インプット不足でのアウトプットの弊害

インプットとアウトプットのバランスというのは重要です。

特に、インプットが不足している状態で、アウトプットしようとしても上手くいかないことが多いかなと。

先日も、そのことを実感することがありました。

眼を鍛える?

以前から、その日の体調や睡眠時間が短かったりすると、目が疲れてかすむということはありました。

それでも、しばらくすると、勝手に改善されていて、何とかなっている。

特に何か特別なことをするわけでもなく、長引く時には、少し休んだり、遠くを見たりしていたら治っているぐらいの感覚でした。

それが最近は、その頻度が多くなってきて、朝方には少し仕事に支障が出ることも。

年齢を重ねていることもあるので、老眼が入ってきているともいえますが、何だか少し違和感がありました。

このままではダメだと、対策を練ることに。

病院に行けばいいのですが、とりあえずは自分で出来ることからやってみようと思ったのでした。

まず思い付いたのは、視力回復トレーニングのような手法で、眼を鍛えるということ。

専門家ではないので、詳細は分かりませんが、視力に関わる筋力みたいなものも、年齢と共に衰えてくるので、鍛えることでその機能を改善出来るようです。

ものは試しにと、スマホのアプリで、視力回復に関するものを検索して、早速スタートしました。

基本的には毎日5分ほどのメニューでそれを継続していきます。

そんなにすぐに効果が表れるはずもないので、気長に取り組んでいました。

ちょっとしたことをコツコツと続けることは、そんなに苦ではないので、数か月ぐらい続けていました。

しかしながら、全然効果らしきものを実感できず。

以前と変わった感じがしないので、むしろ悪くなっているのかもしれません。

そこで、ネットでもう少し調べてみることに。

そうすると、眼の機能に関わる栄養素であったり、必要な成分というものがあるようです。

何でもかんでもネットの情報を鵜呑みにするのはどうかと思いますが、考え方としてはしっくりきました。

眼に必要な成分を目薬で補いながら、必要な栄養素を摂取する。

そういえば、普段から目薬を差すという習慣がありません。

眼に良いだろうと思ってしていたのは、ブルーベリーを意識して摂取することぐらい。

情報の真偽は別として、とりあえず必要と思われる成分を目薬で、栄養素をサプリで摂取してみることにしました。

まだ始めたところですが、以前よりはすこしマシになってきているように感じています。

原因と対策が完全に一致しているのかは分かりませんが、眼を鍛えるというアウトプットばかりしていても、眼に必要な成分や栄養素の摂取というインプットが不足していれば、効果は出にくいものなんだなというのは一理あるかなと。

ブログ

インプットが不足すると、アウトプットに弊害が出るというので、まず思い付いたのはブログ。

事務所ホームページで平日毎日更新しているこのブログですが、何とか続けられています。

続ける中で一番のネックはブログネタの収集。

別に面白おかしく書く必要はありませんが、何かしらテーマを決める必要があります。

ブログを読んでいただいた方から、たまに聞かれるのが、ブログネタはどうやって考えているのですか?ということ。

何年も続けていると、少し感覚がマヒしてきていますが、平日毎日でブログを書き続けるというのは、普通に日常を過ごしている方からすれば、異常なのかもしれません。

特に、私自身は文章を書くことに重きを置いた仕事というわけではないので、より一層そのように感じてしまうのでしょう。

確かに、毎日税理士業などの仕事に追われていれば、ブログネタを考える暇はないかもしれません。

実際その通りで、私自身も意識していなければ、ブログネタを急に思い付くということは稀です。

まずは、日常の中に潜んでいるブログネタになりそうなものを探すというアンテナは常に張っています。

そして、ちょっとしたことでも思い付いたら、すぐにメモする。

そのために、いつも持ち歩いているスマホのアプリにメモするようにしています。

しかしながら、日常にアンテナを張るだけでは限界があるので、興味があることや新しいことを積極的に実践するようにしています。

テレビで見掛けた話題の場所に行ってみる、SNSで見掛けたお店に行ってみる、便利そうな新しいサービスを試してみる。

こうした色々な経験をすることで、自分にとってのインプットを増やしていくような感覚です。

人に会うというだけでも新しい経験になることがあります。

初めて会う人でなくても、久しぶりに会うというだけでも、以前との比較で色々と考えることが出て来たり。

ブログの場合は、インプットが不足すると、アウトプットである記事が書けなくなる恐れがあるので、インプットを多めにするように心掛けています。

ランニング

みっちりトレーニングを積んで、記録を目指すということはしていませんが、趣味の延長のような形でランニングを続けています。

特に明確な目標みたいなものを掲げているわけではありませんが、フルマラソンを走り切るというのは、継続したいと思っています。

元々、ランニングを継続的にしようと思ったのは、大阪マラソンに出場したときに、ゴールは出来たけれども走り切れなかった悔しさがあったからでした。

そうして、独自でトレーニングメニューを考えて、実践した上で、挑んだ2回目の大阪マラソンで結果はまたまた惨敗。

後半は気力・体力が切れてしまい、走り出すことが出来ず、歩いてのゴールでした。

これは自分だけでは無理なのだろうと思い、レッスンを受けることにしました。

期待していたのは、自分に足りなかった練習メニューは何かを知って、それを実践することでフルマラソンを走り切れるようになること。

しかしながら、教えてもらったのは、無理せず走ることを続けるということ。

最初は拍子抜けして、選択を間違ったかなとちょっと後悔していました。

ここでは、レベルアップすることは出来ないかもしれない。

それから、自分が思い上がっていたことを痛感することになります。

フルマラソンを走り切るためには、いかにラクして走り続けられるかを知ること。

そして、無理をしないということ。

もちろん、記録を狙っていく場合であれば、これだけではダメでしょう。

ただ、フルマラソンを走り切るということを念頭に置いている自分にはピッタリ合っていました。

毎回ハードな練習をするわけではないけれど、普段自分ではやらない体の動かし方を徹底して実践していきます。

全ては、フルマラソンでも走り切れるぐらいの身体づくりをするため。

そして、一番大事なことは、水分補給・エネルギー補給。

ただ、練習するだけでは力はつきません。

学生時代の運動部などを経験していれば、よく言われていたことでしょう。

それを大人になって改めて実感することとなりました。

フルマラソンを走り切れなかったのは、トレーニングが足りなかったということもあるでしょうが、エネルギー補給が足りなかったというのも大きな要因でした。

トレーニングというアウトプットだけでなく、エネルギー補給というインプットが不足すれば、フルマラソンを走り切れないというのは実感するところです。

こうしてインプット不足を解消することで、何とかフルマラソンを走り切るということが出来ました。

まだまだこれからで、継続することが大事ではありますが、大きな一歩となったかなと。

おわりに

インプットとアウトプットの関係というのは、よく考えてみると。色んな場面で出て来るものです。

何か上手くいかないことがあれば、こうした視点でみてみるのも一つの方法かもしれません。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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