マルチディスプレイ用でI・O DATA 「クルっとな」対応の縦型モニターを使用してみる
税理士として独立開業した時から、事務所で作業する時のマルチディスプレイ用のモニターとして使用していた液晶テレビが映らなくなりました。長年テレビとして使っていて、本当は1年前に廃棄の予定でしたが、最後まで活用出来て良かったです。その辺りは以前の記事でも紹介しています。
事務所の環境 備忘録その1(2020年2月4日時点)
名残惜しいですが、寿命なようなので、修理することは考えずに、新しいモニターを購入することにしました。
その際、以前から興味のあった縦型のモニターについて、自分なりに考えたことがありましたので、まとめてみました。
これらの情報は、2020年11月10日現在の状況となりますので、最新情報は、リンク先の情報等を合わせてご確認下さい。
マルチディスプレイに求めるもの
事務所で作業する際にはノートパソコンを使っています。
マイクロソフト Surface Laptop 2 [サーフェス ラップトップ 2 ノートパソコン]Office Home and Business 2019 / Windows 10 Home / 13.5 インチ Core i5/ 256GB/8GB ブラック LQN-00055事務所以外でもある程度は作業が出来るようにということで、ノートパソコンを使用していますが、会計処理や税務処理など事務作業は事務所でするようにしています。
これらの作業は色んな資料を確認したり、見ながら処理することが多いのですが、基本的に資料はデータ化しているため、ノートパソコンのモニタ一で、表示させる画面を切り替えたり、ウィンドウを小さくして分割して複数の資料を表示することは出来ますが、不便ではあります。
どちらかというと、処理する画面と資料を表示させる画面を分けて使えるように「拡張」画面としてマルチディスプレイを使うことが多いです。マルチディスプレイの使用用途としては、ノートパソコンの画面と同じ画面を表示させる「複製」など、相手がいる場合に画面を共有する用途もありますが、目的や使う場所が微妙に異なってくるため、そこは別のモニターを用意して、使い分けるようにしています。
マルチディスプレイを別のモニターとして使用する「拡張」の用途で使う場合には、自分が処理を行う際に、どういったものをどのように表示させていくのが効率的かを考えていくだけでよくなります。入力画面など作業する画面をノートパソコンで表示させるとした場合、マルチディスプレイにはその作業をするための資料データなどを表示させることが想定されます。
会計ソフトなどで仕訳を表示させながら、その元となった請求書などの資料をマルチディスプレイのモニターで表示させて、確認しながら作業を進めるイメージです。
縦型モニターは便利だけど
会計処理するために、月次資料として、請求書などの資料を確認していくと、A4縦の資料が圧倒的に多いです。また、処理した結果の税務申告書の書式なども、基本的にはA4縦となっていることが多いです。最近は税務関係の処理でも、電子化が進んでいますが、基本的には紙での処理を前提とした作りになっていて、控え作成のためのプレビュー画面などはA4縦で表示されます。
ちょっとしたことを調べるときに使うWebページなども、基本的には縦にスクロールしていくので、縦長のページと言えます。
そのため、事務作業でマルチディスプレイを使用する際には、縦型モニターを検討する場合も多いかなと思います。私もその流れに沿って、縦型モニターを検討することにしました。
しかしながら、世の中には大型テレビのイメージの影響が強いのか、縦型モニターの種類は多くないです。確かに見た目にも、先入観なのかもしれませんが、縦型モニターは違和感があるような気がします。慣れかもしれませんが。
また、作業時には縦型モニターの方が効率よく進められそうですが、平常時は単に拡張用のマルチディスプレイとして、横型としてノートパソコンと並べて使いたいので、悩ましいところです。
I・O DATA 「ジャイロセンサー搭載モニター」と「クルっとな」
そこで考えたのが、状況に応じてモニターを回転させて使えるようなものがないかなということ。スマホやタブレットのように画面を横にすると自動的に画面が横長になるようなイメージです。
ネットで検索してみると、画面が回転する機能(ピボット機能)があるモニターは限られていて、更にモニター画面を回転させると自動的に画面も回転するものとなるとほとんど見当たりませんでした。
一見すると、画面の回転に対応しているように思えるモニターでも、よく見ると手動で毎回Windowsの設定を変える必要があるものが多いです。モニター画面を回転すると自動的に画面表示も対応するものとなると、私の探し方の問題かもしれませんが、見つけれたのはI・O DATAの「ジャイロセンサー付きのモニター」と「クルっとな」というソフトウェアの組み合わせによるものでした。
I・O DATAホームページ
LCD-MF224ED-Fシリーズ
大手の家電量販店でモニターを購入しましたが、最初店員さんに縦型に対応していて、回転させると自動的に画面表示も回転するモニターを探しています、とお伝えすると、そんなものは聞いたことがないですよ、と一蹴されてしまいました。その後、念のために別の「ディスプレイ担当」と書かれたタスキをされている方にお聞きして、無事に対応している機種を購入することが出来ました。
それぐらい浸透していなさそうなものなので、もしかして使い勝手が悪いのかなと思いましたが、今のところは特に不自由なく使えています。もちろん、モニターを横から縦にするのは手動なので、完全自動化されているわけではないですが、概ね満足しています。
おわりに
あらかじめネットで下調べしていたので、無事にモニター購入出来ましたが、何も知らずにお店に行っていたら、ないものとして諦めていたかもしれません。今考えると、ゾッとすることですが、自分自身の仕事においても、自分の無知が人に迷惑を掛けるかもしれないことを常に念頭に置いて、日々取り組まなければと肝に銘じた出来事でもありました。
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この記事を書いている人
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代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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