年賀状のやり取りについて思うこと2023

以前のブログ記事で、年賀状のやり取りについて取り上げたことがありました。

 年賀状のやり取りについて思うこと

2020年1月3日の記事であり、独立して最初のお正月ということで、環境の変化に合わせて年賀状について考えていたことを書き綴りました。

あれから3年しか経っていませんが、また少し変化もありました。

今回はその辺りのことも含めて、改めて年賀状のやり取りについて思うことを考えてみました。

続けること、終わること

世代もあるかもしれませんが、昔から年賀状のやり取りがある環境で育ってきました。

年賀状自体が良いとか悪いとか、そういった感覚はなく、新年の挨拶として当たり前に送るもの。

確かに、大人になって枚数が増えてきたりすると、準備などが大変だと思うことはありますが、めんどくさいから今年はしないという発想はなく。

形式であっても、その形式が大事なのではというのが根本にあるのでしょう。

ここ最近は、年賀状自体の意味を問うようなお話を見聞きする機会が増えてきたように感じています。

会社や部署など職場の人には年賀状を出さない、場合によっては会社として禁止にしているところもあるようです。

はっきりした理由というのはあるのかないのか分かりませんが、年末近くまで職場で会う機会があり、年明けもすぐ顔を合わせる人に年賀状を送るというのは、意味がないということなのかもしれません。

ハガキを購入するなど、費用もかかるので、人によっては負担に感じることもあるのでしょう。

そうした流れもあり、年賀状を今年から送りません、というお知らせをいただくことがあります。

今までは、昔から年賀状のやり取りをしていて、そのやり取りが終わるときというのは、相手の方の亡くなったということがほとんどでした。

全然お会いしていなかった方でも、その毎年の年賀状のやり取りが終わるというのは、何だか寂しい気持ちになります。

それでも、最後まで年賀状のやり取りが続けられたことは良かったのかなと。

お世話になった方に自分の近況の一端でも報告出来ていたというのは、嬉しく思っていただけたのではと信じたいところです。

そうした事情以外のところで、年賀状のやり取りが終わるというのは、何だか寂しいものです。

人には色んな事情や考え方があるので、その良し悪しを言うつもりはありません。

ただ、年1回の年賀状のやり取りだけだった方であれば、その後の縁は断ち切られてしまうので、やっぱり寂しいものです。

出来れば、定型文ではなく、その方の想いを不器用でも表現してもらえると気持ちもすっきりすることになるのかなと思います。

新しいやり取りの方法

年賀状のやり取り自体は大事にしたい方ではありますが、その方法自体にはあまりこだわりはありません。

知っている方法が、ハガキで年賀状を作成して送るというものだったので、そのやり方を踏襲しているというところでしょうか。

そのため、他の方法があれば、試してみたいとずっと思っていました。

たまたま見掛けたLINEを使った方法でいいなと思ったものがありましたので、今年2023年は一部試してみることにしました。

 郵便年賀ホームページ

 スマートねんが

 

 

LINEで送れるというのが始めやすいと思ったきっかけでした。

システムを利用するとなると、ユーザー登録をして設定をして、相手の方にも同じように説明して・・・という工程が最低限必要となります。

それが元々LINEでやり取りしていれば、その繋がりをそのまま利用できるというのが魅力的でした。

相手の方によっては、ハガキでなくスマホで手軽に送るなんて失礼だ!と思われるかもしれません。

その辺りは慎重に選択した上で、説明書きを加えて送信することにしました。

年賀状という形にはこだわる

今回初めてこの「スマートねんが」を利用してみたのですが、今すぐ使った方が良いというほどおススメかと言われると難しいところではあります。

LINEで送れるのは便利ですが、機能としてはまだまだ発展途上なところがあるのかなと。

例えば、自動送信の機能はないので、相手に届くタイミングは手動で送信した時になります。

年賀状のハガキであれば、期日までにポストに投函しておけば、元旦の午前中には自動的に届けていただける。

そのタイミングは配達員の方によるので、自分でコントロールする必要はありません。

それが、「スマートねんが」だと自分でタイミングを選ぶ必要があります。

午前0時過ぎの年越しのタイミングで送るのか、元旦の朝に起きてから送るのか、元旦の昼間に送るのか。

決まりはないので、これが正解というのもはないでしょう。

私の場合は、年越しのタイミングはネット回線が混み合って遅延が起こったりするかもしれないので避けました。

元旦の昼間もLINEの返事を送らないといけないと思わせてしまうかもしれないので避けました。

結果的には、元旦の早朝のリアルタイムに見ない人が多いタイミングで送信することにしました。

何人かの方からは元旦にも関わらず、メッセージを頂戴することになりましたが、概ね狙い通りの運用になったのではないかなと思っています。

また今年お会いするタイミングで率直な意見など聞ければ嬉しいところです。

まだまだシステムとしてはバージョンアップされていくのでしょうが、一番気にっている機能というのは、年賀状の形で送れるというものです。

もしかしたら、紙をそのままデータ化しているデザインというのは意味あるのか?というご意見もあるかもしれません。

でも、私としては何かを省きたいとかそういう気持ちから興味を持ったわけではないので、ある意味アナログな機能が気に入っています。

他にもっとスマートな伝え方が出て来たとしても、今のところは年賀状をスマートに伝えるところに重きを置きたいなと思っています。

おわりに

今年の年末年始は、いくつかの変化が重なって、いつもの年とは少し違った過ごし方になりました。

また来年も何かしらの変化を楽しみつつ、粛々と過ごしていきたいなと思います。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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