住宅ローン控除1年目の確定申告を「確定申告作成コーナー」で作成する
住宅ローンにより住宅の新築・購入をした際には、「住宅ローン控除」を受けれる可能性があります。
「住宅ローン控除」の考え方などについては、別の記事でも取り上げていますので、そちらもご参照下さい。
確定申告で住宅ローン控除が所得税から引ききれない場合に確認しておくこと
今回は、住宅ローン控除の確定申告について、国税庁で用意されている確定申告作成コーナーを利用したシンプルな事例を想定してまとめてみました。
なお、これらの情報は、2022年1月14日現在の状況となりますので、最新情報は、リンク先の情報等も合わせてご確認されますようご留意ください。
住宅ローン控除についての参考資料
住宅ローン控除の内容については、国税庁のホームページをはじめ、書籍等でも紹介されています。
情報が溢れすぎて、どの資料を参考にするか迷うところもありますが、国税庁が確定申告時に開設する「確定申告特集」のページを参考にするのもひとつの方法です。
令和3年分であれば、このようなページです。
国税庁ホームページ
令和3年分確定申告特集
「確定申告情報」には、「住宅ローン控除を受ける方へ」など詳細な情報が掲載されています。
国税庁ホームページ
令和3年分確定申告特集
確定申告情報
国税庁ホームページ
令和3年分確定申告特集
確定申告情報
住宅ローン控除を受ける方へ
必要な資料やチェックリストなどがまとめられた資料もあります。
国税庁ホームページ
令和3年分確定申告特集
確定申告情報
確定申告の手引きなど
住宅借入金等特別控除を受けられる方へ(新築・購入用)【PDF/14,925KB】
住宅ローン控除に必要な資料など
前項で紹介した住宅ローン控除についての資料に、必要資料のリストなどが掲載されています。
国税庁ホームページ
令和3年分確定申告特集
確定申告情報
確定申告の手引きなど
住宅借入金等特別控除を受けられる方へ(新築・購入用)【PDF/14,925KB】
例えば、一般住宅の新築の場合を考えてみます。
確定申告書と一緒に提出する計算明細書の記載方法なども具体的に例示されています。
これらの内容をきちんと理解して、計算明細書を手書きで作成出来ればいいですが、初めてであったり、慣れない用語が満載なので、ミスなく仕上げるのは難しいところでしょう。
そんな時には、国税庁ホームページの無料で利用出来る「確定申告作成コーナー」でシステムを使って作成する方が効率的です。
「確定申告作成コーナー」を利用する
確定申告特集の特設ページから「確定申告作成コーナー」にアクセスすることが出来ます。
国税庁ホームページ
令和3年分確定申告特集
ここから「確定申告作成コーナー」にアクセスして、確定申告書を作成することが出来ます。
参考として、1つの会社から給料をもらっていて、前項で紹介した一般住宅の新築の場合の画面の推移を抜粋してみます。
国税庁ホームページ
国税庁 確定申告書等作成コーナー
マイナンバーカードがあれば、そのままe-Taxで送信することも可能ですが、「印刷して提出」を選択すれば、ここで入力だけして、印刷したものを管轄の税務署に提出するだけでも効率的です。
状況に合わせて、質問に回答していきます。
会社から発行された源泉徴収票を元に入力していきます。
「税額控除・その他の項目の入力」のところで、住宅借入金等特別控除を選択して、内容を入力していきます。
入力に必要な資料の案内が表示されます。
令和3年分確定申告より、不動産番号を記載すれば、登記事項証明書の添付は省略出来るようになりました。
入力項目によっては、ガイド画面が表示されたりします。
順番に入力していけば、計算明細書含めて出来上がっていくので、大きな間違いや抜けを防ぐことが出来ます。
おわりに
税務署や確定申告相談会場に資料を持っていって、その場でやり方を教えてもらいながら作成するのもいいですが、自宅などで落ち着いて手続きすることも出来ますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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