雇用保険被保険者資格喪失届をGビズIDで電子申請する~離職証明書は暫定措置~

以前の記事でGビズIDを使用した雇用保険の手続きについて、取り上げました。

雇用保険被保険者資格取得届をGビズIDで電子申請する

今回は、雇用保険の資格喪失届の電子申請について取り上げてみました。手続きについては、資格取得と重複する部分が多いですので、手続きにおいて異なる部分をピックアップしながら、出来るだけ簡略にイメージを掴みやすいようにまとめてみました。

なお、雇用保険の事業所設置届を提出している事業所であることを前提としており、全ての事業所に当てはまるわけではありませんので、ご留意ください。

これらの情報は、2020年10月14日現在の状況となりますので、最新情報は、リンク先の情報等を合わせてご確認下さい。

雇用保険被保険者資格喪失届の概要

雇用保険に加入していた従業員が退職したときには、事業主は雇用保険の手続きを行う必要があります。

厚生労働省ホームページ
事業主の行う雇用保険の手続き

資格取得時と違うのは、退職者の方から離職票の交付希望があれば、資格喪失届と一緒に離職証明書の作成・提出がある点などです。

紙で提出する場合の手順

手続きとしては、届出書に必要事項を記載して事業主の押印又は署名、添付書類を付けて、管轄のハローワークへ出向いて提出又は郵送することになります。

離職証明書には、退職理由の確認など退職者の方の署名等をいただく箇所もあるので、退職の手続きと並行して準備しておく必要があります。

厚生労働省ホームページ
手続き一覧表

 

雇用保険被保険者資格喪失届の書き方等については、手引き等が公開されています。

厚生労働省ホームページ
雇用保険事務手続きの手引き
第5章 被保険者についての諸手続き [PDF2,107KB]

離職証明書についても記載されていますが、色んなケースが想定されるため、例示が多く挙がっています。ここでは、概要の部分だけ取り上げています。

「届出書作成プログラム」による作成・申請

基本的な流れは資格取得時と同じなので、下記の記事をご参照ください。

雇用保険被保険者資格取得届をGビズIDで電子申請する

ここでは、資格喪失時の手続きで、資格取得時と違う点を取り上げていきます。

届出書作成時には「雇保喪失」タブを選択します。

「離職票交付希望」欄については、「有」の場合でも「2 無」を選択します。これは、離職証明書のGビズIDによる電子申請については、令和2年4月から令和3年3月までの暫定的な処置であり、令和3年4月からは新システムで対応されるようです。

日本年金機構ホームページ
届書作成プログラムー各種様式のダウンロード
(雇用保険)離職証明書Excelファイルを添付した喪失届の申請について(お知らせ)(PDF 321KB)

離職証明書については、提供されているExcelデータに入力して、添付書類として電子申請することになります。

 

紙で離職証明書を作成するときに、退職理由の確認など退職者の方の署名等をいただいていた部分については、「離職証明書の記載内容に関する確認書」という別の書面を作成し、PDFファイルで添付書類として電子申請が可能となります。

厚生労働省ホームページ
【電子申請(申請・届出等の手続案内)】
雇用保険関係手続きについて > 様式集[DOC 形式:68KB]

 


データ入力・書類の作成等が終われば、電子申請の手続きに移ります。
電子申請する際には、添付書類が必要となります。

送信完了後、通知が来たら申請状況の確認を行い、完了していれば、ダウンロードファイルを保存します。

zipファイルを解凍すると、
紙で申請していたときに、ハローワークから送られてきていた書面での資料がPDFファイルで保存されています。
紙での申請と同様に離職票など被保険者用のものは本人に渡し、事業主用を保管しておきます。

おわりに

また令和3年4月から手順は変わりますが、一旦現状の手続きの方法についてまとめてみました。今後システムの変更があれば、新しい手続き方法がアップされると思いますので、確認が必要です。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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