないことがまだ出てくるということに焦りを覚えていました。
当時はまだ時間の管理についてきちんと考えたりはしていませんでしたが、夜遅くまで勉強するというのは避けていて、自分で勉強計画を立てるときも、朝早く起きて時間を確保するということをまず考えていました。それまでスポーツを中心にした生活だったので、夜遅くなると眠たくて、集中できないということを自覚していたのだと思います。
とはいいながら、朝早く起きることが得意なわけではなく、苦痛な部分もありましたので、毎朝グズグズしながら、気合を入れて起き上がっていたように思います。なので、自分で立てた計画でありながら、こんな生活をいつまで続けないといけないのだろうかという不安な気持ちに襲われることもありました。
大学受験なので、区切りとなる期間はとりあえず3月までというのではっきりとしてはいたのですが、もしも上手くいかなかった場合には、もう一年という可能性もゼロではないので、終わりが見えないような感覚で日々を過ごしていました。
そんなときでも、淡々としつつ、不安な気持ちを抱え込みながら、やるべきことを少しづつでも進めていきました。頑張っていたというよりも、それしかなかったというのが正確かもしれません。その結果、第一志望には合格出来ませんでしたが、自分が考えていたラインには達していたので、満足のいくものになりました。
就職活動
就職活動ではだいぶ苦戦したという思いがあります。どんな仕事がしたいか、どんな会社に入りたいか、ということをあまり考えておらず、ぼんやりと就職活動に入ってしまったので、他の方との温度差が大きかったのかのしれません。もちろん、就職氷河期と呼ばれる時期であったというのは事実ですが、そればかりのせいともいえません。
当時は、業種ごとに採用活動の時期が順番に進んでいくので、金融業界が始まったから銀行などにエントリーしようなどと特に計画性なく参加していたように思います。
最初のうちは、筆記試験で面接までたどり着かなかったり、一次面接で落ちたりしても、次に活かそうと前向きに捉えていましたが、そのうち前に進めなくなってきて、自分は会社に適用出来ない人間なのかもしれないと思うこともありました。
一番きつかったのは、面接の前の個別ヒアリングみたいな場で、採用担当ではない入社2~3年目ぐらいの方とお話している時に「キミ、このままやったら就職できないで」と言われたことでした。もちろん、自分の就職活動に対する取り組みが中途半端だったせいでもあるのですが、はっきりとそう言われたことはかなり精神的に追い詰められました。
よくある成功談のように、そこから心を入れ替えて、がむしゃらに取り組んだ結果、やりたい仕事につけました、ということはなく、そこからもしばらく内定が出ず、苦しんでいました。ただ、焦りもあって、がむしゃらになれたというのは、いい効果でした。
何とか大学4回生の夏頃に内定をもらえて、就職することができましたが、周りの友人たちが次々と希望の会社で内定をもらえたり、自分が受けている会社で自分が落ちたかわりに内定出ている人がいるのを目の当たりにして、先が見えない不安に襲われていました。
元々、自分がやりたい仕事というものが明確に見つけられていないままだったので、希望していない会社に就職したという感覚はないのですが、そこでやりたい仕事をみつけることが出来たので、結果的にはよかったなと今では思えます。
そのあたりは別記事でも書いています。
税理士を目指したきっかけ(前編)
税理士試験
税理士資格を取得するのにいくつか方法があるとはいえ、税理士試験の合格というのが一つの目標となります。1年に1回の試験というのは、1年間という長い時間を勉強に費やすことが出来るというメリットとそのチャンスを逃すとまた1年後にしか再チャレンジ出来ないというデメリットもあります。
一つの試験を目指して、1年間勉強し続けるというのはしんどい部分もあって、続けていくこと自体が大変でもあります。合格という明確な目標はあっても、それがいつ終わるか分からないというのは、先が見えないもので、毎日問題を解いたり、理論を覚えたりすることが本当に意味があるのか自問自答しながら、迷走しているような感覚に陥ることも多々あります。
丸1日勉強出来るとしても、出来ることは限られていて、全然進まないことに愕然とすることもありますが、ぼんやりと見える目標をぼんやりと意識しながら、日々の積み重ねを大事にして続けていくことでしか、目標に到達することは出来いのかなと思います。
税理士試験については色々と試行錯誤していました。
そのあたりは別記事でも書いています。
税理士試験の転機
おわりに
その時々はしんどくて、先が見えなくても、気持ちを乱され過ぎず、しんどくても少しづつ前に進めていけば必ず終わりはやってくるものだと思っています。私自身今もこの新型コロナウィルス感染症の影響で、気持ちがしんどくなることもありますが、少しでも毎日進めていくことを意識してもがいています。
自分の力で出来ることは知れていますが、前を向き続けながら、いつか以前のような生活に戻ることを見越して、色々な種まきをしていきたいなと思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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