結果的に燃え尽き症候群にならずにいれただけだけれど
目標に向かって、頑張ってきて、ようやく達成できた時には、嬉しいもの。
それと同時に、達成感に浸り過ぎて、他のことなど何だかやる気が出ない。
いわゆる燃え尽き症候群と呼ばれるものです。
それぐらい頑張れたことがあること自体がすごいことですが、その後に悪影響が出るならば、避けたいところです。
自分自身を振り返ってみると、燃え尽き症候群になったなという鮮明な記憶はありません。
もしかしたら、自覚がないだけで、周りの人から見れば、そうなのかもと思われたことはあったかもしれませんが。
それでも、燃え尽き症候群かもと感じることはほとんどなかったかなと。
燃え尽きるぐらい頑張った経験がなかったのかと言われれば、それなりには経験しているもの。
結果的に燃え尽き症候群にならずにいれただけかもしれませんが、いくつか思い当たることを書き連ねてみます。
続いていく日常
自分の人生を振り返って、と言うと大袈裟ですが、一番大変だったなと思うのは、税理士試験。
大人になってからの勉強というのは、色んな意味で大変だなというのを実感しました。
勉強をメインに据えることは出来ず、〇〇をしながらの勉強というのが基本。
もちろん、覚悟を決めて専念するという選択肢もありますが、自分には出来ず。
並行して勉強するということを選びました。
そうすると、勉強時間を確保するだけでも大変。
何とか隙間の時間を活用したり、思い切った割り切りをしたり。
そうして頑張ってきた結果が不合格となることもあります。
1年に1回の試験なので、1年間勉強してきたことが報われないこともある。
ただ、実力が伴わなかっただけのですが、何だか虚しくなることもありました。
それでも、自分で決めたことでもあり、身近な人からの応援や叱咤激励を受けて、諦めずに勉強を続けました。
最初のきっかけから数えると、10年近くの年月を掛けて、何とか合格までたどり着きました。
合格した!というのを知った時には、嬉しさはもちろんありましたが、どちらかというとホッとしたというのが正直なところです。
やっとこの勉強するという生活が終わるんだな。
自分にとっては、燃え尽き症候群になってもおかしくないぐらいの目標達成でした。
ただ、翌日からも普通に仕事があって、家族との生活が続いていく。
以前とは、気持ちの面でどこか違う部分はあるかもしれませんが、目の前の日常はいつも通りに続いていくもの。
それがなくなるわけではありません。
それを早めに自覚出来たことで、次の日からスルッと日常に戻れたのかなと。
次の目標を決めている
時間を掛けて目標を達成するという意味では、年単位で取り組んでいるマラソンがあります。
目標タイムを掲げて、切磋琢磨されているランナーの方とは違って、目指しているのは「週一ランナー」。
タイム云々よりも、まずは最後まで走り切る完走を目指すところから。
高い目標ではなないのかもしれませんが、初めてのフルマラソンで半分以上を歩いてゴールしたことを考えれば、簡単な目標ということではないかなと。
最初のフルマラソンでの惨敗からしばらく間は空いて、再度挑戦したのは10年近く経ってから。
その時も、ある程度の取り組みをしてから望みましたが、結果はほとんど変わらず。
半分程歩いてのゴールとなりました。
そこから一念発起して、集団で受けるマラソンのレッスンに月2回参加するようになりました。
それから程なくしてコロナ禍となり、練習は積んでも、フルマラソンの大会に参加する機会がない時期が続きました。
ようやくコロナ禍という状況が終息に向かい、以前のような大会が開催されるようになるのに、4年の月日が経っていました。
満を持して、参加したフルマラソンの大会で、ようやく最後まで走り切ってゴールすることが出来ました。
ゴールした時には嬉しさと達成感に浸りながら、やり切ったという思いがありました。
これだけの時間を掛けて達成した目標なので、これまた燃え尽き症候群になってもおかしくない状況。
ただ、フルマラソンで最後まで走り切ることが最終目標というわけではなく。
あくまで目指すのは「週一ランナー」。
負荷をかけ過ぎずに、楽しくマラソンを続けるのが最終目標です。
ゴールすれば、また一つ結果を残せたけれど、続けるという新たな目標に向かって進むのみ。
終わりがない目標だからこそ、燃え尽き症候群になる暇もないということなのかもしれません。
これで終わりではないと言い聞かせている
もう動けなくなるぐらいまで、全力を出し切るというのも貴重な経験です。
そこまでやり切れるというのは、その後の人生にもプラスに働くこともあるでしょう。
しかしながら、途中で息切れして動けなくなることの怖さは、フルマラソンへ参加して惨敗したからこそ、よく分かっています。
一つの目標が達成されることで、全てが終わるわけではない。
当たり前のことかもしれませんが、夢中になり過ぎると、周りや先々のことが見えなくなるもの。
これまでの自分を振り返ってみると、その傾向があるかなと。
だからこそ、燃え尽き症候群になることを極度に恐れているのかもしれません。
その予防策として、これで終わりではないと自分に言い聞かせている。
そんな思いがあるので、結果的に燃え尽き症候群にならずにいられただけなのだと思っています。
おわりに
今日もまた自分だけのことではないですが、長かった取り組みがひと段落しました。
また燃え尽き症候群にならないように、日常を続けながら、次の目標を決めて。これで終わりではないと言い聞かせているところです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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