継続し易くするために、我慢しない増やさない
一つのことを長く継続させるためには、無駄をそぎ落とし、苦行のような生活を送り続けなければならない。
極端ではありますが、こうしたイメージは持たれがちなのかなと思うことがあります。
私自身は、習慣を継続させることのプロとかそういうことではありませんが、税理士として独立開業してから、一念発起して、習慣などを継続していくことに重点を置くようにはなりました。
全てが思い通りになっているわけではありませんが、少しづつ形になっているなと思うものも出て来ました。
その過程では、数々の失敗を繰り返して、落ち込んだりしながら、これなら続くかなというものを少しづつ見付けてきたというところがあります。
自分に合った方向性を掴む
このブログでも何度か書いていることですが、自分自身が好むこと、得意と思えること、飽きずに出来そうなこと、というのを見付けておくというのは、色んな場面で役に立つものです。
コツコツと積み上げていくのか、ある程度追い詰められてから一気にやり切るのか。朝型なのか、夜型なのか。我慢強いのか、飽きやすいのか、などなど。
これまでの自分の言動を振り返ってみて、客観的に捉えておくことが必要となります。
ただ、そんなに大袈裟に考える必要はなくて、自分がどうだったかなとぼんやり考える時間を確保するぐらいからで充分でしょう。
あまりに真剣に考え過ぎると、変に思い込みみたいなものが出て来てしまい、自分の枠を決めつけてしまうので、力を入れ過ぎないということも意識しておくべきでしょう。
私の場合であれば、今のところ、コツコツと積み上げていくのが合っているかなと感じています。
高校の時、陸上部の短距離グループに所属していたのですが、種目は自分で選ぶことが出来ました。
短距離の種目は色々とあって、100m・200m・400mや走り幅跳び・砲丸投げなど、他にも多様な種目から選ぶことになります。
小学生ぐらいまでは、足が速くて、徒競走で一番を取ったり、リレーの選手に選ばれたりなど、それなりに短距離走は得意な方ではありましたが、競技としての短距離走となると別の話となってきて、瞬発力など必要とされる能力が限定されていて、そこが秀でていなければ勝負するのは難しいと感じていました。
なので、100m・200mは選ばずに、最終的には400mを選びました。短距離ではありますが、持久力など練習でカバーできる部分があるというのが大きかったのかもしれません。
特に最後の100mは根性で乗り切るみたいなところが、それまでの積み重ねで差が出やすいのかなと思っていました。
記録としては、全国大会など大きな大会に出れるところまでは行けませんでしたが、大会ごとに記録を伸ばすことが出来ました。
最後の大会で自己ベストを出して終われたというのは、自分にとっては練習の成果を実感出来たということで、意味のあるものとなりました。
余談ですが、リレーと言えば、4×100mリレーが有名ですが、もう一つマイルリレーというのがあって、高校の大会では最後の種目として、結構盛り上がっていました。1マイル(約1.6km)なので、4×400mです。
バトンのタイミングなどもありますが、なぜかそのリレーの時の方が400mの記録は格段に良くて一番好きな種目ではありました。
我慢しない
エピソード等の内容や時期などは別にして、自分に合った方向性が見えてくれば、何かを習慣付けて、継続しようとするときに役に立ちます。
新しくこれを毎日やろう!と決めた時に、最初は勢いがあって、前のめりに取り組めているのに、段々と間が空いてきて、いつのまにかフェードアウトしている。
よくあることかもしれません。そういうことが続いた時には、何が原因かを考えてみます。
例えば、毎朝5時に起きる!とした場合。
最初の何日間は5時ぐらいに起きれていても、その内目覚ましが鳴っても、なかなか起き上がれず、布団の中でグダグダしてしまう。
でも、目は覚めているのだからと、安心していると、その内2度寝・3度寝するようになってしまい、気付けば以前と同じように7時に起きている。
こうした場合、起きる時間だけでなく、睡眠時間をどうするかというのも併せて考えておく方が有用です。
今まで夜12時に寝て、朝7時に起きていた。これが、朝5時に起きようと思い立ったものの、寝る時間を変えなければ、夜12時に寝て、朝5時に起きることになる。
睡眠時間だけで見れば、7時間→5時間に減ってしまいます。睡眠の質などは別として、単純にや睡眠時間が短くなれば、眠たくなり、それでも我慢して朝5時に起きることを続けることになります。
こうなると、習慣を続けるために、我慢を続けなければなりません。私の場合は、こうなるとなかなか続きません。何かしら対策が必要となります。もちろん、何もしなくても続けられる人であれば問題ありませんが。
まずは、睡眠時間を確保することから始めてみます。夜寝る時間を早めてみる。夜10時に寝て、朝5時に起きれば、睡眠時間は7時間で以前と変わりません。
いやいや、夜10時に寝るって、簡単に変えられないでしょ?もしもその時間を息抜きや自分の好きなことに使っていたのなら、それを我慢することになるのでは?というご意見もあるかもしれません。
そんな時には、朝5時に起きる目的について、改めて考えることも一つの方法です。生活リズムを朝型に変えていくことを目指しているのであれば、時間の使い方を変えることで、夜10時から12時とは別の時間帯で、自分の時間を確保出来るかもしれません。
そうして、朝5時に起きるということが、何かを我慢するだけでなくなれば、習慣として継続でき易くなります。
増やさない
スケジュール管理やタスク管理など、ある程度意識して行っている場合には、新しいことを行う隙間がないということもあります。
継続していくために、やり方は色々とありますが、毎日同じ時間帯に行うルーティンとする、という方法があります。
時間が来れば、必ずやると決めていれば、優先度があがって、それをしないと何か気持ち悪いぐらいになれば、しめたものです。
しかしながら、そうした習慣がある程度詰まってくると、これ以上は入らないという状況になってきます。
自分のさじ加減ではありますが、こうしたルーティンの時間というのは、あまり広げ過ぎると、柔軟性がなくなって、動きにくくなることがあります。
なので、自分で決めたルーティンの時間帯というのは、安易に増やさない方が得策です。
そうしたら、新しいことがやりたくなったらどうするか。そんな時には、まずは入れ替えることが出来るものがないか確認することから始めてみます。
この辺りの考え方については、別の記事でも取り上げています。
習慣をたまに見直すことで喝を入れる
習慣に使う時間を増やすのは最後の手段ではありますが、毎日やることが増えすぎると、それを重荷と感じてしまい、続かなくなるかもしれません。
そうなると、本末転倒なので、ある程度の時期が来たら、習慣化することを増やさないというのは意識しておきたいところです。
おわりに
継続するためのコツというのは、共通したところがあるようで、誰でも当てはまる決め手がないというのがもどかしいところです。しかしながら、自分なりのコツが掴めると、自分のことについては継続することが楽しくなったりするので、そこから始めてみてもいいかもしれません。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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